30プリウス(3代目プリウス)の人気の秘密!特徴や価格、前期と後期の違い、チューニングなど徹底解説

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60プリウスが発売されました。

それをよそに、未だに人気が高い30プリウス。その人気の秘密はどこにあるんでしょうか?

ライター

僕も30プリウスを愛車として所有して乗っていますが、30プリウスの魅力は、乗った人じゃないとわからないものがあるのです。

今回は、そんな30プリウスの魅力を語ってみたいと思います。これから、30プリウスの中古車を探そうとしている方は特に、見て損をしない情報がたくさんあるので、最後まで見ていってね。

目次

30プリウス(3代目プリウス)の特徴について

ライター

未だに中古車市場で人気の30プリウス(3代目プリウス)ですが、グレードごとの違いや、前期モデルと後期モデルの違いなど、その他特徴についてお話しました。

 

30プリウス(3代目プリウス)は日本カーオブザイヤーにも選ばれた超人気のハイブリッドカーだ!

ZVW30型プリウスは、トヨタが2009年から2016年まで製造・販売していた5ドアハッチバックセダンです。

セダンとは言っても、ハッチバックなので正味はセダンではありませんが、大まかな分類は「セダンタイプ」と呼ばれています。

トヨタのハイブリッドカーの先駆けとなった初代の10プリウスから数えて、3代目となる30プリウス。現行型が60プリウスとなった今でも、中古車市場などで人気を誇っています。

流線型のスタイリッシュなボディ形状、燃費の良さ、荷物がたくさん積めるという使い勝手の良さも手伝って絶大な人気を得ました。2009~2010年には日本カーオブザイヤーにも選ばれたのです。

 

30プリウス(3代目プリウス)のグレードによるスペックの違い

30プリウスには、大まかに言ってL、S、Sツーリングセレクション、G、Gツーリングセレクション、Gツーリングセレクションレザーパッケージの6つのグレードがあります。

その他にも、純正で18インチホイールを履いて外装や内装をドレスアップしたG’sもあり、それぞれの装備の違いによって価格も少しづつ変わってきます。

ライター

30プリウスのグレードはLからGツーリングセレクションまであり、少しづつ装備が変わってきます。

車両重量もLとGツーリングセレクションでは90kgもの差があり、同じ30プリウスでも乗り心地や乗り味は全く別の車のようになるのが特徴だと言えるでしょう。

30プリウス(3代目プリウス)のグレードごとの特徴や装備

グレード(後期型) 装備や特徴
L 装備が簡素で、価格も一番リーズナブルなグレード。
営業車用だったりタクシー向けのベースグレードの車両に適している。装備が少ない分だけ車両重量も一番軽く、1,310kgで軽量である。
S 30プリウスのグレードの中で最もオーダーの多い売れ筋のグレード。価格もLグレードと15万円ぐらいしか変わらずリーズナブルだ。
Sツーリングセレクション 基本的な装備はSグレードとほぼ同じであるが、ホイールが17インチになったり、LEDヘッドランプやリヤバンパースポイラーが追加されたりしてスポーティーに振っている。
G Gグレードになってくると、ステアリングが本革巻きになったりシートが上級ファブリックになったりなど、装備が充実してくる。
Gツーリングセレクション Sツーリングセレクションと同じように、Gグレードの基本装備に17インチホイールやリアアンダースポイラーなどのスポーツ系の装備が追加される。
Gツーリングセレクションレザーパッケージ シートが本革シートになったり、ヘッドアップディスプレイ、レーダークルーズコントロール、タッチアップトレーサーディスプレイなどの高級車並みの豪華装備が充実している。

 

30プリウス(3代目プリウス)後期型 グレードによる装備の違いを知って、自分に合った中古車選びの参考にしてね!

 

30プリウスの前期モデルと後期モデルの違い

30プリウスは、外観と内装も少しづつ変わっています。

外観で一番変更された点は、フロントのフォグランプ周りの形状が大きく変わったのと、テールランプのデザインが一新されました。

前期型テールランプと後期型テールランプ

上の2枚の画像は、左側が前期型のテールランプで、左側が後期型のテールランプになります。

テールのデザインが少し変わっただけでもガラッと印象が変わるのがわかりますね。

 

前期型バンパー回りと後期型バンパー回り

フロントバンパー回りも、前期型と後期型とではだいぶ違うのがわかりますね。

前期型では、フォグランプがウインカーの下側にあるのに対して、後期型ではフォグランプとウィンカーが完全に独立した形になっています。

その他にも、内装ならステアリングのスイッチ類の位置や、ドリンクホルダーの位置が若干変わったりしていますが、ここでは割愛します。

ただ、見た目でなく一番大きく変わったのは、2011年のマイナーチェンジで、フロントフロアブレースの形状がパイプ形状となり、ボディ剛性が強化されたことによって、優れた操縦安定性が実現されたことです。

ライター

僕は、30プリウスの後期型(Gツーリングセレクションレザーパッケージ)に乗っています。

知人が30プリウスを買いたいというので、その際に前期型の同じモデルの中古車に試乗した経験がありますので違いが良くわかりますが、実際に乗ってみると後期型の方がボディがドシッとしているのです。

同じ車なのに全く別物のように思えました。

30プリウス(3代目プリウス)の前期型・後期型の目に見えない違いと、目に見える違いを解説しました!

 

30プリウス(3代目プリウス)の燃費

30プリウスで皆さんが気になるところはやはり、燃費でしょう。

どれくらいの燃費が出るのかとても気になりますね。実際に燃費に関しては、30プリウスが発売されていた当時の燃費はJC08モードでの測定値となります。

グレード 燃費(JC08モード)
L 32.6km/L
S~Gツーリングセレクションレザーパッケージ 30.4km/L

上のデーターはあくまでもJC08モードでの測定値です。

「実際の燃費はどれくらいなの?」

と気になる方も多いかと思います。僕の愛車の30プリウスだと、季節によっても変わってきます。

5月~10月の暖房を使用しない時期だとだいたい23.4km/Lぐらいで、暖房を使用する冬場は燃費はかなり悪くはなりますが、だいたい20km/Lぐらいでしょうか。

プリウスを含むハイブリッドカーは暖房を使用する冬場は燃費が悪化するのは覚悟しておいた方が良いでしょう。

30プリウス(3代目プリウス)の実燃費を測定!燃費が向上する要因を徹底検証してみた!

 

30プリウス(3代目プリウス)の走行性能

ライター

30プリウス(3代目プリウス)の走行性のは、前期型と後期型とでは多少違ってきます。この項目では、エンジンや足回りなど、長所と短所の両方をお話しました。

 

30プリウス(3代目プリウス)の後期型(Gツーリングセレクションレザーパッケージ)は高級車に近い乗り心地!

30プリウスは、1800㏄のエンジンとモーターの組み合わせになります。

30プリウスの取扱説明書にも明記されていますが、2,400㏄とほぼ同等のパワーを発揮します。とは言っても、やはり古いハイブリッドカーですので、エンジンのモタツキ感は多少ありますが、普通に乗ることができます。それと同時に、軽自動車以上の燃費を発揮する優れたメカニズムとなっているのが魅力ですね。

また、前述しましたように、後期型モデルではフロントフロアブレースの構造変更などによりボディ強化を行い、優れた操縦性能に進化しています。乗り味が高級車に近いものに仕上がっているのが嬉しいですね。

 

30プリウス(3代目プリウス)のサスペンション

前述した高級車のような乗り心地の30プリウス後期型ですが、欠点もいくつかはあります。

それは、採用されているサスペンションが古臭いのです!古臭いというよりコストを削減しすぎのように感じます。

フロントサスペンション リヤサスペンション
ストラット式コイルスプリング(スタビライザー付) トーションビーム式コイルスプリング

フロントサスペンションのストラット式はともかく、リヤサスペンションがトーションビーム式なのです。綺麗で平坦な道路なら特に支障が無いのですが、轍や段差などで多少荒れた路面ですと特に17インチホイールを履いたツーリンググレードだと、とても乗り心地が悪いのです。

d現行の60プリウスも4代目の50プリウスもリヤサスはダブルウィッシュボーンを採用しています。

僕は30プリウスを運転していて、荒れた路面では振動が酷かったり、雨の日に後輪の片方が水たまりをまたいだ際にヒヤッとした経験をしました。同じトヨタのハイブリッドカーであるアクアやヤリスハイブリッドであればコンパクトカーで在る故に短いホイールベースだとトーションビームでも支障は無いのです。

ホイールベースが2,700㎜もある30プリウス(3代目プリウス)のサスペンションがトーションビームでは、乗り心地が悪くなるのは当然かもしれません。あの32GTR(BNR32)のホイールベースが2,615㎜であり、サスペンションがマルチリンクなのです。

トヨタさんもここは何とかして戴きたかったところでしょう。

30プリウス(3代目プリウス)のリヤサスに採用されているトーションビーム式サスペンション|ダブルウィッシュボーンなど、他のサスペンションとの違いを徹底解説

 

30プリウス(3代目プリウス)の空気圧の設定

30プリウスは、タイヤの種類が3種類あるが、それぞれの適正な空気圧の設定があります。

実は、30プリウスなどのハイブリッドカーにとっては、空気圧チェックは気にしておきたいことなのです。タイヤの空気圧は、燃費や乗り心地を左右する大切な要素なので、常にチェックしておきたいですね。特に17インチを履いたツーリングモデルはこまめに空気圧チェックを行うことをおすすめします。

30プリウス(3代目プリウス)の適正空気圧と、誰でも簡単にできる空気圧チェック&充填

 

30プリウス(3代目プリウス)のエクステリア

 

ライター

30プリウス(3代目プリウス)を所有していて良いところは、その外観の美しさでしょう。

所有しだしてからだいぶ経過しましたが、日を増すごとにその美しさに惚れ込み、ついついメンテナンスに力が入ってしまうのは僕だけではないでしょう。

現行の60プリウスや先代の50プリウス(4代目プリウス)もいいのですが、僕にとって30プリウス(3代目プリウス)の外観の美しさには及びません。

この外観が7~12年も昔の形とは思えないほど完成された外観は今も人気の要素の一つかと思います。

 

30プリウス(3代目プリウス)のボディは、魅惑的なトライアングルを描く流線型のボディ形状

30プリウスのボディ形状は、トライアングルを描くような流線型のボディです。

このボディ形状は、エアロダイナミクス効果が高く、雨の日に車を走らせると、フロントガラスの雨粒が流れるように後ろに飛んでいくのがとても美しいです。

機能美と言ったところでしょうか。この形状も燃費の良さに貢献してるのが理解できます。

 

ボディカラーはグレードによって選択肢が変わる

30プリウスのボディカラーは、グレードによって選べる幅が違ってきます。

また、前期型と後期型ではボディカラーのバリエーションが若干変わってきます。詳しくは、下の表を参考にして下さい。

ボディカラー(前期型) Gツーリングセレクションレザーパッケージ G、Gツーリングセレクション S、Sツーリングセレクション L
スーパーホワイトⅡ
ホワイトパールクリスタルシャイン ×
シルバーメタリック
ブラック
レッドマイカメタリック ×
アクアブルーメタリック ×
ダークブルーマイカ ×
アイスバーグシルバーマイカメタリック

 

ボディカラー(後期型) Gツーリングセレクションレザーパッケージ G、Gツーリングセレクション S、Sツーリングセレクション L
スーパーホワイトⅡ
ホワイトパールクリスタルシャイン ×
シルバーメタリック
ブラック
レッドマイカメタリック ×
ボルドーマイカメタリック ×
フロスティグリーンマイカ ×
ライトパープルマイカメタリック

 

ライター

上記の表を見て、〇がついていて実際にボディカラーのセレクトはできても、シートカラーとの組み合わせによって標準装備になったり、メーカーオプションに設定されていたりと複雑なチョイスになっています。

ただ、高グレードになると選べる幅も広がってくるのは当然と言えば当然でしょう。

 

30プリウス(3代目プリウス)のインテリアと基本スペック

ライター

インテリアは、ボディカラー同様にグレードごとに選択肢が変わります。また、基本スペックは、他社には真似のできない機構を持っており、驚くべきものがあります。

この項目では、インテリアと基本スペックに関してお話しました。

 

30プリウス(3代目プリウス)のインテリア

30プリウスの内装の違いは、特にシートの記事の違いによって現れます。

グレードによって使用されているシート生地は差別化されています。また、前期型と後期型では若干変わってきているのが特徴です。

グレード(前期型) シート生地
L ファブリック(スエード調)ミディアムグレー
S、Sツーリングセレクション ファブリック(スエード調)アクア、ミディアムグレー
G、Gツーリングセレクション 上級ファブリック(スエード調)アクア、ミディアムグレー
Gツーリングセレクションレザーパッケージ 本革(運転席、助手席にシートヒーター付)アクア、ミディアムグレー

 

グレード(後期型) シート生地
L ファブリック(スエード調)ブラック
S、Sツーリングセレクション ファブリック(スエード調)アクア、ブラック、ブルー&ブラック
G、Gツーリングセレクション 上級ファブリック(スエード調)×ソフトレザー アクア、ブラック、ブラウン&ブラック
Gツーリングセレクションレザーパッケージ 本革(運転席、助手席にシートヒーター付)アクア、ブラック

 

リダクション機構付THSーⅡの採用

30プリウスには、新開発のハイブリッドシステムである「リダクション機構付THSーⅡ」の採用により、前述した高い空力性能(エアロダイナミクス)とエネルギーの使用効率向上により、高い燃費性能を実現しています。

リダクション機構とは

リダクション機構とは、エンジンの始動を行うスターターモーターのスピードを減速させる歯車機構のこと。

モーターの回転速度を落とすことで、トルクを大きくする役割を果たしている。30プリウス以降のトヨタのハイブリッドカーやレクサスのハイブリッドにも採用されているシステム。

 

他メーカーとは一線を画す「電気式無段変速機」の採用

30プリウスには、他メーカーに採用されている無段変速機(CVT)のようなプーリーと金属ベルトによる変速機ではなく、「電気式無段変速機」が採用されています。

これの採用によって、回転ロスが少なく高トルク車にも対応できる強いトランスミッションになっているのです。

【驚異的】他社とは一線を画すトヨタハイブリッドシステム(THS‐Ⅱ)に採用された電気式無段変速機の凄い仕組み

 

30プリウス(3代目プリウス)の車検費用

ライター

30プリウス(3代目プリウス)を所有する際に、皆さんが気になるのが車検費用かと思います。ハイブリッドカーだけに高いんじゃないの?と思われがちのようですが、実はそうでもありません。

この項目では、トヨタのディーラーを含めた3ヶ所に車検の見積もりを取った僕が30プリウス(3代目プリウス)の車検費用についてお話しました。

 

価格の安さより品質の高さを求めるならディーラー一択、安く済ませたいなら普段のメンテナンスをしっかりと!

30プリウスの車検は、どこで実施するかによって、価格やクオリティが変わってきます。

とにかく、価格は高くても品質の高さを求めたい方はディーラー一択でしょうし、とにかく安く済ませたいならガソリンスタンドなどになるでしょう。

でも、最近は楽天車検のように価格が安くても、そこそこのクオリティのあるものも出てきていますので、「安かろう悪かろう」とは一概に言えないでしょう。

下の表は、各車検場の法定費用と整備費用と手数料を足したものです。なお、オイル類などの部品代などは含まれておらず、最低限の費用になりますのでご注意願います。

各車検場 法定費用+整備費用+手数料
ディーラー 82,310円
整備工場 70,610円
楽天車検経由のガソリンスタンド 50,410円

 

30プリウス(3代目プリウス)の車検費用はいくらぐらい?車検費用とメリット・デメリットを比較してみた!

 

30プリウス(3代目プリウス)の価格

ライター

30プリウスの価格はグレードによって幅広い価格帯となっています。

LやSグレードではリーズナブルな価格帯に対して、Gツーリングなどの高グレードではほぼ高級車まではいかなくとも、ひと昔前の「アッパーミドルカー」並みの価格帯になってきます。

それだけ幅広い層に愛される車だったということでしょうか。

 

前期モデルと後期モデルの価格

30プリウスはマイナーチェンジ前(前期型)とマイナーチェンジ後(後期型)とは価格が多少違ってきます。

下の表は、グレードごとの価格になります。

グレード 前期型価格(税込) 後期型価格(税込)
L 2,050,000円 2,170,000円
S 2,200,000円 2,320,000円
Sツーリングセレクション 2,450,000円 2,520,000円
G 2,450,000円 2,520,000円
Gツーリングセレクション 2,700,000円 2,720,000円
Gツーリングセレクションレザーパッケージ 3,270,000円 3,340,000円

上の表を見てみますと、LからGツーリングセレクションまでは一つ上のグレードとの価格差が15~20万円ぐらいなのに対して、GツーリングセレクションからGツーリングセレクションレザーパッケージになったとたんに、後期型で約60万円以上の価格差が生じています。

これは、GツーリングセレクションとGツーリングセレクションレザーパッケージでは、装備の内容が全く違ってくるのが原因でしょう。

クルーズコントロールがレーダークルーズコントロールになったり、本革シート、プリクラッシュシステムが標準装備になったり、その他にも様々な装備が付いてきます。

Gツーリングセレクションレザーパッケージになると、一気に高級車路線になるのです。

 

中古車を買うなら前期と後期のどっちが得か?

現行の60プリウスが発売された2023年1月現在でも、30プリウスはまだまだ人気車種なのです。中古車市場も活気があり、レアアース不足もせいも手伝って、30プリウス以外の中古車も高値となっています。

年式やグレード、走行距離が価格差となって顕著に表れています。そんな中で、前期型を買うか後期型にしておくかは迷うところでしょう。

選ぶポイントとしては、

中古車を選ぶポイント

外装や内装の劣化具合
走行距離
メインバッテリーの劣化具合
グレードと価格のバランス

となってくるでしょう。

中古車を選ぶ際に、特に注意したいのが、「メインバッテリーの劣化具合」です。メインバッテリーは、年数・走行距離によって徐々に劣化していきます。

特に、10万キロ以上の過走行の車両になると、メインバッテリーの状態を確認しておくことは重要です。ハイブリッドバッテリーの状態は「ΔSOC」の値を聞いておくことをオススメします。

 

長く乗るなら、後期モデルの高グレード一択!

30プリウスの中古車を探す際に、車を選ぶ際の目安として、「どれくらい乗るか?」というオーナーさんの考え方によって違ってくるでしょう。

長く乗りたい方は、僕の経験からして「後期型の高年式・高グレード」の車をオススメします。

理由は、30プリウス自体がある程度年数の経過した車ですので、前述したメインバッテリーの劣化具合や走行距離などが判断材料として重要になってくるのです。

ただ、後期型の最終モデルだと2015年の後半~2016年の初期の登録のものだとまだ走行距離が短い車両も存在するのです。

年数の経過が短かったり、走行距離が短いということは、それだけ劣化している度合いが低いのです。そういう車両を探してきて、しっかり丁寧にメンテナンスをしていけば、長く乗る事が出来るのです。

ライター

参考になるかどうかわかりませんが、僕の場合だと、

年式:2015年7月登録
グレード:Gツーリングセレクションレザーパッケージ
ボディカラー:パールホワイトクリスタルシャイン
走行距離:20,000km未満
車両価格:170万円

の車両を2021年の1月に購入しました。

今、2年が経過しましたが、メンテナンスをしっかりおこなっていることもあり、車はとても良い状態を保っています。

30プリウス(3代目プリウス)の中古車を買う時に、必ず知っておきたい!とても大切なことや注意点

 

最高級グレードには標準装備、Gグレード以上にオプション設定のPCS(プリクラッシュセーフティシステム)

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)という安全装置をご存じでしょうか?

これは、「単眼カメラ」と「ミリ波レーダー」によって「衝突被害軽減ブレーキ」でサポートする安全装置です。

トヨタ車に搭載されている車種も多く、30プリウスには最高級グレードのGツーリングセレクションレザーパッケージには標準装備され、Gグレード以上にはオプション設定されている機能です。

30プリウス(3代目プリウス)に搭載されているPCS(プリクラッシュセーフティシステム)の役割や使い方、メリットやシステムチェックの意味とは?

 

30プリウス(3代目プリウス)にオススメのチューニング

 

ライター

エコカーの30プリウス(3代目プリウス)とはいえ、やはりカッコ良くカスタムやチューニングをしたいと言う方は多いかと思います。30プリウスはあまりゴテゴテにカスタムするのではなく、あくまでも上品なイジリ方が良いように思います。

この項目では、30プリウス(3代目プリウス)に似合うと僕が思うチューニングの仕方についてお話しました。

30プリウス(3代目プリウス)にオススメのチューニング

ダンパーとスプリングを交換
エアロ装着
ソレノイドバルブを強化品に交換

 

ダンパーとスプリングを交換

30プリウスを中古で買ったら、まず手を入れたいのがサス・ショックでしょう。

好みの問題かもしれませんが、今流行りの車高調は僕はあまりオススメしません。ノーマル形状のダンパーにダウンサスの組み合わせが一番車にとっては良いかと思います。

先述したとおり、サスペンションの構造がトーションビームである30プリウス(3代目プリウス)に車高調のダンパーを入れてしまうと、車が跳ねてしまい乘ってられません。ドライブする本人は我慢できても、同乗者は大変でしょう。ダンパーを交換するならノーマル形状のものをおすすめします。

また、30プリウスのショックアブソーバーをOEM生産しているKYBさんのものだと品質も間違いが無いでしょう。

 

エアロ装着

30プリウスのエアロパーツは、実にたくさんのメーカーさんから発売されています。

ただ、年数が経過した車ですので、メーカーさんでの塗装処理が無い未塗装の商品が多かったりして、そこは予算と相談しながらチョイスが必要でしょう。オススメは人気の「モデリスタ」や「シルクブレイズ」あたりがさりげなくお洒落で良いでしょう。

 

ソレノイドバルブを強化品に交換

プリウスのようなハイブリッドカーの弱点は、高速道路での本線合流の際のパワー不足です。

エンジン回転が上がっても、トルク感が持続しないのがプリウスのエンジンの弱点なのですが、それを解消するのが、「クワンタムソレノイド」というソレノイドバルブの強化品です。

トヨタ車の多くに採用されているVVT(可変バルブタイミング機構)を制御するソレノイドバルブを強化品に替えることでエンジンパワーが向上するのです。

種類は、

高速域をカバーする「クワンタムソレノイドバージョン1」
低速~高速までの全域をカバーする「クワンタムソレノイドバージョン2」
サーキット走行向けの「クワンタムソレノイドバージョントラック」

の3種類あり、それぞれお好みで選ぶことができます。

外部リンク「共栄ジャパン」

共栄ジャパン 「クワンタムソレノイド」

 

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか?

今回のお話は、

30プリウス(3代目プリウス)の特徴について
30プリウス(3代目プリウス)の走行性能
30プリウス(3代目プリウス)のエクステリア
30プリウス(3代目プリウス)のインテリアと30プリウスの基本スペック
30プリウス(3代目プリウス)の車検費用
30プリウス(3代目プリウス)の価格
30プリウス(3代目プリウス)にオススメのチューニング

でしたね。

僕も、まだほぼノーマルですが、これから少しづつ手を入れてメンテナンスをしっかりやって長く乗っていきたいと考えています。

是非、当サイトを参考にして下さいね。

 

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