30プリウス(3代目プリウス)の適正空気圧と、誰でも簡単にできる空気圧チェック&充填

この記事は約 10 分で読めます。

皆さん、愛車のタイヤの空気圧チェックはきちんとやっていますか?

30プリウスのようなハイブリッドカーに限らず、タイヤの空気圧は車のコンディションに大きく影響するもの。

ライター

タイヤの空気圧チェックって、ついつい放置しがちになりますが、放っておくと走行性能が悪くなったりするのです。

特に30プリウスのようなハイブリッドカーにはとても大切なことですので、今回は30プリウスのタイヤの適正空気圧に関してお話しました。

30プリウスのタイヤの適正空気圧と空気圧チェックの大切さについて

ライター

ハイブリッドカーだけでなく、タイヤの空気圧は燃費や乗り心地に大きく影響します。

この項目では、30プリウス(3代目プリウス)を愛車として毎日乗っている僕が、空気圧に関して試行錯誤しながら経験から得た知恵をお話しています。

 

タイヤの空気圧が不足しているとどうなるか?

●タイヤの早期摩耗
●タイヤの偏摩耗(片減り)
●燃費が悪化
●ハイドロプレーニング現象※を引き起こす
●たわみが出て、操縦安定性が悪くなる
●タイヤがバースト(破裂)する恐れが出る

※ハイドロプレーニング現象とは?
濡れた路面を高速で走行した際に、タイヤと路面との間に水の膜ができて、浮いた状態になり、ハンドルやブレーキのコントロールができなくなる現象。タイヤの過度の摩耗や空気圧不足などが原因で起こりやすい。

30プリウスの適正空気圧

車を運転していて、「ちょっとハンドルが重い気がする!」とか「燃費が悪くなったなあ」と感じる時があるかもしれないね。そういう時は、タイヤの空気圧が適正な空気圧かチェックしてみよう。

運転席のドアを開けて、開口部のところを見ると、下の画像のようなシールが貼ってある。そのシールに、その車の純正タイヤの適正空気圧が書いてあるので、確認する。

この車の場合は、ツーリンググレードになるので、タイヤサイズは215/45R17となる。

30プリウスは、ツーリンググレード以外のグレードはタイヤサイズが違ってくる。

純正タイヤサイズ 前輪 後輪
ツーリンググレード 215/45R17 230kPa (2.3kg/㎝²) 220kPa (2.2kg/㎝²)
Gグレード Sグレード 195/65R15 230kPa (2.3kg/㎝²) 220kPa (2.2kg/㎝²)
Lグレード 185/65R15 250kPa (2.5kg/㎝²) 240kPa (2.4kg/㎝²)

上の表は、純正タイヤでの適正空気圧だ。タイヤ・ホイールのインチアップなどでタイヤサイズが変わると、そのタイヤに合った適正空気圧を確認したうえで、自分のクルマのタイヤの適正空気圧を知っておくと良いだろう。

ちなみに、スポーツタイプのグレードのG’sは18インチになるが、前輪が230kPa(2.3kg/㎝²)で、後輪が220kPa(2.2kg/㎝²)になる。

ただし、車に貼ってあるシールに明記されている適正空気圧は、あくまでもメーカー推奨値であって、乗る人によって適正空気圧は違ってくると僕は思っている。

 

空気圧は燃費や乗り心地に影響する!

長い間車に乗ってきた方なら理解できると思うが、タイヤの空気圧は、燃費や乗り心地に大きく影響を受けるものだ。

タイヤの空気圧が低いと、燃費は悪くなる。逆に空気圧が高すぎるとタイヤが跳ねてしまい、乗り心地は悪くなる。

たまに、極端に高い空気圧に設定している車を見かけることがあるが、高すぎる空気圧はタイヤの摩耗を早めてしまう懸念がある。

 

僕の今までの経験値だと、タイヤの空気圧は推奨値より少し高めに設定したほうが良いと思う。

僕は、ツーリングモデルのタイヤなので、前輪:255kPa(2.55kg/㎝²)、後輪:245kPa(2.45kg/㎝²)に設定している。これぐらいだと、高すぎず低すぎず、ちょうど良い塩梅の乗り心地に保てるし、燃費も悪くないのだ。

だから、メーカーの推奨値だけを当てにせずに、自分の愛車の適正空気圧はどれくらいなのか、模索してみることだ。

そうすることで、乗り心地を損なわず、燃費も良いというバランスの取れた空気圧に設定できるだろう。

これは30プリウスのようなハイブリッドカーに限らず、どの車にもあてはまる。

 

空気圧チェックと補充を定期的に行う

ライター

タイヤの空気圧は、常に適正値に保てるようにチェックしておきたいもの。

ここでは、空気圧チェックの頻度や、誰でもできる空気圧チェック&空気充填の方法と、通販で買えて簡単に取り付けられる空気圧グッズについてお話しました。

 

大径ホイールや極太タイヤ、扁平タイヤはこまめな空気圧チェックが必要!

空気圧チェック&充填の頻度の話になるが、スタンダードな通常のサイズのタイヤなら、空気圧チェックにそれほど神経質にならなくても良いだろう。

しかし、太いタイヤや扁平タイヤはこまめな空気圧チェック&充填が必要になってくる。

特に近年は19インチや20インチなどの大径ホイールや255㎜以上の極太タイヤの装着率も増えてきている。

扁平タイヤは一般のサイズのタイヤよりも常に空気圧を高めに保っておかないといけない。

空気圧が低いと、路面からの衝撃を受けやすくなり、ホイールや車へのダメージが大きくなってしまうからだ。

 

僕は、それほど扁平タイヤではないが、1回/週はタイヤ空気圧チェック&充填をするようにしている。

「そんなに頻繁にやる意味があるの?」と思われるかもしれないが、扁平タイヤの空気の抜けは意外に起こりやすいのだ。

そうすることで、燃費や乗り心地も良好に保つことができるし、タイヤやホイールのキズなどをチェックできるからだ。

 

季節の変わり目は特に空気圧チェックをマメに行おう

空気は温度により体積が変わる。

外気温が上昇するとタイヤ内の空気圧は上がるし、反対に気温が下降するとタイヤ内の空気圧は下がる。

特に夏から秋、秋から冬への季節の移行によって気温が10℃以上下がる場合には注意が必要だ。タイヤ内の空気圧は気温が10℃低下すると10kpa低下すると言われている。

だから、季節の変わり目には特に小まめに空気圧のチェックを行うことをオススメしたい。僕は、夏から秋、秋から冬に移行する時期は、1週間に1回の頻度で空気圧チェックを行っている。

その他にも、タイヤ内の空気圧は自然に減少していくもの。これは「自然漏洩」と呼ばれるもので正常な状態なのである。タイヤ内の空気圧は燃費のことを考慮する以外にもいろんな意味で小まめにチェックしておくに越したことはない。

 

空気圧チェック&充填はタイヤが冷えているときに行う

車やバイクのタイヤの特性は、タイヤが暖まった状態だと空気圧が上昇し、タイヤが冷えた状態だと空気圧は下降する。空気圧チェックと空気圧充填はタイヤが冷えている状態のときに行いたい。

タイヤが暖まっている状態のときにチェックと充填を行うと、タイヤが冷えてしまうと空気圧が下がってしまうのだ。

 

セルフガソリンスタンドでの空気圧チェック&補充

タイヤの空気圧チェック&充填は、最寄りのGSやセルフGSでも行うことができる。

上の画像は、僕の最寄りのセルフGSに設置してある「自動車専用タイヤ空気充填機」だ。

予め、任意の空気圧に設定して、ノズルをエアバルブに押し付けると「ピッピッ」と音が鳴るので、そのまま待って任意の空気圧に達すれば「ピー!」と鳴って画面に「End」の表示が出るようになっている。

とても簡単で、誰でも空気圧チェック&充填ができるようになっている。

恐らく、皆さんの最寄りのセルフGSでも設置してある店舗は多いだろう。

 

通販で買えて、誰でも簡単に取り付け&管理が可能な空気圧監視システム

Amazonや楽天の通販で買える空気圧センサーが手軽に買えて、誰でも簡単に取り付けられるので、試してみると良いだろう。

ただ、3,000円以内で買えるものは僕も買って試してみたが、空気圧の値が安定しなかったり、空気を入れるたびに、いちいちセンサーを取り外さないといけなかったり、使い勝手がとても悪かったのだ。

これは10,000円近くの値段だが、取り付けも簡単で性能も良いので取り付けてみたら良いかもしれない。

 

センサーが必要ないので、タイヤの空気圧チェック&充填の度に外す必要が無く、取り付けも簡単でスマートにスイッチの目隠しの箇所にスッポリと収まるので見た目も良さそうだ。

 

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか?

今回のお話は、大まかに言って

・30プリウスのタイヤの適正空気圧と空気圧チェックの大切さについて
・空気圧チェックと補充を定期的に行う

でしたね。

タイヤの空気圧は、燃費や乗り心地を左右して、快適なドライブには欠かせない大切な要素の一つです。

30プリウスのタイヤの空気圧に関する話でしたが、それ以外のクルマにもあてはまるお話ですので、是非参考にして戴いて、楽しいドライブをして下さい。

スポンサーリンク



「大事に乗ってきた愛車を高く売りたい!」 「愛車の売却で損をしたくない!」 と言う方は必見です!