ZVW30プリウス(3代目プリウス)の適正空気圧と、誰でも簡単にできる空気圧チェック&充填

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皆さん、愛車のタイヤの空気圧チェックはきちんとやっていますか?

ZVW30プリウス(3代目プリウス)のようなハイブリッドカーに限らず、タイヤの空気圧は車のコンディションに大きく影響するもの。

ライター

タイヤの空気圧チェックって、ついつい放置しがちになりますが、放っておくと走行性能が悪くなったりするのです。

特に、ZVW30プリウス(3代目プリウス)のようなハイブリッドカーにはとても大切なことですので、今回は30プリウスのタイヤの適正空気圧に関してお話しました。

ZVW30プリウス(3代目プリウス)のタイヤの適正空気圧と空気圧チェックの大切さについて

ライター

ハイブリッドカーだけでなく、タイヤの空気圧は燃費や乗り心地に大きく影響します。

この項目では、ZVW30プリウス(3代目プリウス)を愛車として毎日乗っている僕が、空気圧に関して試行錯誤しながら経験から得た知恵をお話しています。

タイヤの空気圧が不足しているとどうなるか?

●タイヤの早期摩耗
●タイヤの偏摩耗(片減り)
●燃費が悪化
●ハイドロプレーニング現象※を引き起こす
●たわみが出て、操縦安定性が悪くなる
●タイヤがバースト(破裂)する恐れが出る

※ハイドロプレーニング現象とは?

濡れた路面を高速で走行した際に、タイヤと路面との間に水の膜ができて、浮いた状態になり、ハンドルやブレーキのコントロールができなくなる現象です。タイヤの過度の摩耗や空気圧不足などが原因で起こりやすいので、注意が必要です。

 

ZVW30プリウス(3代目プリウス)の適正空気圧

車を運転していて、「ちょっとハンドルが重い気がする!」とか「燃費が悪くなったなあ」と感じる時がありませんか?。そういう時は、タイヤの空気圧が、適正な空気圧かチェックしてみましょう。

運転席のドアを開けて、開口部のところを見ると、下の画像のようなシールが貼ってあります。そのシールに、その車の純正タイヤの適正空気圧が書いてありますので、確認しましょう。

この車の場合は、ツーリンググレードになりますので、タイヤサイズは215/45R17となります。

ZVW30プリウス(3代目プリウス)は、ツーリンググレード以外のグレードは下記の表のように、タイヤサイズが違ってきます。

 

グレードごとに違う!タイヤ&ホイールサイズ

純正タイヤサイズ 前輪 後輪
ツーリンググレード 215/45R17 230kPa (2.3kg/㎝²) 220kPa (2.2kg/㎝²)
Gグレード Sグレード 195/65R15 230kPa (2.3kg/㎝²) 220kPa (2.2kg/㎝²)
Lグレード 185/65R15 250kPa (2.5kg/㎝²) 240kPa (2.4kg/㎝²)

上の表は、純正タイヤでの適正空気圧です。タイヤ・ホイールのインチアップなどでタイヤサイズが変わると、適正空気圧も変わってきます。

そのタイヤに合った適正空気圧を確認したうえで、自分のクルマのタイヤの適正空気圧を知っておくと良いでしょう。

ちなみに、スポーツタイプのグレードのG’sは18インチになりますが、前輪が230kPa(2.3kg/㎝²)で、後輪が220kPa(2.2kg/㎝²)になります。

ただし、車のドアの内側に貼ってあるシールに明記されている適正空気圧は、あくまでもメーカー推奨値であって、乗る人によって適正空気圧は違ってくると僕は思っています。

 

空気圧は燃費や乗り心地に影響する!

長い間車に乗ってきた方なら理解できると思いますが、タイヤの空気圧は、燃費や乗り心地に大きく影響を受けるものです。

>タイヤの空気圧が低いと、燃費は悪くなりやすいです。逆に空気圧が高すぎるとタイヤが跳ねてしまい、乗り心地は悪くなってしまうので、適度な空気圧の調整が必要ですね。

たまに、極端に高い空気圧に設定している車を見かけることがありますが、高すぎる空気圧はタイヤの摩耗を早めてしまう懸念がありますので、くれぐれもやりすぎないように注意しましょう。

 

推奨値より、少し高めの空気圧に設定したほうが良い

僕の今までの経験値ですと、タイヤの空気圧は推奨値より少し高めに設定したほうが良いように思います。

僕は、ツーリングモデルのタイヤですので、前輪:255kPa(2.55kg/㎝²)、後輪:245kPa(2.45kg/㎝²)に設定しています。これぐらいだと、高すぎず低すぎず、ちょうど良い塩梅の乗り心地に保てますし、燃費も悪くないのです。

最初から決めつけず、メーカーの推奨値だけを当てにせずに、自分の愛車の適正空気圧はどれくらいなのか、模索してみることが、最適の空気圧を維持できる方法だと思うのです。

そうすることで、乗り心地を損なわず、燃費も良いというバランスの取れた空気圧に設定できるでしょう。

これはZVW30プリウス(3代目プリウス)のようなハイブリッドカーに限らず、どの車にもあてはまる方法です。

 

空気圧チェックと補充を定期的に行う

ライター

タイヤの空気圧は、常に適正値に保てるようにチェックしておきたいもの。

ここでは、空気圧チェックの頻度や、誰でもできる空気圧チェック&空気充填の方法と、通販で買えて簡単に取り付けられる空気圧グッズについてお話しました。

大径ホイールや極太タイヤ、扁平タイヤはこまめな空気圧チェックが必要!

空気圧チェック&充填の頻度の話になりますが、スタンダードな通常のサイズのタイヤなら、空気圧チェックにそれほど神経質にならなくても良いでしょう。

しかし太いタイヤや扁平タイヤはこまめな空気圧チェック&充填が必要になってきます。

特に近年は、19インチや20インチなどの大径ホイールや、255㎜以上の極太タイヤの装着率も増えてきているのが現状です。

扁平タイヤは、一般のサイズのタイヤよりも常に空気圧を高めに保っておかないといけません。

空気圧が低いと、路面からの衝撃を受けやすくなり、ホイールや車へのダメージが大きくなってしまうからなのです。

 

僕は、それほど扁平タイヤではないのですが、1回/週はタイヤ空気圧チェック&充填をするようにしています。

「そんなに頻繁にやる意味があるの?」と思われるかもしれませんが、扁平タイヤの空気の抜けは意外に起こりやすいのです。

そうすることで、燃費や乗り心地も良好に保つことができますし、タイヤやホイールのキズなどをチェックできるからなのです。

 

季節の変わり目は特に空気圧チェックをマメに行おう

空気は、温度により体積が変わります。

外気温が上昇するとタイヤ内の空気圧は上がりますし、反対に気温が下降するとタイヤ内の空気圧は下がるからです。

 

気温が10℃低下すると、タイヤの空気圧が10kpa低下する!

特に夏から秋、秋から冬への季節の移行によって気温が10℃以上下がる場合には注意が必要です。タイヤ内の空気圧は気温が10℃低下すると10kpa低下すると言われています。

だから、季節の変わり目には、特に小まめに空気圧のチェックを行うことをオススメしたいのです。僕は、夏から秋、秋から冬に移行する時期は、1週間に1回の頻度で空気圧チェックを行っています。

その他にも、タイヤ内の空気圧は自然に減少していくものです。これは「自然漏洩」と呼ばれるもので正常な状態なのでです。タイヤ内の空気圧は燃費のことを考慮する以外にもいろんな意味で小まめにチェックしておくに越したことはないでしょう。

 

空気圧チェック&充填はタイヤが冷えているときに行う

車やバイクのタイヤの特性は、タイヤが暖まった状態だと空気圧が上昇し、タイヤが冷えた状態だと空気圧は下降します。空気圧チェックと空気圧充填はタイヤが冷えている状態のときに行うようにしましょう。

タイヤが暖まっている状態のときにチェックと充填を行うと、タイヤが冷えてしまうと空気圧が下がってしまいますので、せっかくの空気圧チェックが意味を成さないからです。

 

セルフガソリンスタンドでの空気圧チェック&補充

タイヤの空気圧チェック&充填は、最寄りのGSやセルフGSでも行うことができます。

上の画像は、僕の最寄りのセルフGSに設置してある「自動車専用タイヤ空気充填機」です。

予め、任意の空気圧に設定して、ノズルをエアバルブに押し付けると「ピッピッ」と音が鳴りますので、そのまま待って任意の空気圧に達すれば「ピー!」と鳴って画面に「End」の表示が出るようになっています。

とても簡単で、誰でも空気圧チェック&充填ができるようになっていますので、あって嬉しい機器ですね。

恐らく、皆さんの最寄りのセルフGSでも設置してある店舗は多いでしょう。

 

通販で買えて、誰でも簡単に取り付け&管理が可能な空気圧監視システム

Amazonや楽天の通販で買える空気圧センサーが手軽に買えて、誰でも簡単に取り付けられるので、試してみると良いでしょう。

ただ、3,000円以内で買えるものは僕も買って試してみましたが、空気圧の値が安定しなかったり、空気を入れるたびに、いちいちセンサーを取り外さないといけなかったり、使い勝手がとても悪かったのです。

これは10,000円近くの価格になりますが、取り付けも簡単で性能も良いので、取り付けてみたら良いかもしれません。

センサーが必要ないので、タイヤの空気圧チェック&充填の度に外す必要が無く、取り付けも簡単でスマートにスイッチの目隠しの箇所にスッポリと収まるので見た目も良さそうですね。

上記商品に関するお詫び

上記でご紹介しました「エンラージ社製 空気圧監視システム」に関しましては、現在ZVW30用の製品が生産中止になっています。

Amazonでも楽天でもリンク切れになっており、私が長らくの間、生産中止に気づかず放置状態になっていたことを深くお詫びいたします。

申し訳ございませんでした。

 

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか?

今回のお話は、大まかに言って

30プリウスのタイヤの適正空気圧と空気圧チェックの大切さについて
空気圧チェックと補充を定期的に行う

でしたね。

タイヤの空気圧は、燃費や乗り心地を左右して、快適なドライブには欠かせない大切な要素の一つです。

30プリウスのタイヤの空気圧に関する話でしたが、それ以外のクルマにもあてはまるお話ですので、是非参考にして戴いて、楽しいドライブをして下さい。

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