一方通行の標識はわかりにくい!一方通行の見分け方と、誤って進入してしまった場合の対処法などを徹底解説!

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「ブッブー(クラクションの音)」
「しまった!ここは一方通行だった!」

一方通行の道路を間違えて逆走してしまい、正しい進行方向から来た車にクラクションを鳴らされてしまった経験はありませんか?

ライター

運転免許を持って車を運転する方なら、たいていの方に経験があると言われる「一方通行の道路の逆走」。原因は、そのわかりにくい標識にある場合が多かったりするようです。

今回は、そのわかりにくい一方通行の標識の見分け方や、間違いやすい箇所などを知った上で、正しく理解して、逆走をしない上手な運転の仕方のコツについてお話しました。

一方通行の標識がわかりにくい!

ライター

世の中のニュースを見ていると、一方通行の道路を間違えて逆走してしまい、事故を起こしてしまったというのを聞くことがあります。

でも、決して他人事ではありません。一方通行の標識は、きちんと理解していないとわかりにくかったりするのです。この項目では、一方通行の見分け方や、間違いやすい箇所、注意点についてお話しました。

一方通行の見分け方を徹底解説

一方通行の見分け方のコツ

・一方通行の入り口と途中と出口の標識を知っておく
・他の道路から一方通行の道路に進入するところに掲げてある標識はコレ!

一方通行の標識は、実際に道路を走ってみるとわかりにくい場合があります。

でも、必ず標識の意味を理解しておけば、きちんと見分けることができます。一方通行には見分け方のコツがあるのです。

一方通行の入り口と途中と出口の標識を知っておく

一方通行の道路には、その入り口と途中と出口に標識があります。下記の画像を見て理解しておけば、「この道路はもしかして一方通行なの?」と迷うことも無いでしょう。

上記の画像の標識の意味を理解しておくことで、一方通行の道路を車で走行しても、迷うことなくスムーズなドライブができます。

これらの標識は、一方通行が適用されている道路には必ず掲示されていますので、しっかり覚えておくと良いでしょう。

 

他の道路から一方通行の道路に進入するところに掲げてある標識はコレ!

直進と左折以外、進行禁止の標識

上記の画像は、他の道路から一方通行の道路に進入するところに掲げてある標識になります。これは「指定方向外進行禁止」という名の標識です。標識が示す矢印の方向から、直進と左折以外は禁止だということがわかります。つまり、車から見ると右方向から左方向に向いた一方通行の道路との交差点だということですね。

一方通行と交わるT字路や十字路の交差点には、必ず掲げてある標識になりますので、この標識さえ見落とさなければ、一方通行の道路を誤って逆走してしまうことは無いでしょう。

 

一方通行の間違いやすい箇所とは?

一方通行には、間違いやすい箇所があります。

僕の知っている限りにはなりますが、一番間違いやすい例は、「時間帯による制限」です。下記の画像は僕の自宅の近隣に掲げられている一方通行の画像です。

上記の画像の一方通行は、7~9時の2時間だけ、一方通行の規制が適用されている道路になります。その他にも夕方の17~19時の2時間だったり、時間帯による一方通行の規制の適用はいろいろあります。

おそらく、該当の時間帯に混雑が予想されるため、その時間帯だけは交互通行による混雑を軽減しようするための規制かと思われます。

また、近くに小学校などがあり、通学する子供を車の事故から守ろうという配慮の場合もあるようです。

このように、一方通行の道路にはあちこちに規制するための標識が掲げられています。これらの標識を正しく理解し、交通ルールを守って正しくドライブすることを心掛けましょう。

 

一方通行の標識の注意点を押さえよう

一方通行による規制が適用されている箇所は、駅前の商店街や閑静な住宅街に適用されることが多いです。これは、駅前の商店街や住宅街は道路が狭く交互通行が困難な箇所が多いため、交互通行による混雑や事故を防止しようとするために適用されています。

これらの駅前の商店街や繁華街、住宅街で車を走らせる場合は、「一方通行が適用されている道路か?」を標識で確認して通行するように心掛けましょう。

 

一方通行 標識を理解して運転するコツ

ライター

一方通行の規制が適用されている道路では、一方通行道路でのルールがあります。

一方通行の道路でやってはいけないことや、一方通行を回避する方法、間違えて逆走することで発生するリスクや、違反した場合の点数や罰金についてお話しました。

一方通行標識が示す道路利用の方法とは?

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一方通行の道路でやっていいこと、いけないこと

・中央よりも右側を通行するのはOK
・同乗者の乗り降りのために、道路の右側に停車するのはNG
・車両の右側の道路(車道)に3.5m以上の余地が無い場合の駐停車はNG!

一方通行の道路では、やってもいいこと、いけないことがあります。

道路の中央よりも右側を走行することはOKですが、同乗者の乗降のために、道路の右側に停車するのは禁止されています。

また、車を道路の左端に駐車した場合、駐車した車の右側に3.5m以上の余地が無い場合の駐停車も禁止されています。これらに違反した場合は、罰則や罰金の対象にもなりますので、よく理解して覚えておくようにしましょう。

 

ここは進入禁止!一方通行を回避する方法

下記の画像のような標識を見たら、クルマを進入させてはいけません。

この標識は、先述したとおり一方通行の出口に掲げられている標識になります。まあ、この標識を見れば、ここから先にクルマを進入させる人はほとんどいないとは思います。

ただ、一方通行の道路を間違えて逆走しやすいのは、他の道路から一方通行が適用されている道路に入る際に起こりやすいと言えます。

その場合も、道路の進行方向を示す標識が必ず掲げられていますので、他の道路から別の道路に入る場合には、必ず標識を確認して標識と逆の方向にクルマを進入させないように注意しましょう。

左折禁止標識の正しい理解と違反点数や罰金(反則金)について

 

間違えて、一方通行の道路を逆走してしまったら?

間違えて、一方通行の道路を逆走してしまった場合の対処法

1.対向車、歩行者に自分の存在を知らせる
2.周りの状況を確認して、可能であればUターン、または道を外れる
3.バックで戻る

もし、一方通行の道路を誤って逆走してしまった場合には、まず、対向車や歩行者に自分の存在を知らせることが先決です。ハザードを焚いて存在を知らせましょう。周りの安全が第一です。

また、状況が許すのであれば、周りの安全をよく確認した上でバックするとか、右や左に入れる道があれば入って回避しましょう。

方向を転換できる場所があれば、それを行って進行方向どおりにクルマを走行させるようにしましょう。

 

一方通行を間違えて逆走すると、重大事故につながる可能性が大きい!

一方通行の道路では、間違えて逆走してしまうことで、本来の正しい方向から来たクルマと衝突して事故を起こしてしまうリスクが高いです。正しい方向から来たクルマは、まさか逆方向から対向車が来るとは思ってなく、安心しきって運転している場合があるからです。

また、歩行者や自転車の飛び出しが多いのも、一方通行の道路の特徴です。正しい進行方向を車で走っていても、歩行者や自転車が急に飛び出してきて、急ブレーキで衝突を回避することがあったりします。

理由は、一方通行の道路は狭いところが多く、自転車や歩行者の無秩序とも言えるような走行が多いのです。僕も一方通行の道路を通ることが多いのですが、正直ヒヤッとすることがあります。本当に怖いです。

クルマを運転していて絶対に避けたいのは、歩行者や自転車と事故を起こしてしまうことです。たとえ歩行者や自転車がどんなに無秩序であっても、それらの安全を守る義務が自動車を運転するドライバーにはあるということです。

事故を避けるためにも、一方通行の道路は特に慎重に速度に余裕を持って走行するように心掛けましょう。

 

一方通行に違反した場合の点数や罰金に注意!

一方通行違反の違反点数と罰金

・違反点数:2点
・罰金:7,000円

2点の違反点数も罰金(反則金)も決して安くはありません。たった2点であっても、累積点数あれば即免停の場合もあり得るのです。罰金も同じことです。

標識の意味さえ、きちんと知って理解していれば、このような違反点数や罰金(反則金)を支払う必要もありません。交通違反の罰金(反則金)ほどバカバカしいものはなありません。そんなものを支払うことになるぐらいなら、正しい交通の知識を勉強して、そのお金で美味しいものを食べたり、好きな趣味にお金を使う方が有意義だというものです。

 

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか?

今回のお話は、大まかに言って、

一方通行の標識がわかりにくい!
一方通行 標識を理解して運転するコツ

でしたね。

運転免許を取得して間もない方も、ベテランのドライバーの方であっても、一方通行の標識はわかりにくいのが現状です。それゆえに標識を見落としてしまい、一方通行の道路を逆走してしまうケースも多々あるので、注意が必要です。

安全運転を行って楽しいドライブをするためにも、再度道路標識を正しく理解しておいて戴ければ幸いです。

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