車の布シート(ファブリックシート)の汚れの原因と掃除の仕方を徹底解説!

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車は外だけでなく、車内もキレイにしておきたいもの。

洗車は小まめにやっているけど、車内は汚れていて匂いもするってことはありませんか?

ライター

車内の汚れは、ドライバーご本人だけでなく、同乗するご家族や友人にとっても不快なものです。特に肌に直接触れる機会が多い車の布シート(ファブリックシート)はキレイにしておきたいですね。

今回は、車の布シート(ファブリックシート)の汚れの原因や、汚れを放置することによるリスク、掃除の仕方についてお話しました。

車の布シートの汚れの原因と放置することによるリスク

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車の布シート(ファブリックシート)の汚れを放置しておいてはいけません。

汚れの原因は様々なものがあり、放置することで自分や同乗者にとって害が発生する懸念があります。この項目では、車の布シート(ファブリックシート)の汚れの主な原因と、汚れを放置することによるリスクについてお話しました。

車の布シートの汚れの主な原因とは

布シート(ファブリックシート)の汚れの主な原因
・車内での飲食による食べこぼし
・スポーツや労働の際のホコリや汚れ
・外からの虫や花粉の侵入による汚れ
・タバコのヤニ

車の布シートの汚れの主な原因は、上記にあるようなものが主な原因です。汚れの原因は、他にも様々なものがありますが、特に上記の4つが原因であると考えます。

タバコのヤニによる汚れは、近年の喫煙者の減少とともに減ってきてはいるようですが、車内で喫煙する場合のタバコのヤニによる汚れは、匂いがシートに染みついてしまいます。この匂いを取るのはとても難儀します。

ただ、車内での飲食や喫煙をしなくても、車への乗り降りを繰り返すことで、汚れは多からず少なからず汚れてしまうものです。車を所有して使用している以上、仕方の無いことかもしれませんね。

 

布シートの汚れの中でもよく見られる汚れとは?

車の布シート(ファブリックシート)の汚れで一番厄介なのは、車内で飲食をすることによる食べこぼしが主な原因でしょう。革シート(レザーシート)であればサッと拭き取るだけで汚れが除去できることが多いですが、布シート(ファブリックシート)の場合だとジュースなどの水分だと染み込んでしまうので、とても厄介です。

僕の場合、主に通勤で車を運転していますが、車内では飲食をしないようにしています。ただ、休日に家族が同乗して外出する際での車内での飲食はどうしても仕方の無いことですし、楽しい行楽に車内での飲食はつきものです。特に小さい子供さんがいるご家庭では、食べこぼしによる車内の汚れは仕方がありません。

食べこぼしで、車内が汚れるのを怒ってはいけません。寛大な気持ちで対処したいものです。だからと言って、汚れを放置してしまうと、もっと厄介なことになります。決して子供さんや家族に怒るのではなく、食べこぼしを放置せずにすぐに掃除を行うのが大切です。

また、車内で喫煙をする場合は、ドライバーご本人だけしか乗車しないのなら問題ありませんが、喫煙をしないご家族や友人が同乗する場合は、タバコの匂いに注意したいものです。喫煙しない方にとっては、車内のタバコの匂いは不快感以外何物でもありません。

 

布シートの汚れが放置されるとどんなリスクがあるのか?

汚れが放置されることへのリスク
・虫がシート繊維を浸食
・カビやダニが発生して、アレルギーの原因になる!

布シート(ファブリックシート)の汚れの原因にはいろいろありますが、特に放置しないで戴きたいのが、食べこぼしによる汚れです。

食べこぼしによる汚れは、放置することで、いつの間にか外部から侵入した虫の餌になります。食べこぼしを虫が食べることで、シートの繊維が食い荒らされたという事例はよく見る現象です。

タンスで保管しておいたお気に入りの洋服が虫に食われたという経験はありませんでしょうか?食べこぼしによる汚れを放置することで、あれと同じ現象が車内で起こってしまうわけです。

ほんの少しの汚れであっても、虫にとっては格好の餌になるのです。人間にとってはほんの少しの食べこぼしの汚れでも小さな虫にとっては、大量のご馳走なのです。食べこぼしの汚れは外出から帰宅してすぐにでも除去するようにしましょう。

また、食べこぼしだけではありません。汚れが原因でカビやダニが発生するリスクもあります。車のシート表皮は直接肌に触れることが多いため、カビやダニによるアレルギーを誘発することもあります。特に小さい子供さんがいるご家庭は注意してあげて下さい。

車のシートの汚れを洗浄することで、食べこぼしによる虫食いや、カビやダニによるアレルギーを防ぐことができます。決して放置することなく、車のシートの汚れ落としをするようにしましょう。

 

自分で車の布シートを掃除する方法

ライター

車の布シート(ファブリックシート)は、定期的に掃除をしないと匂いがしますし、汚れによるカビやダニが発生するリスクもあります。

この項目では、布シート(ファブリックシート)の掃除の方法や掃除に必要なアイテムについてお話しました。

布シート(ファブリックシート)の基本的な掃除方法と必要なアイテム

布シート(ファブリックシート)の掃除に必要なアイテム

・掃除機
・クロス(タオル)
・市販のシートクリーナー

車の布シート(ファブリックシート)の掃除をするために必要なアイテムは上記の通りです。今回は僕が常に行っている布シート(ファブリックシート)の掃除の仕方を少しだけご紹介します。

またいつも使用している市販のシートクリーナーはこれになります。

これだとシートだけでなく、フロアやダッシュボードなどの内装品も掃除することができるため、重宝しています。特に食べこぼしによる汚れは、シートだけでなくフロアなどにも散乱してしまうため、車内の広範囲にわたって掃除が必要です。

また、シミになってしまっている汚れに対してはこちらのほうが汚れを取るのに適しています。布シート(ファブリックシート)を洗浄するといった具合でしょうか。タバコのヤニによる汚れを除去するのにも適しています。

 

 

掃除の手順は以下の画像の通りです。

クリーナーは、布シート(ファブリックシート)に直接かけてもいいですが、できればクロスにスプレーしてそれで拭き取るようにしたほうが、布シートを傷めにくいです。クリーナーは意外と洗浄力が強力なため、布シート(ファブリックシート)に直接かけてしまうとシートを傷めてしまうリスクがあります。

 

難しい汚れを落とすための布シート掃除のコツ

難しい汚れを落とすコツ

・硬めのスポンジを使う
・決して強くゴシゴシと擦らない!
・匂いを「匂い消し」でゴマ化さない!

車内での飲食による食べこぼしの汚れは落としにくい場合が多いです。

しつこくこびり付いた汚れを落とすには、クロスやタオルよりも硬めのスポンジを使ったほうが汚れが落ちやすいです。スポンジにクリーナーを付けて軽く擦るようにしてみて下さい。

けっして強くゴシゴシ擦ってはいけません。シートを傷めてしまいます。優しく一定方向に繰り返しスポンジを動かしたほうが汚れは簡単に落とすことができます。

また、タバコのヤニの汚れは元から絶たないといけません。汚れを落とすことなく匂い消しなどでゴマ化してはいけません。シートに染み込んだタバコのヤニの匂いを取り除くのはとても難儀しますが、根気よく取り組んで下さい。

 

掃除後の仕上げにおすすめのケアグッズ

掃除後の仕上げにやっておきたいこと
・布シート(ファブリックシート)の防水加工
・匂い消しではなく、空気清浄機の設置などによる車内の匂い対策

車の布シート(ファブリックシート)は、たいていの車の場合、新車時に防水加工がされているものがほとんどです。ただし、ファブリックの防水加工はどうしても経年劣化してきます。

なので、掃除を終えた後は、ジュースなどの液体などの食べこぼしによるシミを予防するためにも、防水スプレーで予防を施しておくことをオススメします。

これを施しておくと、お茶やジュース、お弁当のソースやケチャップがこぼれても、サッと拭き取るだけで汚れを取り去ることができます。「しまった、こぼしてしまった!」と慌てずに済みますよね。

 

 

また、車の布シート(ファブリックシート)の掃除をした後の匂い対策として、アトマイザーやカーフレグランスなどで消臭をするのはあまりおすすめしません。匂いだけを消しても空気は浄化されないのです。

特に小さい子供さんは車酔いしやすいということもあります。車酔いは匂いとは別の原因がありますが、車内の空気がキレイなのとそうでないのとでは、雲泥の差があります。やはり綺麗ないい匂いの車に乗せてあげたいですよね。

車内の空気そのものを浄化することのできる空気清浄機を装備するほうが、ドライバーご本人やそのご家族にとって気持ち良く過ごせることこの上ありません。

 

 

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか?

今回のお話は、大まかに言って、

車の布シートの汚れの原因と放置することによるリスク
自分で車の布シートを掃除する方法

でしたね。

ドライバーご自身だけが乗るのならともかく、ご家族が車に同乗することが多いのであれば、常に車内をキレイにして、快適なドライブを楽しみたいものです。

「最近、車掃除してないなあ」と思ったら、是非今回のお話を参考に車内をキレイに掃除して戴ければ幸いです。

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