30プリウス(3代目プリウス)の中古車を買う時に、必ず知っておきたい!とても大切なことや注意点

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まだまだ人気の30プリウス。

道路を走っていて、30プリウスを見ない日は無いというほど、売れに売れた車だけに当然かもしれない。

ただ、中古車をこれから探して買おうとしている方は、ちょっと注意が必要だ。

ライター

最終型が2015年の11月のクルマですので、良い状態の中古車を探すのが相当難しくなってきています。

でも、皆さんに失敗してほしくないので、ここでは、30プリウスの中古車を買う際の注意点についてお話しました。

30プリウス(3代目プリウス)の中古車は駆動用バッテリーとハイブリッドシステムの状態に注意すること!

ライター

30プリウスの中古車を選ぶ際に気を付けたいところは、

・見た目の綺麗さだけで車を選ばない
・ハイブリッドバッテリーの状態を知った上で、購入を決めること
・過走行車や年式の古い車であっても、メンテナンスをしっかりしている車を選ぶこと

と言ったところでしょうか?この項目では、30プリウス(3代目プリウス)の中古車選びの際に、特に注意したい点についてお話しました。

30プリウスの中古車は駆動用バッテリーとハイブリッドシステムの状態に注意すること!

ハイブリッドバッテリーの新品の価格
リビルトバッテリーの価格
ΔSOCの値に注意する!
ハイブリッドシステムの不具合の修理費

 

ハイブリッドバッテリーの新品の価格

30プリウスのように、製造からかなりの年数が経過したハイブリッドカーの中古車を購入する場合、厄介なのが駆動用ハイブリッドバッテリーやハイブリッドシステムの状態だ。

車のリヤのハッチを開けて、フロアの板をはがしていくと、駆動用のハイブリッドバッテリーが姿を現す。

ハイブリッドカーでない普通のガソリン車だと、走行距離や事故歴や修理歴の有無、水没車でないか?などの現状の車両の状態を確認するだけで済むのだが、年数の経過したハイブリッドカーで在るがゆえに、そのようなことを考慮しないといけないことになる。

 

駆動用ハイブリッドバッテリーは、走行すればするほど、年式が古くなればなるほど劣化していくもの。これは仕方がないことだ。

ただ、買ったはいいが、買ってそんなに経たないうちに異常ランプが点灯したとか、そういう話をよく耳にする。せっかく買ったのにとても残念なことだ。

 

劣化して使えなくなったハイブリッドバッテリーを新品に交換するとなると、たいていトヨタのディーラーでの交換となるのだが、工賃込みでの費用が20万円にもなる。

 

中古車で買ってすぐに、このような事態になることだけは避けるように、中古車選びの際の、ハイブリッドバッテリーの状態を知ることは、とても重要な要素になってくるのだ。

 

リビルトバッテリーの価格

高価な新品バッテリーの代替品として、中古バッテリーを再生したリビルトバッテリーが出回り始めた。これらは新品バッテリーの約半額近くで交換できたりする。新品が工賃込みで20万円ならば、その半額の10万円と言ったところだろうか。

ただ、品質にバラつきがあり、リビルトバッテリーに交換したとたんに、異常ランプが点灯するなどの不具合が報告されていたりしている。

「ハイブリッドバッテリーの交換が安く済んで良かった!」と喜ぶのもつかの間、そういうバッテリーをつかまされたユーザーはとても残念な思いをしなくてはならない。

 

ΔSOCの値に注意する!

ハイブリッドカーの中古車を選ぶ際に、ハイブリッドバッテリーの状態は知っておきたい!

「そんな方法があるの?」と思われるかもしれないが、実は、ハイブリッドバッテリーの状態を知る方法があるのだ。

それは「ΔSOC」の数値を知ることだ。

ΔSOCとは:電池内部の電圧のバラつきを数値化したもの。バッテリーの劣化度を表すもので、20%以下で正常値、30%を超えると要注意、40%を超えると要交換と言われている。

トヨタのディーラーや、プリウス専門店、またハイブリッドカーを専門的に販売している中古車屋さんには、ΔSOCを計測する機器を持っている。

そういう機器を持っている業者さんで、ΔSOCの数値を測ってもらってから購入するのが良いだろう。

ΔSOCを計測する機器を持っていない中古車屋さんでは、購入しないことだ。

 

ハイブリッドシステムの不具合の修理費

ハイブリッドシステムとは、ハイブリッドバッテリーだけでなく、モーターやハイブリッドカー独特の回生ブレーキなど、車がハイブリッドカーとしてのスムーズな動きをするための全体のシステムのこと。

これらが故障すると、だいたい20~30万円の費用がかかると言われている。

ハイブリッドバッテリー同様、要注意なのである。

 

30プリウス(3代目プリウス)の中古車を上手に買うポイント

 

ライター

僕が30プリウスを中古で買った時も、生産からすでに6年が経過していました。我が愛車ながら、よくこんな良い状態のクルマがあったものだと感心したものです。

今は、良い状態のクルマを探すのは困難になってきているでしょう。この項目では、できるだけ状態の良い車を探すコツについてお話しました。

 

価格が高い理由や安い理由を知っておく

30プリウスは、最終型が2015年式の11月生産のものだ。

年式が古くなってきた車だけに、状態の良好な車両を探すのが多少難しい。生産終了から既にかなりの年数が経過している車だということを理解して、中古車を探すのが大事だ。

中古車の価格は、年式、走行距離、グレード、付いているオプションなど、その車両の状態によってマチマチである。

僕は、今の愛車の30プリウスを選ぶ際に、走行距離が20,000㎞未満、高グレードの物を選んで購入したが、今そのような車両は極めて少なく、探すのが困難になってきている。

大事なのは、その中古車が相場より高いか?あるいは安いか?の理由を知っておいた上で購入するかどうかを判断することである。

高い安いには、必ず理由がある。それを知らないで、「安く買えてラッキー!」なんて喜んでいると、後でえらい目に遭って後悔することになるのだ。

 

できるだけ保証のあるディーラー中古車を選ぶ

ディーラーは、やはり自分のメーカーのクルマなので、品質の悪いものを販売する心配は無いに等しいと思う。

また、中古車であっても、ディーラーで販売されているものは、「1年間保証」などの保証が付いている場合がほとんどなので、安心して購入することができるだろう。

買った後の、アフターケアやメンテナンスも心配が無い。普通の中古車屋さんで買うよりは値段が高い場合が多いかもしれないが、それだけ安心できるというものだ。

 

プリウス専門店の中古車を買う

プリウス専門店なら、状態の良い中古車を売っている。

もともと状態の良くない車でも、良い状態に直して販売しているのだ。

ハイブリッドシステムの点検やメンテナンスのノウハウにも長けているので、買った後のメンテナンスにも利用できる。

30プリウスは、「国民車」と言われるほど爆発的に売れた車なのである。

だからこそ、販売終了から相当な年数が経過した今現在でも人気を誇っているのだ。

50プリウスもこれほどは売れなかったし、現行の60プリウスも30ほどの販売台数は見込めないだろう。

だから、30プリウスを上手にメンテナンスできて、状態の良い中古車を扱っている専門店が日本全国のあちこちに存在するのだ。

そういうショップから買うと、購入後にうまく維持していくのも容易に出来るだろう。

 

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか?

今回のお話は、大きく分けて

・30プリウス(3代目プリウス)の中古車は駆動用バッテリーとハイブリッドシステムの状態に注意すること!
・30プリウス(3代目プリウス)の中古車を上手に買うポイント

でしたね。

まだまだ人気の30プリウス。

ここでの情報を参考にして戴いて、良い状態の中古車を探して下さい。

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