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未だに絶大な人気を誇るZVW30プリウス(3代目プリウス)です。
ただ、最終型が2015年式だけに、この車もだいぶ古くなってきています。
気になるのが車検費用なのです。


費用の詳細 | 金額 |
自賠責保険料 | 17,650円 |
重量税 | 15,000円 |
印紙代 | 1,800円 |
車検基本料 | 9,300円 |
24ヵ月法定点検料 | 15,500円 |
エンジンオイル交換 | 0円(無料サービス) |
楽天Car車検割引 | -11,000円 |
合計 | 48,250円 |
30プリウス(3代目プリウス)の車検に最低限かかる費用の内訳


この項目では、車検費用の中でも、法定費用と整備費用の大まかな金額についてお話しました。
30プリウス(3代目プリウス)の法定費用
車検費用の中でも法定費用は、車検をディーラーで行っても、整備工場で行っても、どこで行っても最低かかってくる費用です。
ZVW30プリウス(3代目プリウス)に限らず、すべての車の車検には法定費用がかかるのが当然です。
ZVW30プリウス(3代目プリウス)の法定費用は下記の通りです。
費用の種類 | 金額 |
自動車重量税 | 新車から5年目まで免税。それ以降は7,500円/年なので、2年分だと15,000円 |
自賠責保険料 | 20,010円 |
印紙代 | 指定工場だと1,600円、認定工場だと2,100円 |
指定工場と認定工場の違いは、また別の記事でお話するとして、自動車重量税はプリウスの場合はエコカー減税が適用されるため、新車から5年目までは免税で、それ以降は7,500円/年でした。
しかし、ZVW30プリウス(3代目プリウス)の場合は、最終型が2015年のため既に対象外となります。法定費用の合計の36,610円~37,110円は最低かかる費用です。
30プリウス(3代目プリウス)の車検整備料
車検整備費用は、車検の際に車の状態に合わせて点検をしたり、部品を交換したりする整備費用のことを指します。
これは、法定費用のようにどこでやっても同じ金額ではありません。車検を実施する場所(お店や工場)によって金額が変わってきます。ディーラーで車検をやると約40,000円~100,000円と言ったところでしょうか。整備工場はほとんどディーラーと変わらないところが多い印象です。
車検費用が安いという印象があるのは、ガソリンスタンドで車検を行った場合であり、20,000から80,000円程度でしょう。ただ、これは車の状態によって費用が変わってきますので、どこが安いかは一概に言えません。ディーラーはやはり高い傾向にあるようです。
30プリウス(3代目プリウス)の車検費用とメリット・デメリットを比較してみた!


車検は、ディーラーで行うのか、整備工場で行うのか、はたまた楽天Car車検でやるのかで費用が少しづつ違ってきます。
この項目では、3か所で見積もりを取った際の費用についてお話しました。

費用の詳細 | 金額 |
自賠責保険料 | 17,650円 |
重量税 | 15,000円 |
印紙代 | 1,800円 |
車検基本料 | 9,300円 |
24ヵ月法定点検料 | 15,500円 |
エンジンオイル交換 | 0円(無料サービス) |
楽天Car車検割引 | -11,000円 |
合計 | 48,250円 |
ディーラーでの30プリウス(3代目プリウス)の車検費用とメリット・デメリット
費用が多少高くてもいいから、きちんと整備・点検したい方はディーラー一択!
下の表は、僕の自宅の近隣のトヨタのディーラーで、ZVW30プリウス(3代目プリウス)の車検の見積もりを取った費用の内訳です。
法定諸費用 | 金額(税込) |
自動車重量税 | 15,000円 |
自賠責保険料 | 20,010円 |
印紙代 | 1,600円 |
合計 | 36,610円 |
整備代金・手数料 | 金額(税込) |
24か月定期点検 | 23,700円 |
完成検査測定料 | 11,000円 |
検査手続き代行料 | 11,000円 |
合計 | 45,700円 |
法定諸費用と整備代金・手数料を足すと、合計金額が82,310円です。
ただし、この金額は車両に不具合等が無く、交換部品も無い場合の金額です。エンジンオイルやブレーキオイル、ATFなどの油脂類の交換など何も無しでの素っ裸の金額なのです。ですので、油脂類の交換や部品の交換を行った場合は費用はもっと高くなるでしょう。
でも、多少金額が高くてもいいからきちんと整備・点検をして安心したい方はディーラーでの車検一択でしょう。ディーラーは車検のクオリティは最も高いと言っても良いかもしれません。営業はそうでもありませんが、メカニックの質は良いというイメージがあります。
ディーラーに車検を依頼するメリットは、交換部品に純正を使用するところと、やはりメーカー直営なのでメカニックが車のことを熟知しているという安心感がありますね。
反して、ディーラーに車検を依頼するデメリットは費用が高くなりがちと言うところでしょうか。
整備工場での30プリウス(3代目プリウス)の車検費用とメリット・デメリット
きちんと整備・点検したいし、整備工場が地元の知り合いで断りにくい方は整備工場一択!
整備工場での見積もりも見てみましょう。
法定諸費用 | 金額(税込) |
自動車重量税 | 15,000円 |
自賠責保険料 | 20,010円 |
印紙代 | 1,600円 |
合計 | 36,610円 |
整備代金・手数料 | 金額(税込) |
24か月定期点検 | 22,000円 |
完成検査測定料 | 5,000円 |
検査手続き代行料 | 7,000円 |
合計 | 34,000円 |
法定諸費用と整備代金・手数料を足すと、合計金額が70,610円になりました。
法定諸費用は同じですが、整備代金・手数料がディーラーよりも若干安いのがわかりますね。ですので、本当にきちんと整備・点検をしたい方は特別な場合を除いて、ディーラーで車検をした方がいいのかもしれません。
ただし、ディーラーによっては車検を民間車検場に外注するところもあるようですので、評判の良い整備工場に出した方が却って安心かもしれません。僕の経験から言うと、整備工場で車検を行うメリットやデメリットはディーラーとほとんど同じように思います。
楽天Car車検での30プリウス(3代目プリウス)の車検費用とメリット・デメリット
とにかく費用を安く抑えたい方は楽天Car車検一択!
楽天Car車検は、提携する自宅の最寄りの希望するガソリンスタンドを紹介して車検を行うシステムです。
楽天Car車検の費用を見てみましょう。
法定諸費用 | 金額(税込) |
自動車重量税 | 15,000円 |
自賠責保険料 | 20,010円 |
印紙代 | 1,600円 |
合計 | 36,610円 |
整備代金・手数料 | 金額(税込) |
24か月定期点検及び完成検査測定料 | 15,500円 |
車検基本料 | 9,300円 |
楽天割引 | -11,000円 |
合計 | 13,800円 |
法定諸費用はディーラーや整備工場と当然同じ金額ですが、整備代金・手数料が圧倒的に安いのです!
しかも、楽天経由で申し込むと、11,000円の割引が受けられるのだから、かなりお得になります。楽天Car車検で車検をするメリットは費用が他と比べて圧倒的に安いことでしょう。
ただ、僕も見積もりをしたのですが、車検をするところが近所のガソリンスタンドなのです。ガソリンスタンドで車検を行うのは不安だという意見は確かに多いです。ただ、それはガソリンスタンドにも良し悪しがあるでしょう。
要は、楽天Car車検の場合は、実際に車検を行うところがどうなのかという判断になることだと思います。それを判断するには、車検の見積もりを行う際にお店に行ってみて、スタッフの方と話をしてみることでしょう。そのスタッフの方が車のことについて詳しいかどうかは、話をすればわかるのです。
僕が今回、見積もりを行ったガソリンスタンドの担当のメカニックの方は、とても車のことを知っている様子でしたので、信用できそうですし、任せてもいいかなと思いました。
ディーラー、整備工場、楽天Car車検のどれを選ぶかは普段のメンテナンス次第だ!
いざ車検をする段階になって、どこで車検をするか迷う方は多いでしょう。
僕もそうです。ただ、どこで車検をすれば良いかの明確な基準はありませんが、僕の場合は愛車の普段のメンテナンスをきちんと行っています。エンジンオイルやブレーキオイルなどの油脂類や、タイヤなどのメンテナンスなど全般に及びます。
車検は、できるだけ安く済ませたいもの。その気持ちはとても理解できるし僕も同じです。
でも、普段のメンテナンスをする時間も余裕も無く忙しい方や、面倒くさくて洗車もろくにしない方は、車検費用を安く抑えることよりも、車検の際にきちんと整備・点検をしてもらえるディーラーに任せた方が良いでしょう。
車を所有している限り、2年ごとの車検を避けて通ることはできません。ただ、車検を2年毎に行わなければならない義務と考えるのではなく、愛車を良い状態で長く乗る手段として車検を考えてみたら良いのではないかと思うのです。
過走行のプリウスは特に要注意!
30プリウスの車で一番懸念されるのが、車のハイブリッドバッテリーの状態です。
最終型が2015年だけあって、それ以前の古い型になると走行距離が20万キロメートルを超える過走行の車も多々存在します。走行距離が多い車ほど、ハイブリッドバッテリーの劣化が激しい可能性は高いのです。
そういう車両を所有するオーナーさんは、ハイブリッドシステムの点検が車検項目にあるディーラーを選んだ方が良いでしょう。車検費用をケチって、車が動かなくなるのはナンセンスです。
車検というのはあくまでも、点検整備とは目的が違います。車検の目的は、「車が法律に則り、保安基準に適合しているかどうかを確認する」というものです。ハイブリッドバッテリーの状態の良し悪しは、車検の検査項目にも明記されていません。
そのようなことを念頭に置いて、車検を実施する場所(お店)を選ぶようにすれば良いでしょう。

費用の詳細 | 金額 |
自賠責保険料 | 17,650円 |
重量税 | 15,000円 |
印紙代 | 1,800円 |
車検基本料 | 9,300円 |
24ヵ月法定点検料 | 15,500円 |
エンジンオイル交換 | 0円(無料サービス) |
楽天Car車検割引 | -11,000円 |
合計 | 48,250円 |
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回のお話は、大まかに言って、
●30プリウス(3代目プリウス)の車検に最低限かかる費用の内訳
●30プリウス(3代目プリウス)の車検費用とメリット・デメリットを比較してみた!
今回は、ディーラー、整備工場、楽天Car車検での車検費用やメリット・デメリットを比較してみました。どこを選ぶかは、普段のメンテナンスの状況や愛車の状態によって考えた方が良いでしょう。
今現在の愛車に長く乗りたいとお考えならば、費用面だけで車検を選ばずに、普段のメンテナンスの内容で選んで戴ければ良いのではないでしょうか。
僕の愛車の30プリウス(3代目プリウス)も車検を何回か実施しましたが、30プリウス(3代目プリウス)のディーラーを含めた何か所かでの車検費用やメリット・デメリットを何か所か比較してみました。
今現在30プリウスを所有されているオーナーの方や、これから中古で30プリウスの購入を検討している方も、絶対に損をしない情報なので、参考にして戴けると幸いです。