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皆さんは、自分の愛車のホイールに、まるで小さな虫が這ったような白い跡がついているのを見たことがあるだろうか?
実はこれが車のホイールに発生する「白サビ」なのである。
アルミホイールの白サビの原因と予防方法
「アルミホイール」なのにサビができるなんて!」なんて思っていませんか?
サビは鉄だけでなく金属類のアルミにも発生してしまうのです。ただし、アルミ製のホイールのサビは、鉄に発生する「赤サビ」ではなく、「白サビ」です。
この項目では、ホイールに発生する白サビの原因や、放置しておく怖さ、予防方法についてお話しました。
アルミホイールの白サビとは?
白サビとは、アルミニウムや亜鉛の表面に発生することが多いサビである。
よく見る鉄の赤サビと同じように、空気と水分とアルミが反応することで発生するサビである。鉄の赤サビと違うのは、アルミや亜鉛が錆びてできたものであるということ。
アルミホイールの場合は白サビとなるが、これが最近見かけるのが少ないスチールホイール(昔は鉄チンホイールと呼んでいた)なら赤サビとなるのである。鉄がサビると赤サビとなり、アルミや亜鉛がサビると白サビになるというわけです。
アルミホイールの白サビの原因
アルミホイールに発生する白サビの原因は、横着をして洗車を長くやらずに車を放置しておいたり、ホイールにガリ傷がついたまま補修や修理をせずに放置しておくことでサビとなって発生する。
僕が、初めてアルミホイールの白サビを見たのは、長い間洗車せずに放置してあった妻の10アクア(初代アクア)のホイールに、まるでミミズが這った様な白い跡がついていた。「これは何だろう?」と思って調べてみるとそこで初めてホイールに発生する白サビということが分かったのだ。
長いこと洗車をせずに放置していた車から発見するなんて、何とも情けないことではないか!と思ったが、やはり車のメンテナンスは普段からきちんと実施しないといけないということだろう。
放置すると怖い!アルミホイールの白サビ
・見た目が良くない
・腐食が進行する
・ホイールの強度が下がる
・ホイールの寿命が早まる
アルミホイールの白サビを放置しておくと、上記のような様々なことが起こり、良くない。せっかくお気に入りのホイールを履いていても、白サビがあるだけで見た目にも影響するし、腐食が進行することでホイールの強度が下がり、結果、寿命が早まってしまうということだ。
やはり、「早期発見、早期治療」と言った具合に、状況が悪い方に進行してしまうと、手間もお金もかかるので、白サビを発見したら、早めに対処するようにしよう。
アルミホイールの白サビの予防方法
・小まめな洗車
・ホイールにコーティングをする
・傷が付いた場合、早めの対処をする
アルミホイールの白サビを予防する方法は、上記にあるようにこまめな洗車とコーティングを行うことだ。ホイールだからと言ってメンテナンスの手を抜くのではなく、車本体と同じように普段から綺麗にしておくことが、白サビを発生させない最大の予防と言えるだろう。
また、走行中に誤って縁石を踏んでしまい、ホイールを傷つけてしまった場合は、すぐに傷の修復をすることだ。サビは傷が付いたところから発生しやすいので、ホイールに付いた傷を放置しておかずにきちんと対処するようにしよう。
アルミホイールの白サビを除去してみた!(やってみたけどダメだった!)
自分の愛車に発生してしまった白サビは、放置せずに対処するようにしたいもの。
軽度~中度の白サビであれば、自分で除去が可能です。僕も市販のコンパウンドを使って除去してみましたが、残念ながら白サビを落とすことはできませんでした。
やはり「早期発見、早期治療」が大事ですね。
軽度~中度の白サビなら自分で除去できる!
先述したとおり白サビの対処は、「早期発見、早期治療」と先述したように、早い段階の軽度~中度の白サビは自分で市販のコンパウンド等を使用して除去することができる。
ホイール用の磨き剤が市販されているので、入手して除去してみることをおすすめしたい。
白サビの除去のやり方
2.市販の磨き剤を使って柔らかい布で軽く擦る
3.ホイールを洗って拭き上げる
4.コーティングをする
市販の磨き剤を使って、白サビの除去をやってみたけど、残念ながら白サビを落とすことはできなかった。
恐らくだが、白サビがホイールに深く刻み込まれていて、耐水ペーパーとメタルポリッシュクリームでは、白サビを落とすことはできなかった。
一見これぐらいなら耐水ペーパーと市販の磨き剤で落とすことができるんじゃないかと考えていたが、甘かったようだ。ただ、軽度の白サビであればこれで落とすことができると思うので、チャレンジしてみて戴きたい。
残念だが、ここまで重度だと市販のセルフの作業では、ホイールの白サビを落とすのは困難かもしれない。ホイールリペアの業者さんにお願いするしかないようだ。
重度の白サビは専門業者に頼んで研磨してもらおう
重度の白サビは、費用はかかるがホイールリペアの専門業者に依頼して研磨をして白サビを落としてもらったほうが良い。
自分の愛車のホイールに白サビが発生しているのに、そのまま放置するのだけはやめた方が良い。そうでないと白サビはどんどんホイールを浸食していくし、強度が下がりホイールの寿命が縮まってしまうからだ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のお話は、大まかに言って、
●アルミホイールの白サビの原因と予防方法
●アルミホイールの白サビを除去してみた!(やってみたけどダメだった!)
でしたね。
今回は検索ユーザーの方々に対して残念な記事になってしまいました。申訳ございません。
でも、これで終わりではなく、違う種類の市販のコンパウンドで再度チャレンジしてみます。それでも白サビを落とせない場合は、ホイールリペアの業者さんにお願いしようと考えております。
普段からメンテナンスが大切だと発信しておきながら、自分の妻の愛車を放置してしまい、大いに反省しています。皆さんはこのような失敗をしないよう、この記事を参考にして戴ければ幸いです。
長いことメンテナンスを怠って放置しておいた妻の10アクア(初代アクア)のホイールに白サビを発見したときは、ショックでした。自分の愚かさを反省しましたが、遅いです。
今回は、洗車せずに放置することで、車のアルミホイールに発生する危険性がある「白サビ」の原因や予防方法、発生してしまったときの対処についてお話しました。