必見!コーティング車のメンテナンスのやり方をわかりやすく解説

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車を所有していると欠かすことのできないのがメンテナンスだ。

特に外観はいつも綺麗でピカピカでありたいもの。

「俺の車はコーティングしているから放っておいて大丈夫」

いやいや、コーティング車だってメンテナンスは必要だ。メンテナンスをしっかりやるかやらないかでコーティングの効果が長くなるのだ。

今回はコーティング車のメンテナンスのやり方についてお話しよう。

コーティング車のメンテナンスの必要性とは?

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コーティング車なのに、なぜメンテナンスが必要か?

愛車にコーティングを施しているからと言っても、ある程度のメンテナンスは必要となってくるもの。

自分でメンテナンスをするのが面倒だからコーティングを施したのにという方もおられるだろう。でも、コーティングは種類にもよるのだが、たいていのものが高額だったりする。ものによっては10万円以上の高額なコーティングもあるのだ。そんな費用はそうそう出せるものではない。

だから、定期的なメンテナンスをすることでコーティングが長持ちするし、やはり愛車は常時綺麗な状態のほうが良いだろう。

コーティングを施していてもコーティングの被膜は日々ダメージを受けている。コーティングしていることによって得られる撥水性能や親水性能、輝きや艶などはダメージを受ける。だからそれをケアするのが必要になってくるのだ。

ただ、メンテナンスの頻度は車の保管状態やカラーによって違ってくる。

 

コーティング車のメンテナンスの頻度とは?

車の保管状態によって違うメンテナンス頻度

コーティング車のメンテナンスの頻度は、保管する状態によって変わってくる。

自宅保管や月極パーキングを借りている場合であっても、屋根付きの車庫での保管なのか、あるいは青空駐車なのかにもよって変わってくる。

屋根付きの車庫での保管の場合はメンテンナンスの頻度は少なくて済む。青空駐車の場合はこまめなメンテナンスが必要となってくる。

特に日本の雨は酸性雨なのでコーティングの被膜がダメージを受けやすい。特に欧州車は環境保護を考えて水性塗装となっており、塗装面が日本車に比べて弱い。

酸性雨だけではない。市街地を走ると他の車両のブレーキダストや粉塵などでコーティングの被膜は傷みやすい。海が近いところに住んでいる場合は潮風のことも考慮しないといけないだろう。

 

車のカラーによって違うメンテナンス頻度

車のカラーによってもメンテナンスの頻度は違ってくる。

白系の淡色車はそうでもないが、黒系の濃色車はこまめなメンテナンスが必要だ。

特に真夏の暑い日差しでコーティング被膜に焼き付いて付着した汚れがこびり付いて洗っても落ちにくくなるのだ。濃色車でもシルバーやガンメタリックなどのメタリック車はまだいいが、ソリッドの黒は要注意だ。汚れや水垢が付きやすく落ちにくいし、汚れが目立つのだ。

ソリッドの黒は綺麗なときはとてもきれいなのだが、汚れると他のカラーに比べて汚れが目立ちやすい。見たことあるかと思うが、ちょっとした水垢でもものすごく目立ってしまうのだ。

 

メンテナンスのタイミングとは?

メンテナンスのタイミングは、車に水をかけてみて、その水流の状態でわかる。

目に見えて汚れが付着している場合は勿論のこと、綺麗な丸みを帯びた水玉が歪んでいたりすると被膜面に見えない汚れが付着している証拠だ。

 

コーティング車のメンテナンスのやり方

QMIグラスシーラント タイプTⅡの場合のメンテナンス

僕の愛車30プリウスはQMIグラスシーラント タイプTⅡのコーティングを施している。

中古での購入だったので、前オーナーが施したものだ。

リヤガラスにステッカーが貼ってある。いつ施したものかわからないが、水を弾く状態から見るとまだ持ちそうだ。

このガラスコーティングには別売でメンテナンスキットがある。正規で購入すると高額になるので、メルカリや楽天ラクマなどで探して購入している。

 

上の画像がメンテナンスキットの入ったボックスだ。プラスチック製で25㎝四方ぐらいの大きさだ。

 

上の画像がメンテナンスキットの中身だ。左端が洗車の後の水滴のふき取りに使用するコンディショナーであり、真ん中がピッチやタールなどの汚れの酷い箇所に使用するクリーナー、右端がフロントガラスやリヤガラスの汚れ取りや撥水のためのファインビューメンテナンスリキッドだ。ほかにも専用のスポンジやマイクロクロスが付属で付いている。

使用頻度が一番高いのがコンディショナーだ。使用頻度は車の汚れ具合にもよるが、僕は車を通勤でほぼ毎日使用するので汚れがとても激しい。できれば毎日洗車したいところだが、そんな時間は無い。約2週間ごとの洗車の際に使用している。

 

使い方は、まず車に水をかけてホコリなどを洗い流す。

 

次に上の画像のようにシャワーノズルで水を車にかけながらマイクロクロスでこすりながら洗っていく。

基本的には水洗い洗車だが、よほど汚れの酷いときはカーシャンプーを使用すると良い。ただし、コーティング車専用のシャンプーか弱酸性または弱アルカリ性のシャンプーを使うとコーティング被膜を傷めずに済むので良いだろう。

 

 

コンディショナーを使用する目的は、車のボディが水垢等の付着により、塗装面のツヤや水弾きが不均一になった場合に使用する。コンディショナーは、洗車後の水滴が残っている状態での使用となる。

作業手順は左から、マイクロクロスの水を絞り、マイクロクロスにコンディショナーをスプレー(5回ぐらいスプレーする)し、 車の水滴を拭き取っていくという繰り返しだ。

炎天下の夏や寒い冬は結構つらい作業だが、根気よくやるしかない。愛車をキレイな状態に保つには忍耐も必要だと僕は思うのだ。

 

汚れの酷い箇所は、クリーナーをスポンジに適量つけて、汚れた箇所をスポンジで丁寧にこすり、乾いたら拭き取るという作業だ。

30プリウスの場合はサイドステップの前と後ろの付け根に汚れが付着しやすい。エアロを装着している車はサイドステップのほか、リップスポイラーやバンパーの下あたりに汚れが付きやすいので丁寧に汚れを落としてやると良いだろう。

 

作業完了!

 

見よ!この流麗な姿!

メンテナンスは手間がかかって面倒臭いが、愛車はいつも綺麗にしておきたいもの。

メンテナンスの翌日の30プリウス

メンテナンスの翌日の愛車。ちゃんと綺麗な水玉ができている。

QMIグラスシーラントに限らずほかのコーティングでも、このようなメンテナンスキットは販売されている。作業はたいてい似たような手順だ。どのコーティングでも愛車をいつも綺麗な状態に保ちたいのならある程度の手間は覚悟するべきだろう。

いつも綺麗な状態の車に素敵な恋人や家族を乗せてあげたいと思えばメンテナンスは欠かせない。

是非参考にしてほしい。

 

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