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ガソリンスタンドで愛車を洗車している方を良く見かける。
洗車する時間がなかなか無くて、ちょっとした時間で洗車をしている方や、丁寧で品質の高い手洗い洗車をする方もいる。洗車の方法やどちらを選ぶかは、人それぞれだ。
ガソリンスタンドでの機械洗車と手洗い洗車の特徴
自宅がマンションやアパートなどで、自宅での洗車ができない方などは、上手にガソリンスタンドを利用することで、愛車をキレイにすることができます。
洗車をする場所の選択肢の一つとして、何かと便利なガソリンスタンドですが、ガソリンスタンドには、手軽に洗車機を使えるサービスもあれば、スタッフによる手洗い洗車をすることもできます。
両方とも特徴やメリット・デメリットがあり、どちらを選ぶかはあなた次第です。この項目では、ガソリンスタンドでの機械洗車と手洗い洗車の特徴やメリット・デメリットについてお話しました。
ガソリンスタンドでの機械洗車の料金と特徴
ガソリンスタンドに設置されている洗車機は、「門型洗車機」と「ドライブスルー型洗車機」の2種類のうちのどちらかが設置されている。
設置されている洗車機のタイプ | 料金と所要時間 | 特徴 | |
有人店舗 | 門型洗車機 | 300円~ 約10分 | スタッフが洗車~拭き上げまで行う |
無人店舗(セルフスタンド) | ドライブスルー型洗車機 | 600円~ 約10分 | 拭き上げスペースがあり、セルフで洗車~拭き上げを行う |
料金はガソリンスタンドに設置している洗車機などによって違い、一律同じ料金ではないが、だいたい上記の通り。洗車の所要時間は、洗車~拭き上げまでで約10分ぐらいだ。門型洗車機での水洗いのみの洗車であれば、300円から利用できて料金は安い。
ガソリンスタンドでの機械洗車をする場合、給油するスタッフがいないセルフスタンドの場合は、ドライブスルー型洗車機が設置されている場合が多く、スタッフが給油するガソリンスタンドの場合は、門型洗車機が設置されている場合が多いのが特徴だ。
これらの理由については、セルフ型のスタッフがいない場合のガソリンスタンドは、洗車するユーザーがセルフで洗車ができるようなドライブスルー型の方が使い勝手が良く、事故などのトラブルを避けれるからだと思われる。
また、セルフ型のガソリンスタンドの場合は、拭き上げスペースが用意されていて、ユーザーが自分で拭き上げができるようになっており、それに対してスタッフがいる有人型のガソリンスタンドの場合は、洗車機にかけることから拭き上げまでをスタッフがやる場合が多いようだ。
機械洗車のメリット
洗車機で洗車をするメリットは以下の通り。
所要時間が短い
安い料金で利用でき、急ぎの際に便利な機械洗車は、洗車する時間がなかなか取れない方にとってとても便利な方法だと言える。明日急に人を車に乗せないといけないが、車が汚れていて急いで洗車をしたいときなど、気軽に利用できるというメリットも。
コースも豊富で、水洗いのみの水洗い洗車から、洗車機がコーティングを施してくれる撥水コースと、種類が選べるので便利だ。
機械洗車のデメリット
安くて便利な機械洗車もデメリットはある。洗車機で洗車をするデメリットは以下の通り。
ボディに傷が付くリスクがある
車種や汚れ方に適した洗車が困難
洗車する料金は安いが、細部に洗い残しができてしまったり、車種によって車の形状が異なるため、それに合った洗車が困難であったり、ボディに傷がついてしまうリスクがあったりと、良いことばかりではなさそうだ。
大事なのは、洗車機を使って洗車をすることのメリットとデメリットの両方を理解した上で、「今の状況に合った洗車方法」を使い分けることが大事だろう。
ガソリンスタンドでの手洗い洗車の料金と特徴
料金と所要時間 | 特徴 | |
手洗い洗車 | 2,750円~ 約15分~ | 洗う水にカルキ等を含まない純粋で洗う純粋洗車や、ムートン(羊毛)でモコモコの泡で洗う「泡ムートン洗車」などバリエーションは豊富 |
ガソリンスタンドでの手洗い洗車の料金や所要時間、特徴は上記の通り。ただ、手洗い洗車には様々なバリエーションがあり、同じエネオスのガソリンスタンドでも経営している会社によって扱う洗車の種類が違ったり、料金も実にさまざま。
また、軽自動車のSSサイズからランドクルーザーやハイエースやベンツのSクラスなどのXLサイズによって料金も変わってくる。車が大型車になって、ホイールクリーニングやピッチ除去まで含めると料金は1万円にもなってくる。
僕もだいぶ前に、ガソリンスタンドの手洗い洗車を利用したことがあったが、そのクオリティの高さにとても感心した記憶がある。また、自分の洗車のスキルアップのために、洗車の作業をしている様子を観察して研究したりもした。
高い料金を払って施工するだけのメリットはあると感じた。
手洗い洗車のメリット
細部まで綺麗になる
やはり、ガソリンスタンドでの手洗い洗車は、ある程度の料金がかかるだけあってクオリティが高いと感じた。それでも洗車専門店ほどの料金ではないので、たまに施工するのであれば手の届く範囲だと言えるだろう。
手洗い洗車のデメリット
機械洗車に比べて、所要時間が長い
洗車のクオリティが高い分だけ、料金が高いのは仕方の無いことかもしれない。所要時間が長いのは、デメリットかもしれないが、洗車をしている時間に買い物や他の用事を済ませられることも可能なので、上手に利用したいものだ。
ガソリンスタンドでの洗車で機械洗車と手洗い洗車のどちらを選ぶかの判断基準
ガソリンスタンドでの洗車で、手洗い洗車と機械洗車と両方のメリット・デメリットについてお話をしましたが、両方のメリットとデメリットを理解したうえで、どちらを選べば良いのでしょうか?
この項目では、ガソリンスタンドでの手洗い洗車と機械洗車のどちらを選ぶか?の判断基準についてお話をしました。
料金の安さで選ぶなら機械洗車
「とにかく安い方がいい!洗車にお金をかけたくない!」と言う方は、機械洗車一択になるだろう。特に門型洗車機の場合なら水洗いのみだと300円から洗車できるガソリンスタンドも存在するので、うまく利用すれば節約にもなる。
特に、自宅がマンションやアパートなどの集合住宅で、駐車場で洗車ができない方は、機械洗車は比較的安い料金で利用できて便利なのである。
ただ、洗車の後の拭き上げは、その場所から移動してセルフでやらないといけないので、そこは工夫するしかない。
急ぎの時は機械洗車
明日でかけるのに、車が汚れている!でも、時間が無い!という場合にはガソリンスタンドでの機械洗車が良いかもしれない。ただ、24時間営業のガソリンスタンドでも、洗車機の利用時間が限られている場合が多いので、利用できる時間帯を確認しておこう。
また、混雑しやすい時間帯もあるので、それも確認しておくと便利だ。僕も以前に混雑する時間に洗車に行ってしまい、長い時間待たされて、結局自宅で手洗いしたほうが良かったんじゃないかということもあった。
洗車のついでに給油もできるので、出かける前だと便利なのである。
雨の日の洗車なら機械洗車
よくガソリンスタンドでは、「雨の日洗車デー」というのを設けているガソリンスタンドもある。たいていは手洗い洗車のサービスだが、拭き上げスペースのあるガソリンスタンドでドライブスルー型の洗車機を利用すれば、作業はとても楽だし、料金も手頃だ。
クオリティの高さで選ぶなら手洗い洗車
手洗い洗車の最大のメリットは、何と言ってもクオリティの高さである。
自宅やコイン洗車場ではなかなかできない高い技術も、手洗い洗車なら可能なのである。費用のこともあるので、常時利用することが出来なくても、セルフで洗車を行う場合の参考にもなるので、たまに利用してみるのも良いだろう。
買い物や用事の間に洗車を済ませたい場合は手洗い洗車
買い物や用事の時間に愛車を預けて、手洗い洗車をしてみるのも良いのかもしれない。
何と言っても、時間を有効に使えるし、用事の帰りにキレイになった愛車を運転すると気分が良くて嬉しいものだ。待ち時間などを有効利用して洗車に充てるのも良いアイデアだと僕は思う。
欧州車は手洗い洗車にしたほうが良い
欧州車は国産車と違って水性塗装なので、塗装面がとてもデリケートなのである。時間が無いから、料金が安いからと言って機械洗車を容易にセレクトするのは賛成しない。
欧州車はそれなりの価格なのだから、洗車もそれなりの価格でクオリティを保ちたい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のお話は、大まかに言って、
●ガソリンスタンドでの機械洗車と手洗い洗車の特徴
●ガソリンスタンドでの洗車で機械洗車と手洗い洗車のどちらを選ぶかの判断基準
でしたね。
ガソリンスタンドは、給油をするだけのところではなく、愛車をキレイにできる場所でもあるのです。手洗い洗車も機械洗車も、それぞれのメリット・デメリットがあるので、それらを十分理解した上で、その時の状況によってどちらを利用するか参考にして戴ければ幸いです。
ガソリンスタンドで洗車をする際に、洗車機を使った「機械洗車」か、もしくはスタッフの方が手洗いで愛車を洗ってくれる「手洗い洗車」を選ぶかは、予算やその時の状況で変わってくるもの。
今回は、ガソリンスタンドでできる機械洗車と手洗い洗車の料金や特徴、メリット・デメリットについてお話しました。参考にして戴ければ幸いです。