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今までは、市販のコーティング剤なんて、大した効果は無いと思っていました。
でも、今回ある事情で市販の安価なコーティングをやらざるを得なくなり、試してみたところ、かなり良かったのです!
ガラスコーティングとは?
・ガラスコーティングの種類やワックスとの違い
というのをポイントにお話をしました。
市販のコーティング剤を使用した経緯
実は今回、市販のコーティング剤を使用したのは理由があります。
僕の愛車の30プリウスは中古で購入したものです。それには、トヨタのディーラーオプションの「QMIガラスシーラント」が施してありました。おそらく、前オーナーがオーダーしたものでしょう。
僕が中古で購入したときは、まだコーティングの効果が持続しており、車は常にピカピカの状態でした。それが、最近は経年劣化してきており、特にルーフやボンネットの一部は水を弾かなくなってきていたのです。
上の画像では、少々わかりにくいかもしれませんが、ルーフはほとんど水を弾かず水滴ができない状態です。再施工しようと、調べてみましたが、やはり高額なのです。
ボディだけでも5万円近くしますし、ガラスやホイールも含めると8万円近くの価格になるのです。情けない話ですが、さすがに今の僕にその費用は捻出できません。
それなら、市販品で自分でもカンタンに施工できるものを探してやってみようと思った次第なのです。
ガラスコーティングとは何か?
ガラスコーティングとは、原材料の一部にガラス成分が含まれているコーティングの事です。粒子成分がガラスにとても似ており、硬くて頑丈な被膜を生成します。
製品の種類は数多く、効果の期間が短いもので半年、長いものだと3~5年持つものもあります。価格もそれ相応であり、専門業者に施工してもらう高級なものだと、愛車を1~2日間業者さんに預けて施工してもらうような本格的なものです。
そのような高級なコーティングになると、10万円以上の価格になります。ただ、価格が高いだけあって仕上がりの質感の良さや耐久性は市販品とは比べ物になりません。
ガラスコーティングの種類
コーティング剤の種類は実に数多くあり、オートバックスなどのカーショップやホームセンターに売っているようなDIY製品だけでも多種あります。施工が簡単なものであれば、スプレータイプのものがオススメです。
時間をかけてじっくり施工したい方には、ワックスタイプやクレータイプの固形の物が販売されていますので、そちらを使ってみるのも良いでしょう。
コーティング剤とワックスとの違い
昔、僕が免許を取り立ての若い頃は、コーティングなんてものはあまり世の中に出回っておらず、車の塗装面の保護や艶出しにはワックス一択でした。
ワックスにも、液体のものや準練りや半練り、固形のものまで種類がたくさんあり、それぞれに施工の手間や効果がさまざまでした。
洗車をして、ワックスまでかけると、とても疲れるぐらい手間がかかった記憶があります。
近年は、ワックスを使用するユーザーが激減し、コーティングをするユーザーが大半になってきました。
ただ、コーティングもワックスも、それぞれに特性があります。両方の特性を理解したうえで、使用するのが良いでしょう。
コーティングの特性 | ・種類が豊富 ・施工が簡単なものから手間のかかるものまで、好みによって選べる ・ボディの艶出しと撥水に抜群の効果がある |
ワックスの特性 | ・施工に手間がかかり面倒 ・ボディに深く濡れたような艶がでる ・効果の持続が短く、こまめな施工が必要 |
女性や初心者でも簡単にできる!市販のガラスコーティングの施工の仕方
コーティングには、実に色々な種類があります。
コーティング専門の業者さんに頼むものだと、5万円~10万円以上する高級なものまで多種にわたります。
ここで今回ご紹介するものは、標題どおり、女性や車の洗車も自分ではあまりやったことが無いという初心者の方でも、簡単に施工できて効果もそこそこ見込めるものですので、是非参考にして下さい。
今回使用した市販のコーティング剤
今回使用したのは、ProStaffの商品の「CCウォーターゴールド」です。
Amazonや楽天の通販で簡単に購入できて、誰でもカンタンに施工できて効果も実感できるという優れもの。
Amazonのユーザーのレビューがとても好評だったので、是非試してみたい!と思って、即購入し使用しました。
コーティングする前の下地処理
今回、ご紹介するのは誰でもカンタンに施工できる市販のコーティング剤を使ったものですが、普段から車の洗車やメンテナンスに慣れている方なら、コーティング施工の前に下地処理をされた方が良いでしょう。
水垢・イオンデポジット(ウォーターデポジット)の除去
長い間、洗車をサボっていると、車のボディに水垢やウロコが付いてしまいます。
水垢やイオンデポジット(ウォーターデポジット)は、コーティング剤では除去できません。
専用の水垢クリーナーやイオンデポジット除去剤を使用して塗装面をキレイにしてからコーティング施工を行うと良いでしょう。
砂鉄・鉄粉の除去
広い幹線道路の近くや、工場地帯の近くにお住まいの方は、車の塗装面に砂鉄や鉄粉がたくさん付着しています。車やトラックのブレーキダストや粉塵が飛散しているのがボディに引っ付いてしまうのです。
ボディ表面を手や指で撫でてみて、ザラザラしているようなら、間違いなく砂鉄や鉄粉が付着しています。砂鉄・鉄粉除去の粘土などで除去することをおすすめします。
超簡単!洗車後の濡れたボディにスプレーして拭き取るだけ!
用意するもの
・本品(Pro Staff CCウォーター)
・マイクロファイバークロス(何枚かあれば良い)
今回使った市販品のコーティング剤のプロスタッフのCCウォーターは、使い方がとても簡単!
下の画像のように、洗車後の濡れたままのボディに直接スプレーして、マイクロファイバークロスで拭き取るだけ。
ボディに直接スプレーする。(毛深くてすみません!)
拭き取る!ボディ表面の水滴が無くなるまで、これを繰り返ししていきます。
最初に言ったとおり、女性や初心者の方でもカンタンに施工できるのです!
ちなみに、使用した際の動画を映しましたので、公開しました。
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見て下さい!黄昏に輝く我が愛車を!
全く水を弾かなくなったルーフやボンネットも綺麗にピカピカになりました!
また、今回使用した「CCウォーター」は、最初の3回ぐらいは洗車の度に継続して使用することをおすすめします。
なぜなら、最初だけでも継続して使用することで、ガラスコーティングの硬度が増し、効果が長く持続するからです。
この記事を見て戴いて、「これなら私にもできそうだな」「こんなに簡単で効果が出るならやってみようかな?」と思われた方は、是非試していただきたい。
コーティングを長持ちさせるためにできること
また、せっかくコーティングの施工をしたのなら、その効果はできるだけ長持ちさせたいもの。
効果を長持ちさせるには、愛車にできるだけ愛情を注いで戴きたいものです。
こまめに洗車する
コーティングの輝きを持続させるには、こまめな洗車はやっておきたい。
どんなに高価なコーティングをしても、洗車を全くしてないと、劣化するのも早いのです。
手洗い洗車でなくても、ガソリンスタンドやコイン洗車場の洗車機にかけるだけでも良いので、常に愛車をキレイにしておくことをおすすめします。
メンテナンスキットを使用する
今回使用したCCウォーターは、アフターケアのためのものは無いですが、市販のコーティング剤の中には、アフターケアをするための「メンテナンスキット」が販売されているものもあります。
そういうものがあれば、活用することをおすすめします。
僕の愛車に施されていた「QMIガラスシーラント」にもメンテナンスキットがあります。
僕もそれを使用していました。
メンテナンスキットを使用することで、コーティングが長持ちするのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のお話は、大まかに言って、
・ガラスコーティングとは?
・女性や初心者でも簡単にできる!市販のガラスコーティングの施工の仕方
でしたね。
本当に誰でもカンタンにできるので、是非やってみてほしい。家族や恋人にキレイな車に乗ってもらい、ドライブやレジャーを楽しんでもらうと自分自身も嬉しいものです。
綺麗な愛車で良いカーライフを楽しんで下さい。
正直、市販のコーティング剤なんて馬鹿にしていたけど、最近は良いものが数多く出回っています。
今回、自分の愛車で試してみて、その効果に驚いています。これなら、皆さんにオススメできるので、そのお話をしてみました。本当にだれでも簡単にできるので、是非やってみてほしい。