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「次の日の天気が雨の予報なのに、洗車をするなんて意味が無い!」
「洗車?雨の日の前なのに?意味ないでしょう?」
雨の日の前の洗車の是非に関して良く聞く言葉である。でも、僕は雨の日の前の洗車は大いに、意味やメリットがあると思っている。

次の日が雨だとわかっていても、あえて洗車をしたほうが良い理由とは?


次の日の天気が雨予報なのに洗車をする人を見ると、「せっかく洗車をしても雨が降ったら意味がないのでは?」と思う方が多いようです。
でも、次の日が雨だからこそ洗車をするチャンスだと僕は思っています。この項目では、次の日の天気が雨予報のときにあえて洗車をすることのメリットについてお話しました。
洗車後の雨は汚れが付きにくい
洗車をした次の日に雨が降っても、その雨は汚れが付きにくいのである。理由は、前日に洗車をしたり、洗車の直後に雨が降った場合、洗車によってボディの表面の汚れが落とされてボディの表面が滑らかになっているので、汚れが雨によって流れ落ちやすくなるからである。
僕は、洗車をした直後や翌日に雨に降られて、「せっかく洗車をしたのにもったいない!」とだいぶ以前は思っていた。洗車したのに雨が降ったら意味が無いと考えてしまっていたのだ。
しかし、車のボディの様子を見ていると、洗車の後の雨は、ボディに付着した水滴がス~ッと下に流れ落ちやすいので、余計な汚れが付きにくいのが確認できたのだ。
それ以来、翌日の天気予報が雨の場合には、都合さえ合えば積極的に洗車をするようにしている。洗車の後の雨は意味がないというのではなく、逆にチャンスだと考えている。
コーティングの効果を活かしやすい
車のボディにコーティングを施している場合、洗車の翌日や直後の雨は、コーティングの効果を実感できてとても良い。
コーティングによってボディの表面にできた被膜の効果で、雨粒がスーッと下に流れ落ちる様子を見ていると実に気持ちが良い!誰もが車を所有している満足感に浸れる瞬間ではないだろうか?
僕はよく暇を見つけて洗車をする人は、あのボディを流れ落ちる水滴の様子を見たさに洗車をしているのではなかろうかと思えるほど、洗車の効果を実感できると思っている。
洗車の直後の雨はもったいなくない!
先述したとおり、コーティングを施している車の場合、ボディの表面は滑らかで平滑度が高い。
ボディの表面に余分な汚れやゴミが雨によって流れていくので、雨上がりの際に洗車をする必要がなく、マイクロファイバークロス等の柔らかい布でサッと水滴を拭き上げるだけでボディがきれいになるのだ。
これが雨の前に洗車をしていない車だとそうはいかない。雨が降る以前からの汚れと雨による汚れがボディの表面に付着しているため、洗車をせずに拭き上げるだけだと、ボディの塗装面を傷つけてしまうからだ。
だから、洗車をした直後の雨はもったいなくないのだ!
洗車に適している天気と、雨の関係


次の日の天気予報が晴れであっても、雨であっても、愛車はいつもきれいにしておきたいのが、車好きの性ではないでしょうか?
次の日が雨だからこそ、愛車をキレイにしておきたいという気持ちは僕にはとてもよく理解できます。この項目では、洗車に適している天気や、雨の前日や雨の前に洗車をすることの意義や、洗車の翌日の雨のドライブはとても素敵だというお話をしました。
一番洗車に適している天気は薄曇りで風の無い日だが・・・
自分の都合と洗車のタイミングが合えばの話にはなってしまうのだが、実は洗車に一番適していると言える天気は、薄曇りで風の無い日だというのは洗車をする際の常識になっている。
洗車の大敵と言われているイオンデポジットやウォータースポットが発生しにくいし、風によってホコリが飛んでくることも少ないからである。
しかし、自分の休日や洗車の時間が取れるときとなかなかタイミングが合わないときが多くて、そう都合良くはいかないだろう。僕もそうだが皆仕事を持っているし、生活の基盤やサイクルがあるからである。皆忙しいのだ。
絶対に洗車をするのを避けたほうが良い日は、真夏のドピーカンでジリジリと日差しが強い日であろう。洗車をする本人もしんどいだろうし、車のボディにとっても良くない。洗車の大敵であるイオンデポジットやウォータースポットが発生しやすいからだ。
だから、次の日が雨だとわかっていてタイミングが合えば、あえて洗車をするように心掛けたい。車にとっても雨の前の洗車はチャンスだと思うのだ。
「次の日が雨だとわかっていたら洗車だ!」
「洗車の直後の雨はラッキーだ!」
「洗車の翌日に雨だったら嬉しい!」
と思えるようになったら本当の車好きかもしれない。
雨が降った後の洗車が面倒な理由
実は、雨の前の洗車よりも、雨が降った後の洗車は面倒なのをご存じだろうか?

とても簡単な図で恐縮だが、上の図をご覧戴きたい。上の図のように車のボディの汚れは蓄積していくものである。
理由は簡単で、洗車をする前の車のボディには、それまでの汚れがボディの表面に蓄積している状態だ。その上に雨が降ることによって、今度は雨による汚れが蓄積する。例外として新車から降ろして間がない車のように、ボディの表面のクリア塗装がしっかりと残っている車だと汚れが蓄積しにくいだろう。
しかし、ある程度年数が経過した車の場合、コーティングを施した車であっても、晴天によってボディが乾いたり、雨によってボディが濡れたりを繰り返すことで汚れは蓄積していくのである。それを雨が降った後で洗車すると汚れが落としにくくなるのである。
だから、雨の前であってもあえて洗車をすることを僕はおすすめしたい。僕の経験上でも、雨上がりの洗車よりも雨が降る前の洗車の方がずっと楽なのだ。
雨の日の洗車なら洗車機を有効に使おう!
雨が降る前日の洗車はそうでもないのだが、雨が降る直前に洗車をする場合や、雨が降り出したときの洗車は手間がかかりそうだし面倒に思えるだろう。
そのときに有効に利用することをおすすめしたいのが、洗車場やガソリンスタンドに設置している洗車機だ。
特に、最近普及が著しい「ドライブスルー洗車機」なら、車に乗ったままで洗車機にかけることが出来て、濡れる心配も無い。屋根付きの拭き上げスペースが設置されている洗車場やガソリンスタンドであれば、洗車機での洗車が終わったら、速やかに拭き上げスペースに移動して拭き上げをすることができる。
僕も雨の際の洗車でたまに利用することもあるが、時間もかからずに済むし、楽でおすすめである。
洗車をした車での雨の日のデートは素敵!
皆さんは、キレイに洗車をした愛車で、雨の日にドライブをしたころがあるだろうか?
雨粒がウィンドウを流れ落ちていく様を見ながらのドライブデートは幻想的でとても素敵だと感じたことがある。恋人や彼女とのムードが高まりやすくてとても良い。

誰かと一緒じゃなくても、雨の日のドライブは、雨の日に傘をさして歩くのと似ている。雨の日の傘に当たる雨音はパラパラととても気持ちが良いのだ。車のボディやウィンドウに当たる雨の音や、流れ落ちる雨粒は見ていてとても素敵だと感じるのは僕だけではないと思う。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回のお話は、大まかに言って、
●次の日が雨だとわかっていても、あえて洗車をしたほうが良い理由とは?
●洗車に適している天気と、雨の関係
でしたね。
次の日の天気が雨だとわかっているのに、洗車をするのは意味が無いと一瞬考えてしまいがちかもしれませんが、雨の日の前日や直前に洗車をする意味がちゃんとあるのです。
雨の日の前日に洗車をすることで、雨の日のドライブを楽しんで戴ければ幸いですし、雨の日の前に洗車をするメリットを感じて戴ければ嬉しいです。
実は、次に日が雨だとわかっているときにあえて洗車をするのは、とてもメリットが大きいのです。雨が降った後の洗車よりも雨の日の前日や雨の前に洗車をすることを大いにおすすめしたいぐらいなのです!
今回は、雨の日の前に洗車をすることの意味やメリットについてお話をしました。今回のお話を参考にして戴ければ幸いです。