愛車を大切にする人のための上手な洗車のやり方

この記事は約 10 分で読めます。

車を所有していると、メンテナンスが必要だ。

特に洗車はメンテナンスの中でも重要なことであり、定期的にやるようにして愛車を綺麗にしておきたい。

 

ただ、車を所有して間もない人は、

「自分で洗車したいけどどうやってするべきなのか?」と迷ったり、ベテランのドライバーでも「今やっている洗車のやり方は本当に正しいのか?」と疑問に感じている人もいるだろう。

 

今回は、愛車を大切にし、車をいつも綺麗にしておきたい人のためのとっておきの洗車のやり方をお話してみた。

是非、参考にして愛車を綺麗にしていただきたい!

自宅やコイン洗車場で洗車をする際のポイント

これだけは最低限揃えたい洗車の道具

洗車には道具が必要だ。

洗車道具はたくさんあれば便利だが、置き場所も考えるとあまり多すぎるのも良くない。

ここでは、洗車にはこれだけは揃えておきたい洗車道具を並べてみた。

 

 

洗車スポンジ

洗車スポンジは、最近はハイテクな物が多く出回ってはいるが、なるべくシンプルなものを選びたい。

ここでは、大手通販サイトのAmazonや楽天市場で安価で買える人気商品をチョイスしてみた。

 

あの「カルバナ配合ワックス」で有名なシュアラスター製の洗車スポンジだ。

2層構造になっていて手にもなじみやすく 、クリーミーな泡が立ちやすい。

使いやすいのが特徴だ。僕もずっと愛用しているアイテムなのでぜひおすすめしたい。

 

 

カーシャンプー

カーシャンプーは、何でも良いができれば中性のカーシャンプーを選びたい。

理由は、中性のものなら、コーティングやワックスを施した車のコーティングやワックスを落とす心配が無いからだ。

 

僕は、シュアラスターのカーシャンプーを使っている。

防錆材が配合されていてノーコンパウンドだからとても安心して使用できる。

 

 

洗車バケツ

洗車バケツも特に何でも良いが、できれば分量の目盛が付いているのが望ましい。

カーシャンプーを水で薄める際に、目盛が付いていると便利だからだ。

 

 

マイクロファイバークロス

水滴のふき取りに使用するマイクロファイバークロスは、できるだけたくさんストックしておくと便利だ。

とは言っても、5枚もあれば十分である。

 

 

洗車ホース&ノズル

洗車ホースはできれば車を一周できるぐらいの長さが欲しいところだ。

最低でも、車の一番前から一番後ろぐらいの長さは欲しい。

 

最低限の道具がそろったら、さあ、洗車開始だ!

洗車を夜にやることのメリット・デメリットと季節によって違う洗車に適した時間帯

 

手洗い洗車の手順とポイント

車の左半分と右半分を分けてシャンプーするのがポイント

洗車に取り掛かる前に、上記の画像をよく見て戴きたい。

カーシャンプーを使って洗車する場合、水色の矢印のように、車の左半分を前から後ろに向かって洗っていく。

 

半分洗い終わったら、カーシャンプーを水で洗い流し、今度は車の後ろから前に向かって車の右半分を洗っていく。

こんなことをする理由はカーシャンプーが乾いてボディに付着してしまうのを防ぐためだ。

 

特に、夏の晴れた日に洗車する場合は、カーシャンプーが乾きやすいので、こまめに洗い流すようにしたい。

 

 

車全体に水をかけて泥やホコリを洗い流す

シャンプーをする前にまずは、ホースやノズルを使って車全体に水をかける。

水をかけることで、ボディに付着した泥やホコリを浮かせて落としやすくするのだ。

 

 

タイヤハウスの泥を落とす

ボディ全体に水をかける際に、タイヤハウスにもノズルを向けて泥やホコリを落としておきたい。

ここに泥が付着したままだと、せっかく洗車をしてもすぐに汚れるし、タイヤに小石が挟まる原因にもなる。

 

 

カーシャンプーを泡立てる

キャップでカーシャンプーの分量を量りながらバケツに入れていく。

水が4ℓに対してキャップ4杯分のカーシャンプーがちょうど良い分量だ。

濃すぎても薄すぎてもダメだ。

濃すぎると中性のカーシャンプーでもコーティングやワックスが剥がれやすいし、薄すぎると汚れが落ちにくい。

 

バケツに水を入れてカーシャンプーを泡立てていく。

水流は始めは弱く、次第に強くしていくと泡が立ちやすい。

 

 

クリーミーな泡がたったら、さらにスポンジを使ってさらに泡立てていく。

 

 

始めに車の左半分を前から後ろに向かって洗っていく

車の右半分を前から後ろに向かって洗っていく。

上から下に、上から下にと、だんだんと後ろに向かってスポンジを滑らせながら洗う。

 

汚れの酷い場合はともかく、力を入れずに軽くスポンジでボディをこする程度で良い。

 

車の左半分を洗い終わったら、一度シャンプーを洗い流す

車の左半分を洗い終わったら、一度カーシャンプーを洗い流す。

先述したように、シャンプーが乾いてボディに付着しないようにするためだ。

 

しっかりと水をかけて、シャンプーがボディに残らないように流すこと。

 

今度は車の右半分を洗っていく

今度は、車の右半分を後ろから前に向かって洗っていく。

車の左半分を洗った時と逆に、後ろから前に向かって洗う。

 

 

ドアノブを洗う

ドアノブのところは汚れや傷がつきやすいところだ。

丁寧に洗うようにしたい。

 

車の右半分および全体を洗い流す

最後に、車の右半分および全体を洗い流す。

車にカーシャンプーの泡が残らないように丁寧に洗い流していく。

車の洗い方は、強くこすると汚れが落ちるというものでもありません。
やさしくこすったほうが、効果的に汚れが落ちるものです。
試してみてね。

 

車に付いた水滴を拭き取っていく

マイクロファイバークロスを使って車に付いた水滴を丁寧に拭き取っていく。

洗車の後の拭き上げ作業に必要な道具と使い方|正しい洗車後の拭き上げ作業のやり方を徹底紹介!

 

ドアやトランクを開放して車の中に風を通す

水滴を拭き取り終わったら、車のドアやトランクを全開放して車に風を通す。

普段閉め切っていることが多い室内に風を通すことで、車内のにおい対策をする。

 

 

室内を清掃する

ボディの洗車が終わったら、室内の清掃もやっておきたい。

外観がいくらきれいでも、室内が汚いままだとドライバー本人も同乗者も気持ち良くドライブできないのだ。

 

 

フロアマット

フロアマットを布団たたきなどの棒を使ってたたいてホコリを落とす。

普段同乗者が乗らない場合でも、ドライバー側のフロアマットはとても汚れやすい。

汚れが酷い場合は、洗剤で洗うようにしたい。

 

 

フロアを水拭き

汚れやすいフロアは、フロアマットを外して水拭きしたい。

掃除機でホコリを吸い取るのも良いが、僕の経験上、水拭きしたほうが汚れは落ちやすい。

特に、普段車の中で飲食をする人は、フロアが汚れやすい。汚れはカビやにおいの原因になるのでしっかり拭きとっておこう。

 

 

シートを水拭き

シートも水拭きしておきたい。

ファブリックのシートでも、後で風を通しておけば水拭きしても大丈夫だ。

 

 

他に汚れやすいところで洗っておきたいところ

ボディや室内のほかにも、ここは綺麗にしておきたいところがいくつかある。

車はその構造上、どうしても汚れがたまりやすいところで見落としがちなところだ。

 

 

ウェザーストリップ周辺

特に、ウェザーストリップ周辺は、車の構造上、汚れやすいところの一つだ。

ついつい見落としがちなところなので、丁寧に拭き取っておきたい。

メカニック
ウェザーストリップとは?

ウェザーストリップとは、簡単に言うとドアとボディの隙間を埋めるゴム製のシール材のことを言います。

ドアを開けたときに、ボディ側やドア側をぐるりと環状にぐるりと囲む黒い枠のことです。

これがあることで、雨風やホコリ、振動を遮断することができて快適な室内を保つことができているのです。

 

ココが汚れたままだと、ウェザーストリップのゴムの劣化につながり、水が漏れて来たり振動が酷くなったりするのでしっかり掃除しておきたい。

 

 

リヤハッチの溝

30プリウスや50プリウスのようなセダンタイプの車でトランクではなく、リヤがハッチバックになっている場合は、ここにゴミや汚れが溜まりやすい。

ここも綺麗にしておきたい。

 

 

フロントウィンドーの前の部分

フロントウィンドーの前の黒いプラスチックの部分には、汚れもそうだが枯葉などのゴミが溜まりやすい。

ここもゴミを取り除き、綺麗に水拭きしておこう。

 

 

サンバイザーの裏の部分

サンバイザーの裏の部分は表からでは拭き取りにくいため、窓を半開きにして丁寧に拭き取ろう。

ここを綺麗にしておくと、ナビシートに座った人が窓を開けたときに汚れていないので気持ちが良いだろう。

 

 

エンジンのヘッドカバーを水拭き

エンジンルームも綺麗にしておきたい。

特にヘッドカバーはクロス等で水拭きするだけでエンジンのコンディションも良い状態を保てる。

 

 

ボンネットの裏

ボンネットの裏の部分も丁寧に水拭きしておきたいものだ。

ここもボディの一部なので洗って当然と言えば当然なのだが、ついつい面倒で飛ばしてしまいがちだ。

 

 

洗車道具も綺麗にしてしまっておく

使用したスポンジやクロスなどは綺麗に洗って乾かしておく。

カーシャンプーが残ったまま放っておくと、スポンジの劣化も早いしカビが発生しやすい。

洗車バケツも綺麗にし、ホースリールも冬場の凍結を防止するために水抜きをしてしまっておきたい。

 

 

洗車に適した天気は?

洗車に関する様々な疑問の中でも、特に多いのが適した天候だ。

僕の経験上だが、洗車が一番はかどる天気は薄曇りで、風がほとんど無い状態の時が一番良いと思う。

薄曇りだと、カーシャンプーが乾いてボディに付着するのも少ないし、風で飛んできたホコリでせっかく洗った車が汚れる心配も無いからだ。

 

水滴を拭き取る手間が省けるので雨の時に洗車するのが良いという人もいるが、レインウェアを着てまで洗車したくはないだろう。

でも、なかなか薄曇りの日と洗車できるタイミングが合わないので都合良くはいかないのが現実なのだが。

 

 

まとめ

洗車をする際に最低限揃えておきたい道具や、洗車の手順やポイント、洗車に適した天気など、いろいろお話してきた。

大事なのは、実際に愛車をドライブする自分自身が気持ちよく運転できるように綺麗にしておくのは勿論のこと、ナビシートに座る素敵な恋人や家族のためにも車は綺麗にしておきたい。

そのためには大雑把なところだけではなく、細かいところまできっちり綺麗にすることが大切だ。

「こんなところまで綺麗にしてくれて、気が利く人なんだ!」とナビシートに座った人も感動するに違いない。

是非、参考にしてほしい。

スポンサーリンク




「大事に乗ってきた愛車を高く売りたい!」 「愛車の売却で損をしたくない!」 と言う方は必見です!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA