車を売却するときの注意点や一連の流れを徹底解説!

この記事は約 18 分で読めます。

車の買い替え等で、長く大切に乗ってきた愛車を良い条件で売却したい!

でも、何も用意してないと安く買いたたかれそうで怖いよね。

ユーザー
大事に乗ってきた愛車を少しでも高く売りたいんだけど、いろいろ注意することがありそうで心配だわ!
ライター
そうだね。

その気持ちはよくわかるよ!

僕も過去に何も知らずに用意もしてなくて損をした経験があるんだ!

ユーザー
用意しないといけないものがいろいろあってなんか大変そう・・・
ライター
大丈夫!

この記事で話す注意点やコツさえ押さえておけば安心だよ。

ということで、僕の失敗談も含めて、ここに来て戴いた方が損をしない情報を話すので見ていってね!

車を売るときの一連の流れを確認しよう

 

ライター

下取りではなく、初めて車を売る時は何からしたら良いかわからないもの。どんな書類が必要なのか迷いますよね。

この項目では、愛車を売却するときの流れと、準備したらよいものについてお話しました。

車を売るときの一連の流れを確認しよう

車を売るときの流れと準備しておきたいもの

 

車を売るときの流れと準備しておきたいもの

買い替えなどの理由で愛車を売却することを決めたら、手順に従って準備や売却を進めましょう。

ここでは車を売るときの大まかな流れと、これだけは準備しておきたいものについてお話してみました。

 

 

1.必要書類の準備

車を売却するときの必要書類は下の表の通り。

普通自動車の場合と軽自動車の場合だと揃える書類が少し変わってきます。

詳しくはこちらの記事読んでもらうとわかりやすいでしょう。

普通自動車 軽自動車
・自動車検査証(車検証)
・自動車賠償責任保険証明書(自賠責保険証)
・自動車リサイクル券
・振込口座情報
・自動車納税証明書
・実印
・印鑑証明書
・譲渡証明書
・委任状
・自動車検査証(車検証)
・自動車責任賠償保険証明書(自賠責保険証)
・自動車リサイクル券
・振込口座情報
・軽自動車納税証明書
・印鑑(認印可)
・自動車検査証記入申請書

 

【完全版】車を売却するのに必要となる書類はたくさんあるが、揃えるのはとても簡単!

 

2.買取店を選ぶ(車を買い取ってもらう方法を決める)

まずは、愛車を買い取ってもらうところを決めることです。

車を買い取ってもらうのはいろいろな方法がありますが、たくさんある選択肢の中から自分にとって一番都合の良い買取先を選ぶようにすれば良いでしょう。

 

 

ディーラーでの下取り
メリット 今現在の愛車の売却から次の新車の購入手続きまで、一貫して一か所で行うことができるため手間がかからない。
また、今現在乗っている愛車と次に乗る新車が納車される間の車がつかえない期間が無いという心配が無くなる。
デメリット 買取店の査定額に比べると正しい査定額にはなり難い場合が多い。
値引き額と下取り額の調整のための査定額になりがち。

次に買う予定の車をディーラーで新車を購入する予定の方は、ディーラーで愛車を下取りしてもらうと良いでしょう。

そうすれば、今現在乗っているクルマと、次に買う予定の新車をオーダーして納車されるまでの間にクルマが無くて困ったり、代車を用意する心配が無くて済むからです。

ただし、下取りと買取は全くの別物だと考えた方が良いでしょう。

理由はディーラーでの下取りは、ディーラーが次の新車を買ってもらうためのサービスであって、今の愛車の正しい査定額とは全く異なってくるのです。

ディーラーが新車を売る場合は、ちょっとでも値引き額を低くしたいのが当然の思惑なのであって、下取りをすることによって、値引き額と下取り額をお互いに相殺することができるのです。

なので、下取りというのはあくまでも新車を買ってもらうためのディーラーの手段だと考えた方が良いでしょう。

 

車買取専門店に売る
メリット 独自の販売ルートを複数持っているため、良い査定額になる期待が持てる。
デメリット 買取店によって得意・不得意があるので、車種なのによって買取店をうまくチョイスする必要がある
セダンが得意の業者もあれば、ミニバン専門の業者もあるのである程度の見極めが必要かもしれない。

ガリバーやカーセンサーなどの車買取専門店から町の小さな中古車屋さんまで、たくさんの買取店があります。

買取店によって得意・不得意など特徴があるので、うまく見極めて利用することが必要です。車の買取相場や車全般に知識が豊富な方は買取店を利用するのがおすすめです。

ただし、買取店は少しでも安く買い取ろうとするので、交渉力は必要になります。

 

個人間売買やネットオークション
メリット 中間マージンが必要無いため、売る方、買う方ともども納得できる価格での取引が期待できる。
特に査定額が高くなりにくいチューンドカーや一部のマニア向けの改造車は良い価格で売れたりする。
デメリット 名義変更などの複雑な手続きを自分で全てやらなくてはいけないためとても面倒。
取引の成立の確率が極めて低い場合が多い。
また、悪質なクレーマーが居たりするので、トラブルに繋がりやすい。

個人間売買は、業者を介さずに個人間でやり取りをして車を売却する方法です。

ラクマやメルカリ、ヤフーオークションなどのインターネット掲示板も増えてきているため、以前に比べると買い手を見つけやすいが、取引成立の確率はまだ低いでしょう。

一般の普通の車ではなく、チューンドカーなどの改造車のユーザーが利用する場合が多いのが特徴です。

ただ、売買の手続きをすべて自分で行う必要がありますし、中には悪質な買い手もいたりしてトラブルに繋がる恐れが多いのも現状です。

 

車一括査定サイトを利用する
メリット インターネットで一度入力するだけで、複数の業者の見積もりを取れるので手間がかからない。
複数の業者を競合させることができ、高値査定が期待できる。
デメリット 申し込みをしたら、複数の業者に個人情報が洩れてしまう。
また、複数の業者からの電話ラッシュがあり、対応が大変。

車一括サイトを利用すると、一度で複数の業者から見積りを取ることができるので、競合させることで高値査定が期待できるのでおすすめです。

ただし、複数の業者からの電話ラッシュが避けられない場合が多いのです。

それがどうしても嫌だと言う方は、「オークション型」の一括サイトもありますので、それを選ぶと良いでしょう。

 

3.査定をしてもらう

車の査定

愛車を査定してもらいたいとこをを決めたら、車を持ち込んで査定をしてもらいましょう。

業者によっては、出張査定をしてくれるところもあるので利用すると良いでしょう。

僕自身も過去に、出張査定をしてもらったことがあります。その場で価格は出ませんでしたが、査定する様子をじっくり見ることができてとても勉強にはなりました。

ただ、自宅の近所の人の目もありますので、それが嫌な方は自分で車をお店に持ち込んで査定してもらった方が良いかと思います。

 

4.売買契約を交わす

売買契約書

買取してもらう金額に納得したら、売買契約を交わします。

とても面倒ですが、契約書にサインをする前に、買取の条件や契約書に書かれたことを必ず確認しておきましょう。

契約を交わした後で、「話が違う!」とか「こういう条件は聞いていない!」と言うのはよほどのことが無い限り通用しないと考たほうが良いでしょう。後でトラブルになったり、納得いかない売却になると後味が悪いもの。

売る側も買う側も、気持ちの良い取引ができるように確認はしっかりとしておきましょう。

 

5.車と必要書類の引き渡し

車のキーと書類

車を引き渡す際は、ドライブレコーダーやカーナビの個人情報の消去や、ETCカードやサングラスなどの忘れ物が無いかしっかり確認しましょう。

また、次の車が納車されるまでの代車の手配などは事前に済ませておくことが大事です。

 

6.入金の確認

銀行の看板

クルマを売った代金が入金されるタイミングは業者によって様々です。

クルマを引き渡した時から入金までの期間は早くて2営業日、遅いと遅いと2週間以上かかる場合もあります。

ただ、事前にいつまでに入金されるかという確認を怠らないことと、その期限が過ぎているのに入金されていない場合は、業者に確認を取りましょう。



 

これだけは知っておきたい!車を売却する時の注意点

 

ライター

車の売却には、最低限知っておきたいことや注意点もあります。必要なことを知らないことで、損をしたり想定外のトラブルに発展してしまうケースもあるので注意が必要です。

この項目では、僕自身の過去の経験も踏まえて、車売却に伴う必要な知識や注意点についてお話しました。

 

愛車を高く売却するために最低限知っておきたいこと

愛車の売却を決めたら、準備しないといけないものはリサイクル券や車検証等の必要書類だけではありません。その他、準備しておきたいものや、売却する際に理解しておきたいことがいくつかあるのです。

ここでは、損をしないで愛車を売却するための事前準備や心構えについてお話しておきます。

 

取り外した純正品やオプションの確認・準備

エキゾーストパイプ

ノーマルのままで乗ってきた方は特に問題ありませんが、ホイールをインチアップしたりして外品を取り付けたり、マフラーを替えたりしてチューニングしている場合は、純正パーツを保管しているかで査定額が大きく変わってきます。

純正パーツやオプションをちゃんと保管している場合は、自分でできる範囲でノーマルに戻しておくことが無難です。ただ、マフラーを純正に戻す場合はガレージジャッキやウマが必要になりますし、自分でノーマルに戻すのが困難な場合もあるでしょう。

自分ではノーマルに戻すのが困難な場合、工賃を払ってショップに依頼する方法もありますが、その工賃分だけ査定額が上がるわけではありません。その場合は、愛車の引き渡しと一緒に純正パーツも引き渡せば良いでしょう。

これだけは言えるのは、純正パーツがあるか無いかで査定額は多少変わってきます。いくら高額なパーツでも純正以外は評価されないものだと思っておくことです。

ライター

実はかなり昔の話にはなりますが、僕も当時の愛車の30ソアラを売却した際にとても後悔した経験があるのです。

30ソアラには、マフラー、サス・ショック、18インチホイール、レカロシート2脚、などとロム書き換えなどのライトチューンが施してありました。

後で知ったことですが、ノーマルの買取相場より安く売却してしまった失敗を経験しました。まあ、事前にリサーチしてなかった自分が悪いのですが。

車買取(車売却)で付けているパーツは付けたまま売ったほうが良いのか?外したほうが良いのか?の判断の仕方と、ドレスアップカー・チューンドカーを高く売る方法を解説

 

車のローンが残っている場合はどうすればいい?

クレジットカード

愛車のローンが残っている場合でも車の売却は可能ですが、車の名義が自分ではない場合は別途手続きが必要なのでまず、所有者の名義を確認しておきましょう。

たいていの場合は、ローン会社の名義になっていることが多いので、自分名義に変更するためには残りのローン金額を支払わなければいけません。

ただ、これらの名義変更の手続きは買取業者が代行してくれる場合が多いので、必ず「ローンが残っている」ということを事前に業者に伝えておくようにしましょう。

また、ローンの残債が査定額を上回ってしまう場合は、差額分が小さい場合差額分を現金で支払える場合もあります。

 

修理歴や事故歴を隠さない!法律が瑕疵担保責任から契約不適合責任と改定になり、買主が一層保護される!

事故車

事故歴や修理歴がある車は査定額が下がってしまう懸念から、これらを隠してしまおうという気持ちが働くことがあります。

でも、結論から言えば、事故歴や修理歴は隠さずに正直に伝えるようにしたいもの。

今は、ある程度のキズは修理で消すことができますし、フレームが歪んでしまうほどの酷い事故もコンマ数ミリまでフレームの歪みを修正できる機械もあります。

ただ、どんなに綺麗に直した車でもプロが見れば事故歴や修理歴は必ず判明すると言ってよいでしょう。勿論、事故歴や修理歴がある車はそうでない車よりも査定が下がるのは仕方がありません。しかし、事故歴や修理歴を隠されて査定に出された業者はどう思うでしょうか?

きっと心象を悪くするに違いないですし、その後の対応に影響する可能性が大きいです。

 

また、それだけではありません。

車の売却には瑕疵担保責任というものがあり、納車後の不具合に関するトラブルは、契約時のキャンセル同様に多い事案となっています。

実は2020年4月より、中古車売却時の「瑕疵担保責任」に代わるものとして「契約不適合責任」に改定されています。この改定によって、一層、買主側の保護が強化された内容となっています。

車売却での契約不適合責任(旧 瑕疵担保責任)とはどんなもの?|トラブルを回避する方法と解決策を徹底解説

 

洗車や清掃をしておく

洗車

愛車を査定に出す前に、洗車や掃除はしっかりやっておきましょう。

普段のメンテナンスが行き届いているクルマは、プロの査定士が見たら一目瞭然です。普段の洗車や掃除をしっかりやっている人とそうでない人の差は、掃除の仕方や汚れ方に差が出やすいのです。

普段の洗車や掃除をサボっている場合であっても、査定に出す前は徹底的に綺麗にしておくほうが良いでしょう。肝心なのは、査定する側から見て「大事に乗ってきたクルマなんだな。」という印象をどれだけ与えられるかなのです。

 

メンテナンスノート(整備手帳)、取扱説明書、スペアキーの用意

愛車を引き渡す際に、車と一緒にメンテナンスノートや取扱説明書、スペアキーも一緒に渡せるように用意しておくこと。

これらがあるかどうかや、メンテナンスノートがしっかり記録されているかどうかは査定に影響します。

これも普段のメンテナンスと同じようなもので、これらがあるか無いかで大事に乗ってきた車だということを印象付けることができるのです。

 

6.売買契約書はしっかり内容を読んで把握しておくこと!

車を売却する契約をした後の「知らなかった!」は通用しないと思った方が良いでしょう。

車の売買取引は比較的大きな金額を取り扱うため、事後のトラブルが生じてしまうと金銭面での影響が大きくなりがちだからです。

そのためにクルマの売買取引には必ず「売買契約書」に記入し、そこに記された約束事項をお互いに守る決まりになっています。

特に下記の事項は必ず確認をしてお互い納得の上、お互いに納得の上で取引に応じるようにしましょう。

売買契約書に押印する前に必ず確認しておきたい事項
売買する車の情報(車台番号や登録番号)
売買金額(税込か税抜きか)
車の引き渡し日
車の引き渡し場所
車の引き渡しの際の費用負担
瑕疵担保責任の内容と有効期間
名義変更等の費用負担
中途解約や契約後の解約に関する約束事

瑕疵担保責任とは?

 

自動車税に未納分が無いこと

自動車税を滞納している場合は売却は不可能なので要注意です。

毎年5月中に払わなくてはいけない自動車税を払っていないと、車を売却する際に業者に提出する書類の一つに「自動車税納税証明書」を提出できません。

そういう車は売ることができないのです。

また、支払いをしたのに手元に納税証明書が見当たらない場合は、普通自動車なら各都道府県の税事務所に、軽自動車なら各市町村の税事務所に連絡して再発行しましょう。

 

確定申告が必要なケースと不要なケース

車を売却して利益を得ると、心配なのが「確定申告が必要か?不要か?」といったところでしょう。

車の売却に伴う確定申告は必要な場合と不要な場合があります。

これを知らないと、確定申告が必要なのか不要なのか困ってしまいますよね。

車の売却に伴う確定申告が必要な場合と不要な場合を徹底解説!



 

愛車を高く売るために知っておきたいポイント

 

ライター

「大切に乗ってきた愛車だから、できるだけ高く売りたい!」と誰もが思うのではないでしょうか。この項目では、愛車を高く売るためにどうすれば良いかについてお話しました。

愛車を高く売るために知っておきたいポイント

愛車の現在の相場額を知っておく
車一括査定を利用しよう!

 

愛車の現在の相場額を知っておく

愛車を査定に出す前に、必ず今現在、愛車を売却した場合にどれくらいの値段がつくのか相場額を把握しておくことが大切です。

相場額がわかってないと、査定をしてもらってもその価格が高いのか安いのか?また、売って納得できる価格なのか判断ができないのです。

買う側の買取業者はどの業者もできるだけ安く買いたいのは当たり前なのです。

査定が高くなりやすい車とは?
人気の車種
年式の新しい車
走行距離の短い車
同じ車種でもグレードの高い車
メーカーオプションが付いている車

自分の愛車がそのようなクルマに該当するかどうか?

相場額を把握したうえで査定に臨むようにしましょう。

 

車一括査定を利用しよう!

愛車を売却すると決めたら、車を売る手段はいろいろあるが、車一括査定サイトを利用してみると良いでしょう。

車一括査定とは、インターネットで申し込むことができて、一度査定に出すと複数の買取業者から相見積もりを取ることができて、買取価格を競合させることが可能な仕組みです。

複数の業者からの電話ラッシュがある場合もありますが、オークション型の一括査定サイトもあるので利用してみる価値は十分にあるでしょう。

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか?

今回のお話は、大まかに言って、

車を売るときの一連の流れを確認しよう
これだけは知っておきたい!車を売却する時の注意点
愛車を高く売るために知っておきたいポイント

愛車の売却は金額が大きいために注意しなくてはならない点が多いのです。

でも、ちゃんと手順を踏んで行えば、損することなく車を売却することができますので、記事をしっかり読んで理解しておいて下さい。

売る側の皆さんもそうですが、買い取る側の業者さんにとっても気持ちの良い売買をして、新しい車に乗ってくれるよう応援していますよ。

 

あなたの愛車の値段がわかる!

楽天Car車買取なら、高値売却が可能!

「大事に乗ってきた愛車だから、できるだけ高く売りたい!」

ライター

車を大事に乗ってきた方の本音ではないでしょうか?でも、どこに見積もりに出せば高く買い取ってくれるのか?今まで車を買い換えるたびにディーラーなどに下取りに出していた方は迷うところですよね。

そういう方は、「車一括査定」を利用してみればいいかもしれません。

ただ、皆さんが心配されるのが、買取業者からの電話ラッシュですよね。

でも、大丈夫!楽天Car車買取なら、オークション形式なので、複数社からの電話ラッシュは一切無し!安心して、どこよりも高く愛車を売却できますヨ!

スポンサーリンク



「大事に乗ってきた愛車を高く売りたい!」 「愛車の売却で損をしたくない!」 と言う方は必見です!