洗車を夜にやることのメリット・デメリットと季節によって違う洗車に適した時間帯

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明日は家族と楽しいお出かけだ!

でも、今週は洗車をする暇が無かった。仕方がないので、夜に洗車に行こうと思うが、夜の洗車ってどうなんだろう?

ライター

今回は、夜の洗車のメリット・デメリットや夜の洗車の是非に関してお話してみました。

あくまでも、僕の経験を踏まえた参考の意見ですので、夜の洗車が良いとか悪いとかのお話ではありません。

じっくり見ていってね!

夜に洗車する場合のメリット・デメリットや夜の洗車がおすすめできない理由

ライター

洗車をするのは、朝や昼だけではありません。夜に洗車をする人もいますし、夜だからこそ洗車をするのが都合の良い場合もあります。

それらを考慮しながら、夜に洗車をするメリットやデメリット、注意点などについて考えてみましょう。

夜に洗車をするメリット

熱中症や日焼けの心配がない

夏の夜に洗車をする最大のメリットは、熱中症や日焼けの心配が無いことだ。

夏場の暑い日に洗車をするのはとても苦痛だし、大変である。洗車が終わらせるまでに集中力を継続させなくてはならないし、冬場の寒い時期同様、まさに苦行と言ってもいいだろう。よほど洗車が好きな方でもなかなかできるものではない。

炎天下の中、洗車をすると熱中症になってしまう危険性があるし、意図せぬ日焼けをしてしまう懸念がある。

近年は夜も熱帯夜の日が多く暑いのだが、直射日光が無い分、日焼けの心配は無いのだ。

 

車の水滴が乾きにくいからあわてて拭き取らなくても良い

夜の洗車の最大のメリットと言っていいのは、夜は車の水滴が乾きにくいので、慌てて拭き取らなくても良いのだ。

乾くのが遅いのでじっくりと洗うことができるし、拭き取るのも落ち着いてゆっくりすることができるのだ。

 

洗車場が混んでいない

夜の洗車のメリットは、昼間と違って洗車場が混んでいなくて空いているのだ。

僕も先日、久しぶりに夜に洗車場に行ったが、とても空いていて僕の他に1台のクルマが洗車しているだけだった。とにかくガラガラなのである。

昼間の人気の洗車場は、待ち時間が発生するほど混んでいるときがある。空いているのは夜の洗車場のメリットとも言えるだろう。

 

夜に洗車をするデメリット

夜に洗車をするのはメリットばかりではない。どちらかと言えば車にとってはデメリットの方が多いと言えるかもしれない。夜に洗車をするのが好きな方も一部おられるが、夜の洗車のデメリットを理解しておいて戴きたい。

 

洗い残しや拭き残しが発生しやすい

夜の洗車は、辺りが暗くて昼間ほどはよ見えないために、車のボディに洗い残しや拭き残しが発生しやすくなる。

これらの洗い残しや拭き残しが原因で、洗車での車への最大の大敵であるイオンデポジットやウォータースポットが発生するのだ。

イオンデポジットとは、拭き取り忘れた水滴がそのまま蒸発した際に、車のボディーに白く残る水垢のことだ。

洗車の際に使用する水には、塩素などの不純物がふくまれており、それが残るのだ。

イオンデポジットは、発見して早めに処理をすることで除去できるが、このイオンデポジットの発生に気づかずに放置してしまうと状態が悪化してウォータースポットになるのだ。

ウォータースポットは、ボディーの表面だけでなく塗装の内部まで浸透してクレーターのように陥没した状態になるため、専用の道具で研磨作業を行わないと元の綺麗な状態には戻らなくなってしまうのだ。自分で手に負えない場合は専門の業者にウォータースポットの除去作業を依頼しないといけなくなる。

 

夏場は蚊に刺される心配がある

夏場の夜の洗車は、場所によっては蚊に刺される心配をしないといけない。

蚊に刺されると、強いかゆみだけで済むだけでなく、ウィルスを媒介する可能性だってあるのだ。蚊をナメてはいけない。蚊に刺されて感染症に罹った報道が多いのをご存じだろう。

 

結露や夜露が発生する心配がある

夏の湿気が多い夜は、夜露が付いてしまうのが懸念される。

洗車をした後にコーティングやワックスがけをしようとしても、ボディが湿気を持ったままだと作業がはかどらない。

冬場は、霜が降りる心配がある。

 

冬場は冷え込む

冬場の夜の洗車は、とにかく寒い。

水に触らないといけないので少なからず濡れるから、余計に冷え込むのだ。洗車手袋を履いて洗車用の服装で洗車に臨んでもそこは冬の夜だ。とても過酷なのだ。

冬の夜の洗車は、夏の昼間の洗車同様、苦行と言ってもいいだろう。

 

寂しくて心細い

季節にもよるが、特に秋の夜や冬の夜の洗車場は寂しくて心細いのだ。

男の僕でもそういう感覚なのだから、女性が単独で洗車場に行くのはやめておいた方がよいだろうと思う。中には、静かに洗車に専念できて良いという方もいるかもしれないが、たいていの方は夜の洗車場は心細いだろう。

昼間のように周りに人がたくさんいてにぎやかなほうが、まだ安心できるというもの。どうしても夜に洗車場に行かないといけないのなら、友達などと複数人で行くことをおすすめしたい。

 

総合的に考えて、夜の洗車はおすすめできない

夜に洗車をするというのは、いろいろと制限がある。

庭付きの戸建てに住まれている方も、昼間であれば普通に自宅で洗車をするのだろうが、やはり夜に自宅で洗車をするというのは、ご近所の手間気が引けるし常識感に欠けると思われるだろう。

やはり夜に自宅で洗車はできないから、洗車場やガソリンスタンドに移動して洗車をしないといけないということになる。

そうなると、先述したようにメリットもあるが、デメリットの方が多い気がするのだ。

 

季節によって違う!洗車に適した時間帯

ライター

日本には四季があり、洗車に適した時間帯も季節によってちがってくるもの。

季節によってどう違うのか?ここでお話してみました。

夏場の洗車に適した時間帯:朝と夕方は強い日差しが避けられる

夏場の洗車に最も適した時間帯は、まだ日が上がっていない早朝と日が陰ってきた夕方が最もベストな時間帯だろう。

暑い日差しによって体に負担が少ないし、車に付いた水滴が乾くのが多少軽減されるのがこれらの時間だ。

そうはいっても、夏場はパーツごとに洗車をするように心掛けよう。タイヤ&ホイールから始めるとか、ボディの右半分が終わったらすぐに洗い流して拭き取るとか、パーツごとに分けて洗車を行うとスムーズに出来る。

愛車を大切にする人のための上手な洗車のやり方

 

冬場の洗車に適した時間帯:午前中から昼頃の時間帯が天気が良い

冬場の洗車に最も適した時間帯は、午前中から昼の時間帯が良いだろう。

風も少なく(日にもよるが)、天気が安定している時間帯だ。

ただ、やはり寒いので、洗車グローブやエプロンをしてできるだけ寒さから身体を守れるような服装で洗車に臨むようにしよう。

最近は内側が起毛の暖かい洗車グローブも販売されている。僕はまだ持っていないので、購入しようと思っている。

春や秋の洗車に適した時間帯:15時から16時ぐらいの夕方

春や秋の洗車に最も適した時間帯は、15~16時ぐらいの夕方の時間帯だろう。

この季節は、昼頃だとまだ日差しが強かったりするので、これから日が陰ってくるという時間帯に洗車をスタートするのがベストだと思う。

この季節が洗車には一番良い季節かもしれない。

 

それは当然わかってはいるが、夜じゃないと洗車する時間が取れない人もいるんだよね!

 

それでも夜に洗車をやらないといけない場合の夜の洗車のやり方

ライター

夜に洗車をすることが、デメリットのほうが大きくても、夜にやらないといけない場合や仕方の無い場合もあるものです。その場合の夜の洗車の上手なやり方はどのようなことなのか?考えてみました。

夜じゃないと洗車ができない人や、夜に洗車をやらざるを得ない場合もある!

夜の洗車はデメリットが多いと言っても、実際に夜に洗車をする人にとっては、日中に洗車を行うよりも、夜に洗車をする方がメリットが多いと感じているから夜に洗車をやるのである。日中だろうが夜だろうが、その人がメリットを感じるほうでやれば良いと僕は思っている。

「夜の洗車はおすすめできない」と様々な理由をつけてお話してきたものの、時には夜じゃないと洗車ができない場合もあるし、生活サイクルの都合によっては、夜じゃないと洗車のできない方もおられるものである。

そういうやむを得ない場合の夜の洗車に関して、支障なく夜に洗車をして愛車をピカピカにする方法もあるということなのだ。

どうしても忙しくて洗車をする時間を取れず、明日家族で車で出かけないといけなかったり、恋人とのデートで愛車を使いたいと言う場合もあるかと思う。

そのような場合の洗車の方法についてお話しよう。

 

夜の洗車は、ガソリンスタンドで洗車機を使用して、手作業は拭き取りだけにする

夜に洗車をせざるを得ない場合は、それなりに苦にならない洗車の方法がある。

これは僕の提案にはなるが、コーティングを施した車であれば、ガソリンスタンドで洗車機を使った洗車をするのが良いだろう。

下の写真を見比べて戴きたい。撮影したのは10月末頃だ。

夜の洗車場の様子

上の3枚の写真は、夜の洗車場の様子だ。

人が少なく、ガラガラの状態であり、季節のせいもあってか何となくうら寂しい雰囲気が漂っている。

人それぞれかもしれないが、こんな寂しい雰囲気の中で洗車をするのは僕は気が進まない。

 

夜のガソリンスタンドの様子

ところ変わって、上の写真は夜のガソリンスタンドの様子だ。僕が給油にいつも利用する勤務先の近くにあるセルフのガソリンスタンドだ。

ライトが明るいせいもあり、洗車場に比べればだいぶマシだし、洗車場のようなうら寂しい雰囲気はない。

ガソリンスタンドなので給油のお客さんは夜でも絶え間なく来るので、寂しくて心細い気持ちにはなりにくいだろう。

ちなみに、ここのガソリンスタンドは洗車機は設置されているし、掃除機やタイヤのエアー充填機も無料で利用できる。それに、洗車後の拭き上げ作業ができるスペースも完備されている。

このようなガソリンスタンドが近所にあればとても便利だ。

 

コーティングを施した車であれば、ガソリンスタンドに設置された洗車機を利用して洗車を行い、拭き取りやコーティング・ワックスがけを手作業でやれば手間はかなり軽減されるし、夜でも昼の洗車と遜色がない仕上がりが期待できる可能性が高い。

 

ガソリンスタンドの方が照明が明るいし、洗い残しや拭き残しが発生しにくい

今、日本全国に存在する洗車場の多くは、かなり前に開業した施設がほとんどのようだ。

思い出せば、一時の洗車ブームによって、日本全国にたくさんのコイン洗車場が開業した記憶がある。僕も関西に住んでいた頃はマンション住まいだったので、よく洗車場を利用したのを覚えている。当時は設備も新しく、充実していたように思う。

今、洗車場の多くは、設備が老朽化しとても古めかしく感じる方も多いのではないだろうか。洗車ブームの時に実にたくさんの洗車場がオープンし、その際に新設した設備が年月が経過して古くなっているのだ。

ひと昔前の洗車場に比べると客足は少ないし、薄利のために設備を新しく更新するのは困難なのだろう。仕方なく古くなった設備のまま運営している洗車場がほとんどだろう。

 

夜に洗車場で愛車を洗車するのが趣味で楽しんでやっている方々も中にはおられるだろう。そういう方々はこの限りではない。ご本人が楽しんでやっているのだからそれはそれで良いと思う。

しかし、ほとんどの方々は、時間がとれなくて仕方なく夜の洗車を余儀なくされているのではないだろうか。

それを考えると、夜の洗車はガソリンスタンドで洗車機を使って行ったほうが無難ではないか?と思えるのだ。

 

投光器を使用する

どうしても夜の洗車場で洗車をしたいと言う方は、投光器を持参して使用することをおすすめしたい。

できれば、コンセントの要らない充電式のものが便利だろう。

夜の洗車場はガソリンスタンドに比べると照明が暗い。おそらくガソリンスタンドのようにLEDの設備をしているところが少ないのであろう。先述したようにひと昔前に新設した設備だから仕方がないだろう。

 

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか?

今回のお話は、おおまかに言って、

夜に洗車する場合のメリット・デメリットや夜の洗車がおすすめできない理由
それでも夜に洗車をやらないといけない場合の夜の洗車のやり方

でしたね。

洗車を夜にやるのが是か非かに関しては、やはり洗車は車が見えやすい日中に行うのがベストだとわかってはいても、やむを得ず洗車を夜にやらないといけない場合もあるようです。

皆さん苦労されて愛車をキレイな状態に維持されているようで、なかなか難しいところですね。

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