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今、スイフトスポーツ(ZC33S)が熱い!
コンパクトカーでありながら、140PSものパワーを擁し、とても元気に走るホットハッチです。チューニングパーツも数多く出ており、中にはスイフトスポーツ専用のショップまで存在します。今、国産では最も人気のあるスポーツカーではないでしょうか?
今回は、スイフトスポーツ(ZC33S)のチューニング・カスタムパーツのオススメをご紹介してました。ただし、車の生産年月日によっては、保安基準に適合するパーツとそうでないパーツとがあります。「このパーツは車検に通るか?」ということを確認した上で注文~取付を行うようにして下さい。

街乗り&通勤快速仕様のカスタムやチューニング


スイフトスポーツ(ZC33S)を通勤や買い物などの普段使いで楽しみたい。そういう場合のカスタムは、乗り心地を損なわないような控えめなチューニングがおすすめです。「通勤快速仕様」というものでしょうか。
「街乗り&通勤快速仕様」のカスタム・チューニングの場合、「ダンパー&ス「プリング」、「マフラー」、「エアクリーナー」の三点セットが最適です。
この項目では、控えめでありながら、スイフトスポーツ(ZC33S)の特性を十分に活かせるカスタム・チューニングのパーツをご紹介しました。
サス&ショックは、車高調はNG!「ノーマル形状」のダンパーとスプリングを選ぶ!
結論から言ってしまいますと、公道や普段使いでスイフトスポーツ(ZC33S)を楽しみたいと言う場合、足回りは「ノーマルのまま」乗るのが一番だと僕は思っています。実は、スイフトスポーツ(ZC33S)の純正の足回りは、モンロー製のダンパーが採用されているのです。「モンロー」とは、アメリカのテネコ社が生産・販売している自動車用ショックアブソーバーの商標のことです。
モンローは、ショックアブソーバーの老舗として、乗り心地、製品品質に定評があり、世界中で愛され続けているブランドです。そのダンパーが純正採用されているのですから、街乗りや普段使いであれば、換える必要は無いかと思います。
ただ、車高を下げて、もう少しだけ足回りを硬くしたいというのであれば、社外品に交換すればいいですし、選択肢は3つあります。
・ダンパーは純正のまま、ダウンサスを入れる
・車高調整式(車高調)ダンパー&スプリングを入れる
・ノーマル形状(純正形状)のダンパー&スプリングを入れる
といったところでしょうか。
僕のオススメは、「ノーマル形状(純正形状)のダンパー&ダウンサス」を入れるやり方です。車高を下げて、少しだけ足回りを硬くしたいのであれば、、ノーマル形状のダンパー&ダウンサスの組み合わせでしょう。
車高調整式(車高調)のダンパー&スプリングに換えたら、かなり車高が下がるしカッコいいのはよくわかります。でも、そのクルマ、あなただけじゃなくて、家族や友人を乗せたりしないでしょうか?
最近、街中でも車高調整式(車高調)のダンパー&スプリングを入れてる車を見かけることがあります。あくまでもご本人の自由なのですが、僕の思うには車高調整式(車高調)のダンパー&スプリングは、競技用車両が付けるパーツだという概念が強いのです。
明らかにサーキットを走るような車ではないプリウスやミニバンに車高調整式(車高調)のダンパーやスプリングを入れて、それに乗る(乗せられる)家族や友人の身になってみて下さい。
一般道は路面が荒れているところが多いです。そういうところを硬い足回りの車高を下げた車で走ったら、どうなるでしょうか?クルマが跳ねて乗っていられないというのが同乗者の意見でしょう。

僕が普段、愛車の整備を任せている自動車整備工場で聞いた話ですが、あるお客さんが、車高調整式のダンパー&スプリングを装着してすぐに、家族で遠出をしたそうです。その際に、同乗していた小学生の子供が車酔いをして車内で嘔吐してしまったのです。
このように足回りを落とした車の場合、ドライバー本人は良くても同乗者に害が及ぶことが大半です。公道はサーキットと違い荒れている路面が多いです。レース用にガチガチに固めた足回りで公道を走ったら、その振動で車酔いしてしまう人は多いでしょう。公道をメインとして使用する車に車高調は向きません。
ダンパーは純正のままで、ダウンサスを入れるというやり方もオススメはできません。理由は、ノーマルに比べて長さの短いダウンサスに純正のダンパーの組み合わせは、純正ダンパーのストローク量が長すぎて、スプリングが遊んでしまい、車が跳ねてしまうのです。車高は下がりますが、乗り心地が相当悪化するのが予測できます。
ダンパー&スプリングを交換するのなら、「ノーマル形状」が一番良いと思います。ノーマル形状だからといって良いという訳ではありませんが、ノーマル形状の場合、純正のダンパー&スプリングをショートストロークにして、少し硬くした程度ですので、車高調整式(車高調)のダンパー&スプリングよりは乗り味がマイルドであり、メインに街乗りを想定して造られています。
車高調整式(車高調)のダンパー&スプリングでなくても、ノーマル形状のサス&ショックで良いものは結構たくさん販売されています。
スイフトスポーツ(ZC33S)の場合、車重が軽く、ホイールベースも短い小型車なのでそこまで心配しなくても車高調整式(車高調)を入れてもいいかもしれませんが、できればノーマル形状を選んだ方が無難だと思うのです。
どうしても車高調整式(車高調)を入れたいのであれば、ショップの人に相談して、街乗りでも快適な製品とセッティングをお願いしてみられることをおすすめします。
KYB/Lowfer Sport Plus(ローファースポーツプラス)
上の画像は、ショックアブソーバーの老舗であり、定番のメーカーであるKYB製のものである。車高のダウン量は、大体数センチ程度であるが、数センチダウンでも、見た目は十分にカッコいい!しかも、リヤには減衰力14段階調整機能がプラスされており、
旅行や遠出などで長距離を走る際は、疲れを感じない:「標準6~7」に
ワインディングなどを楽しみたいときは:「ハード8~14」
というセッティングが可能なダンパー&スプリングだ。これなら街乗りで、乗り心地を損なわずに済むし、同乗者を車酔いさせてしまう心配も少ないだろう。
マフラーは、できるだけ音を抑えた「保安基準適合品」を選ぼう
ドレスアップやチューニングの一つに、排気系チューンがあります。いわゆるマフラー交換のことです。
マフラーは街乗りに適したもので、できるだけ音を抑えた静かなマフラーを選びましょう。当然車検にきちんと通る「保安適合基準品」がいいでしょう。
また、マフラーはドレスアップのための重要なアイテムでもある。音だけじゃなく、外観もカッコいい物を選びたいですね。僕のオススメは、HKSのLEGAMAX Premium(リーガマックスプレミアム)がいいと思います。
HKS/ LEGAMSAX Premium(リーガマックスプレミアム)
マフラーの見た目を決めるテールは、スイフトスポーツ(ZC33S)に似合う形状のものが選ばれています。スイフトスポーツ(ZC33S)のマフラーのテールは左右2本出しですので、それ用のものが用意され、出口はキレイなチタンが焼けたような美しい仕上がりになっているのがカッコいいですね。
また、消音剤には、オーウェンスコーニング社のAdvantex(アドヴァンテックス)というグラスウールが使用され、従来品と比べて、耐熱性に優れ、排気による繊維の固着が原因で起こる消音効果の低下を回避することができます。
エアクリーナーは、キノコ型ではなく、純正のエアクリーナーと交換できる「純正形状」を選びたい!
エアクリーナーは、みんながよく付けている「キノコ型」ではなく、純正の形状のものを選んだほうがメンテナンスが楽なのです。R’sのRRP スポーツエアクリーナーは、吸気効率と集塵力を両立した優れものです。
R’s Racing Service/ RRP スポーツエアクリーナー

純正交換タイプでありながら、剥き出し式エアクリーナーの性能に限りなく近づけたノーマル形状エアクリーナー。
特種不織布の採用で、吸気効率を大幅アップし、なおかつ純正品と変わらぬ集塵力で大切なエンジンを守ってくれます。イエローのフィルターカラーで、汚れや劣化具合も的確に判断。適切な交換時期を知らせてくれるのがいいですね。
普段使い&週末サーキット仕様のカスタムやチューニング


普段は通勤なので使う車でも、週末は後部座席にレーシングタイヤを積んで、サーキットで走りを楽しみたい!と言う方のためのスイフトスポーツ(ZC33S)のカスタム・チューニングのためのオススメのパーツをご紹介しました。
ここでおすすめするパーツは、ライトチューンではなく、普段使いも考慮しながら、サーキットでのハードな走行を想定した仕様になります。
スイフトスポーツ(ZC33S)の特性を活かし、逆に弱点も克服してくれるパーツのご紹介をしてみましたので、参考にして戴ければ幸いです。
スイフトスポーツ(ZC33S)はシフトストロークが長い!クイックシフトを付けると便利!
スイフトスポーツ(ZC33S)に試乗した感想は、とても元気よくクイックに走る車なのですが、シフトの際のストロークが長いのが気になりました。
普段使いのみなら、これでも良いのですが、サーキットでタイムを競いたいのであれば、ショートストロークのクイックシフトに換えたほうが乗りやすくなるでしょう。
下記のクイックシフトは、サーキットなどのスポーツ走行にも対応できるように、いろいろな長さをテストして、逆にストロークが短くなりすぎてシフトミスを誘発したり、ミッションギアに負担をかけないように適切なストロークが設定されています。
R’s Racing Service/RRP レーシングクイックシフト2
スイフトスポーツの弱点とも言えるシフトストロークの長さを解消し、ショートストロークに変身させる逸品です!スポーツシフト感を演出し、ドライビングを楽しくするTYPE1の改良モデルなのです。
街乗りからワインディング、サーキットまで幅広く対応できる車高調整式(車高調)ダンパー&スプリング
スイフトスポーツ(ZC33S)の足回りは、サーキットだけでなく、街乗りやワインディングと幅広く対応できるモデルを選びたいですね。
下記にご紹介しているモデルは、大容量の単筒式ダンパーをベースに街乗りでの快適性も考慮してセッティングしたスポーツモデルのダンパー&スプリングなのです。
CUSCO(クスコ)/ 車高調整式 サスペンションキット CUSCO SPORT S
主な装備・スペック | 詳細 |
減衰力調整 | Rt:24段 Rr:24段 |
アッパーマウント | Ft:なし Rr:なし (純正アッパーマウントを使用) |
車高調整 | Ft:全長調整式 Rr:ネジスペーサー式 |
キャンバー調整 | Ft:ナックルブラケット偏心ボルトにより調整可能 |
推奨車高調整幅 | Ft:-60㎜~-25㎜ Rr:-50㎜~-25㎜ |
参考車高 | Ft:-40㎜ Rr:-40㎜ |
最大車高調整幅 | Ft:-65㎜~0㎜ Rr:-55㎜~-25㎜ |
標準スプリング | Ft:ID65-180-7kgf/㎜ Rr:専用形状 5kgf/㎜ |
街乗りからワインディング、サーキット走行まで幅広く対応できるモデルですので、普段使いの街乗りや通勤でも乗り心地を損なうことなく快適性を考慮したのが嬉しいですね。
純正アッパーマウントを使用し、単筒式ダンパーをベースにストリートでの快適性を考慮したスポーツモデルです。
ホイールは鍛造ホイールを履かせたい!
サーキットを走る際のホイールは、純正でも良いのですが、できれば鍛造ホイールを履かせたい方は多いのではないでしょうか。
鍛造ホイールを履かせることで、「バネ下重量」の軽減にもなりますし、ハードな走行をするからには、ホイールの剛性も決して外せない大切な要素になってきます。
詳しくは、こちらの記事で話していますので、興味があれば参考にして戴ければ幸いです。
排気効率と排気音に拘り、保安基準適合も両立した万能なマフラー
街乗りでの騒音にも考慮しながら、排気音が気持ちの良い音で走りを楽しみたい!マフラーを交換する理由で一番大きな理由が「排気音を楽しむ」ということではないでしょうか?
マフラーを換えてはみたけど、純正とほとんど音が変わらなくて物足りない!という方でも、さすがにこのご時世に触媒の無いストレートマフラーを付けるわけにはいきませんね。
車検に対応しながら、気持ちの良い排気音と排気効率を両立したスイフトスポーツ(ZC33S)に向いているオススメのマフラーをご紹介してみました。
KAKIMOTO RACING/柿本改 Class KR
新規制の対応をしながらも、「音」にとことんこだわり続ける柿本改。柿本レーシングのマフラーづくりは、2010年4月以降に生産された車に適用される規制の、
- 加速騒音82db
- 近接排気騒音96db
をクリアしながらも、「音は性能」という柿本改のポリシーを基に、「音」「性能」「ルックス(品質)」を楽しむことができる「柿本改」を名乗るに相応しいクラス感漂うチューニングマフラーを作り上げることが一番の開発コンセプトです。
是非、柿本改の「Class KR」を装着して、日々のドライブやサーキットを高揚感のあるものにして戴ければ幸いです。
サーキットに行くのなら、マフラーだけでなくフロントパイプも交換したい!
背弧効率を高めるパーツは、マフラー本体だけではない。フロントパイプも交換することで、さらに排気効率を高めることができます。
僕が若い頃、所有して乗っていたことがあるAE92トレノもフロントパイプからマフラーを交換していました。フロントパイプを交換していると、マフラー本体だけ交換したのとは排気音が明らかに違っていた記憶があります。
ご紹介するのは、FUJITSUBO(藤壺技研)のフロントパイプです。
FUJITSUBO(藤壺技研)/ フロントパイプ PIPE 610-81552
上記の画像は、排気系パーツメーカーの藤壺技研が、スイフトスポーツ(ZC33S)のK14C型エンジンのポテンシャルを最大限に導き出すために設計・開発されたフロントパイプです。
スイフトスポーツ(ZC33S)の場合、タービンとフロントパイプの間に触媒がある特殊な構造になっているため、フロントパイプを交換することで排気効率アップが期待できそうですね。
フジツボの製品は僕も過去に使用したことが何度もありますが、フランジへの継ぎ目がとてもキレイに溶接されており、品質の高さには定評があります。さすが排気部品に特化したメーカーだなと感じました。是非試してみて戴ければ幸いです。
純正触媒でのパワーロスを社外触媒で排気効率をアップする!
実は、スイフトスポーツ(ZC33S)のK14C型エンジンには、エキゾーストマニホールド(エキマニ)、もしくはタコ足とも呼ばれるものが存在せず、エンジンヘッドのエキゾーストポートポートに直接タービンが取り付けられ、タービンとフロントパイプの間に触媒(キャタライザー)が存在します。
そのため、純正の触媒では、大きく排気効率が下がりパワーロスとなっているため、社外の触媒(キャタライザー)に交換することで、排気効率の大幅アップにつながるのです。
FUJITSUBO(藤壺技研)/SPORTS CATALYZER(スポーツキャタライザー)
上記の画像は、マフラーメーカーの藤壺技研の製品であり、排気系のチューニングパーツの老舗です。マフラーやタコ足などの排気系パーツの中で、トータル的な品質に関しては、フジツボの右に出るメーカーは無いと僕は思っています。
サーキットへ行くなら、エアクリーナーはキノコ型を付けよう!
キノコ型のスポーツエアクリーナーは、たくさんの製品が各社から発売されていますが、僕が今まで過去の自分の愛車(AE92トレノ、R31スカイライン、JZZ30ソアラ)に使用してきた中で、一番良かった記憶あるのが製品です。
HKS/レーシングサクション
見た目、排気効率の高さもあるが、何より音がイイ!他社のエアクリーナーとは一味違った「パフ―ッ」という音がして、実に気持ちが良いのです。サーキットや街中で気分が高揚します。「脳汁が出る」といった感覚でしょうか?マフラーの排気音とともに、車好きにはたまらない音なのです。
サーキットで他車に差をつけたいのなら、タービンを交換すべき!
スイフトスポーツ(ZC33S)は、ノーマルタービンでも十分なパワーがありますが、サーキットで他車に差を付けたいと考えるなら、タービン交換は必須アイテムでしょう。
僕が若いころのタービンキットと違い、今のタービンキットは品質も良くなって、安心して装着できるのが良いと思います。昔のタービンキットは、確かに車はすごくパワーアップしましたが、燃調がうまくいかなかったりしてトラブルも多かったのです。今はかなり改善されていますし、進化しています。タービンそのものの製造技術の進化も手伝ってのことですね。
HKS/GTⅢ FX SPORTS TURBINE KIT
タービンのセンターカートリッジにMHI製を採用と、長年のターボチューニングによって培われた技術を余すことなく注入した、HKS製のオリジナルハウジングとの組み合わせによって生まれた「GTⅢタービン」を使用しているターボキットです。
このタービンキットを提供しているHKSでは、ノーマル状態でのタービンの作動状況を分析するところからチューニングをスタートさせた結果、このK14Cエンジンにはライトチューンからタービン交換が有効だという結論だったそうなのです。
このキットの価格はだいたい200,000円(税込・取付工賃別、販売店によって多少価格に違いあり)であり、アクチュエーター式のタービンなので、ストリートからサーキットまでの小~中馬力仕様に最適なターボキットになります。
サーキット走行には、スピードリミッター解除装置が必要!
ご存じの方も多いかと思いますが、国産の車はたいてい180km/hでスピードリミッターが作動します。速度リミッターは、現在市販されている全ての国産車で例外なく採用されています。
スイフトスポーツ(ZC33S)のギヤ比からすると6速6,000回転で220km/hに達します。しかしスピードリミッターを解除してないと、例外なく180km/hで速度リミッターが作動するのです。ですので長いストレートがあるサーキット走行には、スピードリミッター解除装置は欠かせないアイテムです。
HKS/VAC Type CS
スイフトスポーツ(ZC33S)のスピードリミッターは、アドオンタイプのため、車両の純正ECUデータのバージョンアップなどを行っても、機能が無効になりません。このような機器が必要になってしまいますので、サーキットを走行する方は取り付けるようにしたほうが無難でしょう。
ただし、「ディーラー等で点検・整備をする際は、VAC Type CSを必ず取外して下さい」というメーカーからのメッセージが発信されていますので、おそらく現行の保安基準に適合していないと思われるため注意が必要です。
エンジンの熱対策として付けておきたいオイルクーラー
過酷なサーキット走行で、愛車のエンジンが心配!というのはサーキットにはつきものだ。熱対策にはいろいろあるが、オイルクーラーだけは付けておきたいものです。
オイルクーラーは、実にいろいろなメーカーから発売されていますが、選んでおきたいのは昔からあって実績があるメーカーのものが良いでしょう。
TRUST(トラスト)/GReddy ZC33S用 オイルクーラーキット 10段
高い放熱性と低い圧力損失により、オイル温度を安定した状態で保ってくれます。製品の主な特徴は以下の表の通りです。
ZC33S用オイルクーラーキット10段の主な特徴
コア:HG1010G(クリアブルー塗装) |
ラジエター前置き |
サーモスタット内蔵(作動温度75℃~82℃∓2℃) |
ナイロンメッシュホース |
トラストオリジナルフィッティング |
安全パーツであり、ボディ剛性アップに必要なロールケージ
エンジンパーツや吸・排気系パーツよりも、実は一番必要なのはサーキット走行などで身を守ってくれるロールケージかもしれない。サーキット走行する際は、何をおいても真っ先にこれを取り付けておいた方が良いかもしれない。
CUSCO D1ロールバー 7点式
このロールケージは、スチール製ではなく、クロモリ製と言って、鉄の中でもかなり硬い鉄である「クロームモリブデン」で造られたロールケージです。しかも鉄よりも軽量なため、重量の増加を軽減できる優れものなのです。
その他の特徴は、「ダッシュ逃げタイプ」と言って、ダッシュボードを逃がして曲がるタイプのロールケージであることです。その逆でダッシュボードを貫通して取り付ける「貫通タイプ」もありますので、自分に合ったタイプを選べば良いでしょう。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回のお話は、大まかに言って
●街乗り&通勤快速仕様のカスタムやチューニング
●普段使い&週末サーキット仕様のカスタムやチューニング
でしたね。
街乗り&通勤快速仕様のスイフトスポーツ(ZC33S)は、家族や友人が同乗する仕様ですので、あくまでもライトチューンで良いでしょう。
普段使い&週末サーキット仕様のスイフトスポーツ(ZC33S)は、かなり手を入れたハード系チューニングとはなってしまいますが、一気にカスタムして仕上げてしまうのもいいですが、少しづつ手を入れていくことで、車の変化(進化)を楽しむことができるのでオススメです。
ただ、やはり車は安全第一ですので、普段使い&週末サーキット仕様のカスタムの場合は特に、まずはロールケージなどの安全パーツを取り付けることをおすすめします。
やはり、安全で楽しめてこそのモータースポーツですので。
カスタムパーツのご紹介ですが、大きく分けて2つのタイプ別でご紹介しました。ノーマルで乗る方も多いと思いますが、少しだけカスタムする「ライトチューン派」の方と、サーキット走行をメインに想定した「ハードチューン派」の両方のおすすめパーツをご紹介しました。
スイフトスポーツ(ZC33S)を購入された方やこれからイジっていこうかと考え中の方の参考になれば幸いです。