ハイブリッドカーのBレンジとは何か?有効な使い方や意外なメリットが凄い!

この記事は約 7 分で読めます。

車に乗っていると、今まで気にしかなった車の機能を新たに発見することがあります。

ハイブリッドカーのシフトにある「Bレンジ」もその一つです。

ライター

僕は今まで、Bレンジの意味や有効な使い方を理解していなかったのですが、最近の車の運転でその”>メリットや便利さを発見したのです。

以来、Bレンジを使用するようにしています。

今回はBレンジの意味や使い方やメリットについてお話しました。ハイブリッドカーに乗っている方は勿論のこと、普通のガソリン車に乗っている方も是非使い方を知って戴き、有効利用してくれれば幸いです。

ハイブリッドカーのBレンジの意味や有効な使い方を徹底解説!

ライター

実は、ハイブリッドカーならではのシフトポジションの一つである「Bレンジ」は、有効に使うととても便利なアイテムなのです。

この項目では、Bレンジの意味や有効な使い方についてお話しました。

ハイブリッドカーのBレンジの意味は?

Bレンジを使ったことが無いという方も多いことと思いますが、実はBレンジはハイブリッドカーを運転するにあたってとても重要なアイテムなのです。

結論から言ってしまいますと、ハイブリッドカーのBレンジの意味は、ガソリン車でいう「シフトダウン」を意味します。

今はすっかり少なくなったマニュアル車ですが、車をドライブしていて交差点を右左折する際に、一つか二つ下のギアにシフトダウンする場合がありますよね。AT車も同じなのです。Bレンジはガソリン車でいうシフトダウンの意味があるのです。では、どのようなシーンで使用するのか、目的をお話してみましょう。

 

Bレンジを使用する目的

ハイブリッドカーをドライブしていて、Bレンジを使用する目的は、急な下り坂を降りる際に、強めのエンジンブレーキが必要な時に使用するのが原則です。長い下り坂は、アクセルを踏んでいなくてもスピードがどんどん上がってしまうからです。

僕はZVW30プリウス(3代目プリウス)に乗っていますが、車の取扱書にも「急な下り坂など、強いエンジンブレーキが必要なとき」と明記されています。

これは、ハイブリッドカーに乗っている方や乗ったことがある方ならご存じだと思うのですが、そもそもハイブリッドカーには「シフトダウン」という機能がありません!その代わりにBレンジというモードが存在するのです。

 

Bレンジの使い方

Bレンジの使い方は、長い下り坂に入って車のスピードが上がり始めたら、DレンジからBレンジへとシフトをチェンジして使用します。

下り坂を下る際に、シフトをBレンジに入れると強いエンジンブレーキがかかり始めるのが体感できます。シフトの入れ方は、メーカーや車種によって違うと思いますが、下記の画像はプリウスの場合のやり方です。

インパネを見ると、Bレンジに入っているのが確認できます。

 

Bレンジの使用による燃費への影響は?

Bレンジを使用することによって燃費が良くなるの?という質問が多いのですが、燃費への影響はほとんど無いと言っても良いでしょう。

ただ、理屈上はエンジンによるブレーキを使うわけですから、燃費は悪くなるのが通常なのです。Bレンジを多用しすぎると燃費は悪化するので注意が必要です。

 

Bレンジを上手に使うことによるメリット

 

ライター

実は、まだまだあります!Bレンジを上手に使うことによるメリットがたくさん!

この項目では、先述したメリット以外の更なるBレンジのメリットについてお話しました。

Bレンジの使用は渋滞緩和のためにオススメ!

長い下り坂以外でBレンジを使用することで、交通渋滞の緩和にもつながることがあります。朝の交通渋滞時でのBレンジの使用は交通渋滞緩和のためにオススメです。

朝の通勤ラッシュなどで交通渋滞ができるのは理由があります。渋滞の原因は交通量の多さが一番の原因なのですが、渋滞の原因は他にもあります。

それは、ブレーキの踏みすぎよって、必要以上に渋滞を招いているのです。

僕が車の運転免許を取得した時代は、マニュアル(MT)車がほとんどだったように思います。オートマチック(AT)車は一部の高級車のみで、車の半数以上はマニュアル車だったのです。

昭和・平成・令和と車を所有し、運転をしてきた僕が思うには、近年オートマチック車が車の大半を占めるようになってから、交通渋滞がひどくなった気がします。

理由は、オートマチック車を運転する際は、Dレンジにギヤを入れっぱなしで運転することが通常で。オートマチック車のDレンジはエンジンブレーキが無い分、ちょっと減速するにもブレーキを踏まないといけないのです。

前を走る車のブレーキランプが点灯すると、後続車両は反射的にブレーキを踏んでしまいますよね。結果、どうしてもブレーキを踏む頻度が必要以上に多くなってしまうと言うことなのです。

渋滞時にBレンジに入れてドライブすることで、必要以上のブレーキングをなくすことができます。そうすることで、後続車両にも必要以上にブレーキングをさせずに済むのです。

 

Bレンジの使用はスピード違反の防止になる!

実は、長い下り坂でBレンジを使用することは、ネズミ捕りによるスピード違反の防止にもなります。長い下り坂は、アクセルを踏まなくても勝手にスピードが上がってしまうのです。

当サイトの別の記事でも書いていますが、以前に僕は長い下り坂をアクセルを踏まずにDレンジに入れっぱなしで走っていて、知らず知らずにスピードが上がってしまい、うっかり運悪く覆面パトカーにスピード違反で捕まってしまった経験があります。

その時はその下り坂を先行の車が何台か走る中、適度な車間距離を開けてそれに追従していました。何台かの中の一番最後を走る僕の車が覆面パトカーのターゲットになったという訳です。

仕事の帰りで疲れていましたし、何も考えずにブレーキを踏まず、そのまま坂を下っていて、必然的にスピードが上がってしまい、運悪く覆面パトカーに捕まってしまったのです。

以来、長い下り坂を走るときは、Bレンジを使用するようにしています。

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回生ブレーキ

Bレンジの使用は、ハイブリッドカー独特のシステムである「回生ブレーキ」にも大きく影響します。

ハイブリッドカーの特徴の一つとして、DレンジのときもBレンジにシフトしているときも、ドライブ中にアクセルから足を離した時やブレーキペダルを踏んだ時に、車の運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、駆動用電池へ充電すると共に減速力を得ることができるという仕組みになっています。

 

Bレンジの使用は、ブレーキパッドの摩耗防止にも貢献

 

長い下り坂でDレンジで走っていると、エンジンブレーキがかからない分、ブレーキを多用してしまいますね。ブレーキの多用は、ブレーキパッドの必要以上の摩耗につながると同時に、ベーパーロック現象やフェード減少を引き起こし、とても危険です。

Bレンジの使用によって、必要以上のブレーキングをしなくて済むことになり、それらを防止することができます。長い下り坂では是非使用して戴きたいのです。

 

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか?

今回のお話は、大まかに言って、

ハイブリッドカーのBレンジの意味や有効な使い方を徹底解説!
Bレンジを上手に使うことによるメリット

でしたね。

今まで気にしなかった方も多かったであろうBレンジの意味や、使用目的・メリットなどをお話してきましたが、ハイブリッドカーやEVだけではなく、普通のガソリン車でも2ndギアや3ndギアがBレンジに該当します。

Bレンジの使用はとても安全運転に役立つし、メリットが多いこともご理解戴けただろうと思います。是非、有効活用して安全なドライブを楽しんで戴けると幸いです。

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