走りが変わる!燃費が変わる!30プリウス(3代目プリウス)に鍛造ホイールを履かせるメリット・効果とおすすめの鍛造ホイールを多数ご紹介!

この記事は約 17 分で読めます。

まだまだ中古車市場でも人気のZVW30プリウス(3代目プリウス)。

でも、そろそろノーマルで乗るのも飽きてきたし、どこかドレスアップしたいなあ…とお考えのアナタ!ドレスアップするなら、ホイールを鍛造ホイールに換えるのがイイですよ!

確かに、ホイールは換えたいと思っていたけど、30プリウス(3代目プリウス)に鍛造ホイールはもったいなくないか?という声が聞こえてきそうですね。

ライター

鋳造ホイールに比べると鍛造ホイールはどうしても値が張りますよね。でも、30プリウス(3代目プリウス)のようなハイブリッドカーに鍛造ホイールを履かせるのは、とてもメリットが大きいのです。

今回は、あなたのZVW30に、鍛造ホイールを履かせるメリットや、是非履かせてみて戴きたい鍛造ホイールのおすすめのご紹介です。

30プリウス(3代目プリウス)には鍛造ホイールを履かせたい!その理由やメリット・効果とは?

ライター

「30プリウス(3代目プリウス)に鍛造ホイールなんて、もったいない!」とお考えの方もいらっしゃるようです。

鍛造ホイールは鋳造ホイールに比べて、どうしても値段が高いため、そう思われるのも無理はありませんね。でも、長い目で見ると、30プリウス(3代目プリウス)に鍛造ホイールを履かせるのは、メリットが大きいと僕は思うのです。

この項目では、30プリウス(3代目プリウス)に鍛造ホイールを履かせる理由やメリット・効果についてお話しました。

バネ下重量が軽減し、燃費が向上する!

結論から先に言ってしまいますと、鍛造ホイールへの交換は、「バネ下重量」が軽減でき、燃費が向上するのです。では、この「バネ下重量」とは、何のことなのでしょうか?

 

上の画像でご説明しますと、バネ下重量とは、車のショックアブソーバーを含むサスペンションの取り付け位置の受け皿であるアッパーマウントを境に、タイヤ・ホイール、サスペンションやロアアームやブレーキなどの数多くのパーツで構成されています。

つまり、それらバネから下のパーツの総重量、読んで字のごとく「バネ下重量」と呼ばれています。

鍛造ホイールへの交換は、手っ取り早くバネ下重量を軽減する効果が高いのです。理由は、鍛造ホイールは、鋳造ホイールに比べると重量が軽いのです。それは、鍛造という製法でホイールを造るため、鋳造に比べて少ない素材で鋳造と同じかそれ以上の強度を出すことが可能だからなのです。

結果、バネ下重量が軽減されて、足回りが軽くなり燃費が向上するという訳です。

インチアップによってハンドルが重くなったり乗り心地が悪くなるのはバネ下重量に原因がある!

 

純正で15インチ装着車は、鍛造ホイール装着によって、インチアップによるバネ下重量の増加を軽減できる!

30プリウス(3代目プリウス)のホイールサイズは、グレードによって変わってきます。

30プリウス(3代目プリウス)のグレードごとのタイヤ・ホイールサイズは以下の通りです。

グレード リム径 オフセット(インセット) リム幅 タイヤサイズ
G’s 18インチ +50㎜ 7.5 215/40R18
ツーリンググレード(G、S) 17インチ +50㎜ 7 215/45R17
G、S 15インチ +45㎜ 6 195/65R15
L 15インチ +45㎜ 6 185/65R15

 

P.C.D 穴数 ハブ径
100 5穴 54㎜


上記の表をご覧になればわかりますように、グレードごとにタイヤ・ホイールのサイズが変わってきます。他にもサイズに関する情報はありますが、最低これだけ知っておけば、インチアップする際に困ることは無いでしょう。

ここで大事になってくるのは、G’sやツーリンググレードに装着されている18インチや17インチの車に乗り慣れている方は大丈夫ですが、15インチ装着車のGやS、Lに乗っている方ですと、どうせホイールを換えるのであれば、見た目のカッコ良さから17インチや18インチにインチアップしたくなるかと思います。

そうすると懸念されるのが、見た目が良くなる半面、乗り心地が悪くなったり、燃費が悪化したりするのは、インチアップする以上、避けることができないのです。

インチアップによる乗り心地の悪化とは、15インチホイール&タイヤでは、体感することが無かった17インチや18インチへのインチアップによる走行時のギャップや轍での突き上げ感などです。

それらインチアップによる弊害を軽減できるのが、鋳造ホイールではなく鍛造ホイールへ交換することが大事になってくるのです。

僕が30プリウス(3代目プリウス)を所有することで知り合えた、同じ30プリウス(3代目プリウス)のオーナーの中で、最近BBSの鍛造ホイールに交換した方がいます。

その方は、中古で30プリウス(3代目プリウス)を購入し乗っていたのですが、最初から外品の17インチホイールが装着されていました。車高ダウンもしていたので、乗り心地が良くなく、思案していたところ、ショップのスタッフからBBSの鍛造ホイールへの交換を勧められたようです。

BBSの鍛造ホイールは価格もそれなりにかさみます。とても迷ったそうなのですが、思い切って交換してみたところ、その乗り心地や燃費の向上にとても驚き、「BBSにして良かった!」と強く感動したようなのです。

僕も将来は、鍛造ホイールへの交換を検討しています。それだけ、鍛造ホイールへの交換は、メリットや効果が高いと考えています。

 

転がり抵抗性能が向上し、燃費が向上!

タイヤには、「転がり抵抗性能」という基準があります。近年、ハイブリッドカーなどのエコカーへの装着が推奨されている「低燃費タイヤ」には、このような基準が設けられています。

これは、タイヤだけでなくホイールにも同じようなことが言えます。

鍛造ホイールへ交換することによって、タイヤ・ホイールが軽くなり、車の燃費が向上するというわけです。

上記の画像は、既に他の記事でも述べていますが、鍛造ホイールを装着することで、転がり抵抗係数が減少し、車の惰性距離が延びるのです。低燃費タイヤを同時に用いることで、なおのこと燃費の向上が期待できますね。

30プリウス(3代目プリウス)のタイヤ交換には低燃費タイヤがおすすめ!|低燃費タイヤの特徴やグレードごとの採用サイズに合った低燃費タイヤを一挙にご紹介!

 

30プリウス(3代目プリウス)のホイールを鍛造ホイールに交換する前に知っておきたいこと

ライター

交換したい鍛造ホイールが決まって、「さあ、取り付けだ!」と取り付けの予約をする前に、ある程度の知識があったほうが、取り付けた後で後悔したり、困ったりせずに済みます。

この項目では、鍛造ホイールに交換する際の予備知識についてお話しました。

純正のホイールサイズを把握しておく

ホイールを交換する際には、自分の愛車の純正ホイールのサイズを知っておくことをおすすめします。

どのサイズなら取り付け可能か?という知識は、取り付けるショップの方に教えてもらうこともできますし、よっぽどでない限り、取り付け不可なサイズや車検に通らないようなサイズのホイールを付けられる懸念は無いかと思いますが、自分の愛車のホイールの純正サイズを知っておくことで、安心して交換することができます。

グレードごとの純正サイズに関しては、先述したこの項目でお話してありますので、参照して下さい。

 

車検に通らないホイールを取り付けない!車検に通るホイールとは?

インチアップする際に特に注意しておきたいのが、交換しようとしているホイールは、「車検に通るのか?」ということです。

せっかく高いお金を払って鍛造ホイールに換えても、車検に通らないと大変です。また、警察の方に整備不良でキップを切られてしまうという悲惨な目に遭うことにもなりかねません。

タイヤ・ホイールが車検に通るかどうかの大まかな判断基準とは、

タイヤ・ホイールが車検に通るかの判断基準

・タイヤ・ホイールがフェンダー内に収まっているか?
・タイヤ・ホイールがフェンダーに接触していないか?
・タイヤの外径が純正と比べて大きく狂っていないか?スピードメーターの表記に誤差が生じないか?
・JWL規格に通ったホイールか?

と言ったところが、車検に通るかどうかの最低限の判断基準と言えるでしょう。これについて詳しく知りたい方は、過去にこの記事で詳しくお話していますので、ご参考戴ければ幸いです。

これで大丈夫!車検にバッチリ通るタイヤ・ホイールサイズを徹底解説!

 

社外ホイールのハブ径は汎用なので、大きめが主流!社外ホイールをピッタリ取り付けるには「ハブリング」が別途必要になる!

社外ホイールには、車種によって適合サイズが存在するのですが、ハブ径はどうしても汎用になるため、大きめに造ってあるのが主流になります。

自分の愛車にピッタリと取り付けるためには、別途「ハブリング」というハブに付けるスペーサーのようなものが必要になってきます。

この「ハブリング」は、車種ごとにサイズが違ってくるので、ホイールの付属部品とは別途必要になることを認識しておいて下さい。

 

ライター

30プリウスに合う鍛造ホイールを探すには、インターネットのショップで自分の愛車の車種を登録し、マッチングすると愛車に合ったホイールを画像で確認することができます。

実は、日本には鍛造ホイールを製造しているメーカーは、RAYS(レイズ)、TWS、BBS JAPANの3社しかありません。NISMOやTRDなどの車メーカー系のメーカーも、鍛造ホイールを販売していますが、OEM生産であり、実際に製造しているのは3社のみになります。

この項目では、鍛造ホイールの注文~取り付けまでの流れ・手順と、30プリウス(3代目プリウス)に合った鍛造ホイールのおすすめをご紹介しました。ただ、今回は17インチのみをピックアップしてご紹介しました。他のサイズをご希望であれば、ご紹介のサイトにて該当サイズを探してみて下さい。

鍛造ホイールの注文の仕方、取り付けの手順

30プリウス(3代目プリウス)に合ったおすすめの鍛造ホイールが注文・取り付けができるのは、フジ・コーポレーションです。北海道・東北・関東・甲信越・東海・近畿に店舗があります。(中国・四国・山陰・九州・沖縄には店舗はありません。)

ネットで愛車とのマッチングができて、注文や取り付け予約ができます。

ホイールを店舗で取り付ける際の注意点として、

作業工賃(組み込み&バランス調整料)、タイヤも交換する場合は廃タイヤ代などは別途かかります。また、ハブリングやセンターキャップなどは別売となる場合が多いので、注意してね。

 

RAYS(レイズ)の鍛造ホイール

 

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RAYSは、大阪府東大阪市に本社を置く、自動車用アルミホイールの販売会社です。その中のグループ企業である「株式会社レイズエンジニアリング」は、鍛造ホイールの製造を行っています。

RAYSが取り扱うブランドは以下の通りです。

RAYSの主なブランド
VOLKRACING(ボルクレーシング):レーシング直系の技術を注いだ鍛造スポーツホイールの最高峰ブランド。

gramRIGHTS(グラムライツ):鋳造スポーツホイールブランド。

VERSUS(ヴェルサス):欧州テイストを込めた、最新のデザインを投入したブランド。

VMF(ヴェルサス・モード・フォージド):鍛造ホイールの新しいデザインを提案。リム幅の細い一部の車種にも対応している。

RAYSは、各自動車メーカーの純正オプション品や、NISMOや無限、TRDなど、各自動車メーカー系チューナーのホイールをOEM生産している実績もあり、各種モータースポーツにも製品を供給しています。

ぜひ、お気に入りを見つけて、あなただけのZVW30を作り上げて下さい。

 

VOLKRACING TE37 SAGA SL

 

メーカー RAYS
ブランド VOLKRACING
商品名 TE37 SAGA SL
工法 鍛造1ピース
カラー プレスドグラファイト
メーカー公式サイト RAYS VOLKRACING TE37 SAGA SL

 

 

BBS JAPANの鍛造ホイール

 

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BBS JAPAN(ビービーエスジャパン)株式会社は、車両用軽合金ホイールの輸出および国内で製造・販売する自動車部品製造メーカーです。

僕が若い頃のひと昔前は、小野ホールディングスの子会社であったワシマイヤー株式会社で鍛造ホイールの製造を行ってきましたが、小野グループの経営破綻により、前田工繊の子会社となりました。

数々のモータースポーツシーンで、BBSのホイールは引っ張りだこであり、自動車レースのフォーミュラー1(F1)と、NASCARは、2022年シーズンよりBBSホイールを独占的に使用することとなっています。

鍛造ホイールとなる素材には、アルミ以外にマグネシウム、最近ではジュラルミンも素材として使用されています。

R31スカイラインGTS-RとR32、R33、R34のGT-Rや、第二世代の日産R35RT-Rの純正ホイールにも、BBSの鍛造ホイールが採用された話は、あまりにも有名ですね。

BBSの鍛造ホイールを履かせたZVW30は、ワンランク以上上の車に変身します!ぜひ、あなただけの自慢のZVW30を作り上げて下さい。

 

BBS RE-L2

メーカー BBS JAPAN
ブランド BBS
商品名 RE-L2
工法 鍛造1ピース
カラー ダイヤモンドブラック、ダイヤモンドシルバー
メーカー公式サイト BBS JAPAN BBS RE-L2

 

BBS RE-L2 BLACK DIAMOND CUT(ブラックダイヤカット)

メーカー BBS JAPAN
ブランド BBS
商品名 RE-L2 BLACK DIAMOND CUT
工法 鍛造1ピース
カラー ブラックダイヤカット
メーカー公式サイト BBS JAPAN BBS RE-L2 BLACK DIAMOND CUT

 

BBS RF

メーカー BBS JAPAN
ブランド BBS
商品名 RF
工法 鍛造1ピース
カラー ダイヤモンドブラック、ダイヤモンドシルバー
メーカー公式サイト BBS JAPAN BBS RF

 

BBS RG-R

メーカー BBS JAPAN
ブランド BBS
商品名 RG-R
工法 鍛造1ピース
カラー ゴールドダイヤカット、ブラックダイヤカット、ダイヤモンドブラック
メーカー公式サイト BBS JAPAN BBS RG-R

 

BBS LM

メーカー BBS JAPAN
ブランド BBS
商品名 LM
工法 鍛造2ピース
カラー ゴールド/シルバーダイヤカットリム、ダイヤモンドシルバー/シルバーダイヤカットリム、ダイヤモンドブラック/シルバーダイヤカットリム
メーカー公式サイト BBS JAPAN BBS LM

 

 

TWSの鍛造ホイール

TWSは、株式会社TAN-EI-SYA(鍛栄社)の鍛造ホイールブランドです。

富山県射水市に自社工場を持ち、地元のサプライヤーから供給される高品質のアルミニウムビレットから、ワンストップ生産による徹底した品質管理のもと、高い品質の鍛造ホイールを造っているメーカーです。

TWSの主なブランド
EXspur “R”Segment:マグネシウムや新アルミ合金の”UDM”を素材とした鍛造ホイールの開発・販売。

EXspur “EX”Segment:フェラーリ、ポルシェ、メルセデスベンツ、レクサスなどのプレミアムメーカーに対し、Exclusiveなデザインを提示しているブランド。

EXLETE(エクスリート):洗練されたタイムレスなデザインと鍛造パフォーマンスを融合させたブランド。

Reizend:多彩なパーソナライズメニューで、フィッティングカラーも自由自在な鍛造2ピースブランド。

MotorSport:第一線のレースからのフィードバックをダイレクトに反映したストイックなラインを提供するブランド。

 

鍛造一筋のホイールメーカーの逸品であるお気に入りの鍛造ホイールを見つけて、あなただけのZVW30を仕上げてみて下さい。

 

MOTORSPORT RS317

メーカー TWS
ブランド MOTORSPORT
商品名 RS317
工法 鍛造1ピース
カラー グラファイトブラック、レーシングガンメタ、フラットレーシングガンメタ
メーカー公式サイト TWS MOTORSPORT RS317

 

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか。

今回のお話は、大まかに言って、

30プリウス(3代目プリウス)には鍛造ホイールを履かせたい!その理由やメリット・効果とは?
30プリウス(3代目プリウス)のホイールを鍛造ホイールに交換する前に知っておきたいこと
30プリウス(3代目プリウス)に履かせたい!鍛造ホイールのおすすめを一挙にご紹介!

でしたね。

たくさんの鍛造ホイールをご紹介しましたが、30プリウス(3代目プリウス)に鍛造ホイールを履かせるのがいかに有意義でメリットが多いか、ご理解戴けたでしょうか?

是非、お気に入りの鍛造ホイールを見つけて、飛躍的に変わった走り、燃費、そして、リフレッシュした30プリウス(3代目プリウス)を手に入れてみて下さい。

「これだ!」というホイールを見つけることができれば幸いです。

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