この記事は約 15 分で読めます。
ハイブリッドカーの有効な燃費対策の一つには、現在履かせているのが通常のタイヤであれば、低燃費タイヤに交換するという方法があります。僕の経験上、とても有効な燃費対策なのです。
シビックe-Hev(FL4)に、低燃費タイヤを履かせるメリットはたくさんある!
FL4シビックは、ハイブリッドカーですので、タイヤは低燃費タイヤをチョイスしたほうが、走りはグッと良くなります。
この項目では、FL4シビックに低燃費タイヤを履かせるメリットについてお話しました。
低燃費タイヤとは?ハイブリッドカーに低燃費タイヤが向いている理由とは?
低燃費タイヤの特性である、「転がり抵抗性能」は、ハイブリッドカーの利点を最も活かすことができる特性です。
転がり抵抗性能の高さは、ハイブリッドカーの場合、一部のメーカーの車種を除いて「惰性走行」を適度に行うことで燃料消費を抑えることができるのです。
惰性走行とは、例えば、少し先の交差点が赤信号を表示していて、もうすぐ停止する直前にアクセルを抜いて、なおかつブレーキもまだ踏んでない状態での走行の状態を指します。
この時、エンジンは勿論の事、モーター走行のモーターも停止している状態であり、エンジン稼働によるガソリンの消費も無ければ、モーター稼働でのバッテリーの消費も無い状態のことです。
ハイブリッドカーはこの惰性走行をどれだけ増やせるかが、燃費の良し悪しに大きくかかわってくるのです。
低燃費タイヤの場合、この惰性走行を増やすための「転がり抵抗性能」に優れていると言えるでしょう。
上記の画像をご覧になって戴ければ理解できるかと思いますが、同じ車種であっても、履いているタイヤが違うと、惰性走行の距離や回数が大きく違ってきます。当然ですが、燃費の良し悪しに大きく影響してくると言えるでしょう。
通常の普通のタイヤから低燃費タイヤに交換することで、惰性距離を延ばすことができるのです。
低燃費タイヤのデメリットは、通常のタイヤよりも金額が高いこと!
低燃費タイヤの特性上、「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」といった相反する特性を製品に持たせたものになりますので、その分コストがかかってしまい、通常のタイヤに比べて金額が高くなってしまいがちです。
ただ、その分以上に大きなメリットがあるから、低燃費タイヤを選ぶ方が増えているのです。
低燃費タイヤの条件を示す「グレーディングシステム(等級制度)を知っておこう!
実際に、オートバックスやイエローハット、タイヤ館などのカー用品量販店に行って、低燃費タイヤを探す方法は、上記の画像のようなラベルがタイヤに貼られているので、「低燃費タイヤ」だということが確認できます。
低燃費タイヤを購入する際は、このラベルが貼られていることを確認して下さい。
1.低燃費タイヤ等のラベリング制度とは?
「ラベリング制度」とは、JATMA(一般社団法人 日本自動車タイヤ協会)が、私たちユーザーに対して、より適切な情報提供を行うことを目的として、2010年1月より運用している制度です。
グレーディングシステムに基づいて、転がり抵抗性能が「AAA」「AA」「A」、ウェットグリップ性能がd以上のものが「低燃費タイヤ」に該当します。
また、転がり抵抗性能が「B」や「C」であったり、ウェットグリップ性能がdに満たない場合は、低燃費タイヤには該当しません。
2.グレーディングシステム(等級制度)について
「転がり抵抗性能」と「ウェットグリップ性能」を以下のように等級分けしています。
ウェットグリップ性能:4等級(グレードa~d)
転がり抵抗係数 (RRC) |
等級 |
RRC≦6.5 | AAA |
6.6≦RRC≦7.7 | AA |
7.8≦RRC≦9.0 | A |
9.1≦RRC≦10.5 | B |
10.6≦RRC≦12.0 | C |
ウェットグリップ性能 (G) |
等級 |
155≦G | a |
140≦G≦154 | b |
125≦G≦139 | c |
110≦G≦124 | d |
※転がり抵抗係数が12.0を超える、またはウェットグリップ性能が110未満のタイヤは、低燃費タイヤに該当しません。
上記でお話しました「ラベリング制度」と「グレーディングシステム(等級制度)」とご理解戴けば、低燃費タイヤがどれか見分けがつきますし、これから低燃費タイヤに交換しようという場合でも、「実際に価格に見合ったグレードなのか?」という判断ができるでしょう。
通販でのタイヤの買い方・交換方法と、タイヤを交換する際の注意点、シビックe-Hev(FL4)に、おすすめの低燃費タイヤをご紹介!
今、タイヤを安くお得に買うための一番良いと思われる手段は、ネットで注文して、自宅から最寄りの店舗(ガソリンスタンドやオートバックス店舗)に届けてもらって、交換をするという方法です。
具体的な取り付け方法と、タイヤ交換の際の注意点、シビックe-Hev(FL4)におすすめの低燃費タイヤをご紹介しましょう。
通販でのタイヤの買い方、交換方法
お気に入りのタイヤが見つかったら、そのまま注文します。
この時に、交換する店舗や日時を予約します。手順2:予約の日時に店舗に行き、タイヤ交換をして完了!
タイヤを交換する際の注意点
タイヤ交換する際は、タイヤ代以外にかかる費用に注意して下さい。
タイヤ交換には、タイヤ代金以外に、交換工賃がかかります。その内訳としては、
・工賃:タイヤ1本あたりの交換工賃の目安は、1,500円前後です。依頼する業者や店舗によっても異なります。
・廃タイヤ処分費用:1本あたり数百円程度です。
・エアバルブ交換費用:1本あたりの費用の目安は、300円前後です。
・バランス調整費用:タイヤをホイールに組み合わせた状態で、重量の偏りを無くして、中心から接地面までの距離を均一にする作業です。1本あたり500円~1,000円が目安です。
また、滅多に無いことですが、タイヤのサイズを間違って注文してしまうと、余計な費用が掛かってしまう恐れがあります。自分の愛車のタイヤサイズはしっかりと把握しておきましょう。
TIREHOOD(タイヤフッド)なら、オートバックス店舗を含む全国どの店舗(全国4,600店以上)でも一律料金でタイヤ交換が可能!
タイヤの通販量販店のTIREHOOD(タイヤフッド)なら、オートバックス店舗を含む全国どの店舗(全国4,600店舗以上)でも、一律料金でタイヤ交換ができます。
TIREHOOD(タイヤフッド)のタイヤの交換料金には、タイヤ組換え代、バランス調整料、バルブ交換費用、廃タイヤ処分料を含んでいます。詳しくは、交換の際に店舗のスタッフに尋ねてみると良いでしょう。
皆さんのお住まいのご近所のガソリンスタンドやタイヤショップ、オートバックス店舗から交換店舗を選んで、交換の予約をし、予約日にその店舗に行くだけ!余計な手間がかからず、とても便利なシステムです。
シビックe-Hev(FL4)におすすめの低燃費タイヤをご紹介
おすすめの低燃費タイヤを紹介します。
ぜひ、あなたのお気に入りを見つけてネ!
MICHELIN PILOT PILOT SPORT 5 235/40ZR18(95Y)XL
メーカー | MICHELIN(ミシュラン) |
商品名 | PILOT(パイロット)PILOT SPORT |
発売年月 | 2022年3月 |
サイズ | 235/40ZR18(95Y) XL |
タイヤ幅 | 235㎜ |
扁平率 | 40% |
リム径 | 18インチ |
ロードインデックス/ 負荷能力 |
95/690kg |
速度記号/ 最高速度 |
Y/300km/h |
特徴 | 【プレミアム】 高速安定性や静粛性、乗り心地をハイクオリティで実現した各タイヤメーカーの最上級タイヤ 【低燃費タイヤ】 JATMAラベリング制度で転がり抵抗性能A以上で、ウェットグリップ性能がa~dの範囲内にある低燃費性能に優れたタイヤ 【スポーツ】 高速走行性、操縦安定性などハンドリング性能を追求した運動性能重視のタイヤ |
転がり抵抗性能 | A |
ウェットグリップ性能 | a |
YOKOHAMA ADVAN dB V553 235/40R18 95W XL
メーカー | YOKOHAMA(ヨコハマ) |
商品名 | ADVAN dB(アドバン デシベル) V553 |
発売年月 | 2024年2月 |
サイズ | 235/40R18 95W XL |
タイヤ幅 | 235㎜ |
扁平率 | 40% |
リム径 | 18インチ |
ロードインデックス/ 負荷能力 |
95/690kg |
速度記号/ 最高速度 |
W/270km/h |
特徴 | 【プレミアム】 高速安定性や静粛性、乗り心地をハイクオリティで実現した各タイヤメーカーの最上級タイヤ 【低燃費タイヤ】 JATMAラベリング制度で転がり抵抗性能A以上で、ウェットグリップ性能がa~dの範囲内にある低燃費性能に優れたタイヤ |
転がり抵抗性能 | AA |
ウェットグリップ性能 | a |
GOODYEAR EAGLE F1 SPORT 235/40R18 95W XL
メーカー | GOODYEAR(グッドイヤー) |
商品名 | EAGLE(イーグル)F1 SPORT |
発売年月 | 2021年4月 |
サイズ | 235/40R18 95W XL |
タイヤ幅 | 235㎜ |
扁平率 | 40% |
リム径 | 18インチ |
ロードインデックス/ 負荷能力 |
95/690kg |
速度記号/ 最高速度 |
W/270km/h |
特徴 | 【低燃費タイヤ】 JATMAラベリング制度で転がり抵抗性能A以上で、ウェットグリップ性能がa~dの範囲内にある低燃費性能に優れたタイヤ 【スポーツ】 高速走行性、操縦安定性などハンドリング性能を追求した運動性能重視のタイヤ |
転がり抵抗性能 | A |
ウェットグリップ性能 | a |
YOKOHAMA BluEarth-Es ES32 235/40R18 95W XL
メーカー | YOKOHAMA(ヨコハマ) |
商品名 | BluEarth-Es(ブルーアースイーエス) ES32 |
発売年月 | 2021年10月 |
サイズ | 235/40R18 95W XL |
タイヤ幅 | 235㎜ |
扁平率 | 40% |
リム径 | 18インチ |
ロードインデックス/ 負荷能力 |
95/690kg |
速度記号/ 最高速度 |
XL/270km/h |
特徴 | 【低燃費タイヤ】 JATMAラベリング制度で転がり抵抗性能A以上で、ウェットグリップ性能がa~dの範囲内にある低燃費性能に優れたタイヤ |
転がり抵抗性能 | A |
ウェットグリップ性能 | b |
DUNLOP LE MANS V+ 235/40R18 95W XL
メーカー | DUNLOP(ダンロップ) |
商品名 | LE MANS(ル・マン) V+ |
発売年月 | 2023年2月 |
サイズ | 235/40R18 95W XL |
タイヤ幅 | 235㎜ |
扁平率 | 40% |
リム径 | 18インチ |
ロードインデックス/ 負荷能力 |
95/690kg |
速度記号/ 最高速度 |
W/270km/h |
特徴 | 【低燃費タイヤ】 JATMAラベリング制度で転がり抵抗性能A以上で、ウェットグリップ性能がa~dの範囲内にある低燃費性能に優れたタイヤ |
転がり抵抗性能 | AA |
ウェットグリップ性能 | b |
DUNLOP VEURO VE304 235/40R18 95W XL
メーカー | DUNLOP(ダンロップ) |
商品名 | VEURO(ビューロ)VE304 |
発売年月 | 2020年3月 |
サイズ | 235/R18 95W XL |
タイヤ幅 | 235㎜ |
扁平率 | 40% |
リム径 | 18インチ |
ロードインデックス/ 負荷能力 |
95/690kg |
速度記号/ 最高速度 |
W/270km/h |
特徴 | 【プレミアム】 高速安定性や静粛性、乗り心地をハイクオリティで実現した各タイヤメーカーの最上級タイヤ 【低燃費タイヤ】 JATMAラベリング制度で転がり抵抗性能A以上で、ウェットグリップ性能がa~dの範囲内にある低燃費性能に優れたタイヤ |
転がり抵抗性能 | A |
ウェットグリップ性能 | a |
YOKOHAMA ADVAN FLEVA V701 235/40R18 95W XL
メーカー | YOKOHAMA(ヨコハマ) |
商品名 | ADVAN FLEVA(アドバン フレバ)/V701 |
発売年月 | 2016年8月 |
サイズ | 235/40R18 95W XL |
タイヤ幅 | 235㎜ |
扁平率 | 40% |
リム径 | 18インチ |
ロードインデックス/ 負荷能力 |
95/690kg |
速度記号/ 最高速度 |
W/270km/h |
特徴 | 【低燃費タイヤ】 JATMAラベリング制度で転がり抵抗性能A以上で、ウェットグリップ性能がa~dの範囲内にある低燃費性能に優れたタイヤ 【スポーツ】 高速走行性、操縦安定性などハンドリング性能を追求した運動性能重視のタイヤ |
転がり抵抗性能 | A |
ウェットグリップ性能 | a |
GOODYEAR EAGLE LS EXE 235/40R18 95W XL
メーカー | GOODYEAR(グッドイヤー) |
商品名 | EAGLE(イーグル) LS EXE |
発売年月 | |
サイズ | 235/40R18 95W XL |
タイヤ幅 | 235㎜ |
扁平率 | 40% |
リム径 | 18インチ |
ロードインデックス/ 負荷能力 |
95/690kg |
速度記号/ 最高速度 |
W/270km/h |
特徴 | 【低燃費タイヤ】 JATMAラベリング制度で転がり抵抗性能A以上で、ウェットグリップ性能がa~dの範囲内にある低燃費性能に優れたタイヤ |
転がり抵抗性能 | A |
ウェットグリップ性能 | b |
BRIDGESTONE NEWNO 235/40R18 95W XL
メーカー | BRIDGESTONE(ブリジストン) |
商品名 | NEWNO(ニューノ) |
発売年月 | 2023年2月 |
サイズ | 235/40R18 95W XL |
タイヤ幅 | 235㎜ |
扁平率 | 40% |
リム径 | 18インチ |
ロードインデックス/ 負荷能力 |
95/690kg |
速度記号/ 最高速度 |
W/270km/h |
特徴 | 【低燃費タイヤ】 JATMAラベリング制度で転がり抵抗性能A以上で、ウェットグリップ性能がa~dの範囲内にある低燃費性能に優れたタイヤ |
転がり抵抗性能 | A |
ウェットグリップ性能 | b |
GOODYEAR EAGLE(イーグル) F1 ASYMMETRIC 5 235/40R18 95Y XL
メーカー | GOODYEAR(グッドイヤー) |
商品名 | EAGLE(イーグル) F1 ASYMMETRIC 5 |
発売年月 | 2019年11月 |
サイズ | 235/40R18 95Y XL |
タイヤ幅 | 235㎜ |
扁平率 | 40% |
リム径 | 18インチ |
ロードインデックス/ 負荷能力 |
95/690kg |
速度記号/ 最高速度 |
Y/300km/h |
特徴 | 【プレミアム】 高速安定性や静粛性、乗り心地をハイクオリティで実現した各タイヤメーカーの最上級タイヤ 【低燃費タイヤ】 JATMAラベリング制度で転がり抵抗性能A以上で、ウェットグリップ性能がa~dの範囲内にある低燃費性能に優れたタイヤ 【スポーツ】 高速走行性、操縦安定性などハンドリング性能を追求した運動性能重視のタイヤ |
転がり抵抗性能 | A |
ウェットグリップ性能 | a |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回のお話は、大まかに言って、
●シビックe-Hev(FL4)に、低燃費タイヤを履かせるメリットはたくさんある!
●通販でのタイヤの買い方・交換方法と、タイヤを交換する際の注意点、シビックe-Hev(FL4)に、おすすめの低燃費タイヤをご紹介!
でしたね。
お気に入りの低燃費タイヤは見つかりましたか?低燃費タイヤは、通常のタイヤに比べて、低燃費性能が優れている分、価格が高いと思われたでしょう。
ただ、特にシビックe-Hev(FL4)のようなハイブリッドカーに履かせるタイヤとしては、価格が高い分以上にメリットがあるからこそ、低燃費タイヤに交換する方が増えているのです。
是非この機会に、低燃費タイヤに交換して、燃費が良くなるのを体感してみて下さい。きっと、低燃費タイヤに換えて良かったと感じて戴けると思います。
街を走る車の大半がハイブリッドカーやEVとなってしまった昨今、燃費対策はとても重要な経費削減の一つです。
特にハイブリッドカーユーザーにとって、燃費はとても気になるところでしょう。
いままで、燃費がイマイチだった方も、低燃費タイヤに換えたとたんに、燃費が向上したという話はよく聞きます。僕も低燃費タイヤの良さは経験していますし、とても有効な燃費対策でしょう。
今回は、低燃費タイヤを履かせるメリットや、今人気で売れに売れているハイブリッドカー、シビックe-Hev(FL4)に合った低燃費タイヤをご紹介しました。