価格高騰中のNISSAN スカイライン GT-R(BNR34)には、社外品の鍛造ホイールを履かせて愛着を高めてもらいたい!おすすめの鍛造ホイールご紹介とメリットを徹底解説!

この記事は約 16 分で読めます。

BNR34 GT-Rが、相変わらず高騰中です。

理由は様々ですが、主に「25年ルール」によるアメリカでの需要拡大が考えられます。

ライター

映画「ワイルドスピード」の影響もあり、アメリカにおけるGT-R人気は凄まじいものがあります。

ただ、現状で保有しているオーナーさんには、より一層愛着を持って維持して戴きたいのです。そのために社外品の鍛造ホイールに交換することが有効だと思うのです。

お気に入りの社外品の鍛造ホイールに交換して、より一層輝く愛車を作り上げて戴きたい!今回は、NISSAN SKYLINE GT-R(BNR34)に履かせたい鍛造ホイールのご紹介とともに、BNR34に鍛造ホイールを履かせるメリットについてお話しました。

スカイライン GT-R(BNR34)に、鍛造ホイールを履かせたい理由とメリット

ライター

BNR34 GT-Rは、純正でBBS JAPAN社製の鍛造ホイールを履いています。ただ、インチアップしたい場合や、社外品の鍛造ホイールを履かせるメリットは大いにあると僕は思っています。

この項目では、BNR34 GT-Rに鍛造ホイールを履かせたい理由とメリットについてお話しました。

 

鍛造ホイールを履かせることで、インチアップをしてもバネ下重量が軽くなり、ステアリングレスポンスは良い状態を保てる!

BNR34 GT-Rに鍛造ホイールを履かせたい理由やメリットは、「バネ下重量」が軽くなることで、インチアップをしてもタイヤ&ホイールが重くならず、ステアリングレスポンスが良い状態を保てることです。

「バネ下重量」とは、上記の画像をご覧になって戴ければわかりますが、アッパーマウントと呼ばれるサスペンションの付け根の部分より下の位置を占めるサスペンションやブレーキ、タイヤ&ホイールなどのパーツ群の総重量のことを言います。

よく、タイヤ&ホイールをインチアップをした際に、ハンドルが重くなったりステアリングの動きが悪くなったりする話を聞かれたことがあるかと思います。

これは、インチアップによってタイヤ&ホイールが大きくなって重くなることで生じる現象です。鋳造ホイールだと、どうしてもそうなってしまう傾向が強いのです。

鍛造ホイールの場合だと、その製造工程の特徴から、より軽量で剛性の高いホイールを造ることが可能になるため、インチアップをしてもバネ下が重くならないというメリットがあるのです。

まあ、BNR34 GT-Rのようにもともと純正で鍛造ホイールを履かせている場合だと、純正ホイールのままのほうが良いのですが、インチアップをした場合や、社外品の鍛造ホイールを履かせたい場合は、やはり鍛造ホイールをセレクトするほうが良いでしょう。純正の18インチのままであったら、純正のホイールのままのほうが良いと思います。

ドレスアップだけが目的のホイール交換は、BNR34 GT-Rにはもったいないイジリ方だと思います。

 

鍛造ホイールを履かせることで、バネ下重量が軽くなり、アテーサE-TSに負担をかけずに正常に作動させることができる!

また、日産スカイラインGT-R(BNR34)に搭載されているアテーサE-TS(アドバンスド・トータル・トラクション)は、路面の状況やスピード、アクセル開度などに合わせて前後の車輪にトルクを最適に配分する4WDシステムです。

アテーサE-TSのメリット
コーナリング時のオーバーステアやアンダーステアを防ぐことができる
ハイパワーの車でも安定したコーナリングができる
旋回性能と車両安定性を両立している

鍛造ホイールを履かせることで、バネ下重量がかるくなり、BNR32~BNR34に搭載されているアテーサE-TSに負担をかけることなく、正常に作動させることができるというわけです。

BNR32 GT-Rを発売した際の日産は凄かったと今でも思います。グループAレースで連戦連勝の無敗記録を残し、「GT-R伝説」打ち立てるに至ったのです。アテーサE-TSと鍛造ホイールの組み合わせは、GT-Rのハイパワーを活かしきれるチョイスでしょう。

 

バネ下重量が軽くなることで、燃費も向上!

鍛造ホイールへの交換によって、バネ下重量が軽くなることのメリットはステアリングレスポンスの向上だけではありません。車を運転する際にアクセルを離してからの空走距離である「惰性距離」が伸びることでの燃費の向上も期待できす。

これは、通常のガソリン車でもハイブリッドカーにもバネ下重量を軽くすることで惰性距離を延ばすことができます。

鍛造ホイールのように軽量なホイールは、装着することでバネ重量を軽くでき、結果、惰性距離を延ばすことに大きく貢献するのです。

 

スカイライン GT-R(BNR34)に鍛造ホイールを履かせる際の注意点

ライター

スカイライン GT-R(BNR34)に履かせたい社外品の鍛造ホイールが決まったら、早速注文~交換へと行きたいところですが、交換する際に理解しておいて戴きたいことがあります。

この項目では、社外品の鍛造ホイールに交換する際の注意点についてお話しました。

 

純正ホイールのサイズを把握しておくこと!

鍛造ホイールに交換する際には、必ず純正のホイールサイズを把握しておいて下さい。

純正ホイールのサイズを自分で理解していると、そのままのサイズでもインチアップするにしても、必ず役に立つはずです。特にホイールのサイズは同じ18インチであっても、他のサイズが車ごとに違ってくるのです。

NISSAN スカイライン GT-R(BNR34)の純正ホイールのサイズと詳細は以下の通りです。

スカイライン GT-R(BNR34)のホイール&タイヤサイズ

リム径 リム幅 インセット(オフセット) タイヤサイズ
フロント 18インチ 9.0J +30㎜ 245/40R18
リヤ 18インチ 9.0J +30㎜ 245/40R18

 

P.C.D ボルト穴数 ハブ径
114.3㎜ 5穴 調査中
リム径 ホイールの直径をインチサイズで表しています
リム幅 ホイールの幅、タイヤが装着される幅をインチサイズで表しています。
ボルト穴数 ホイールを取り付けるボルトの穴数です。普通車は4穴か5穴がほとんどで、一部6穴のものもあります。
P.C.D Pitch Circle Diameterの略号で、ボルト穴ピッチ円直径のことです。車種によってさまざまです。
インセット(オフセット) ホイールの中心部とディスク内面の距離のことです。

 

今まで、自分の愛車のカスタムやチューニングを繰り返し行っていて、カスタムに慣れている方であれば、自分の愛車のホイールサイズやタイヤサイズなどは十分把握されているかと思います。

しかし、初めてタイヤ&ホイールを交換しようと検討中の方が陥ってしまいがちなことが、「サイズ間違いによるトラブル」なのです。

せっかく買っても自分の愛車とサイズが合わなかったり、リム径は合っていてもリム幅が違っていて、今付けているタイヤが付けれなかったり、P.C.Dが違っていたりして、販売店とトラブルになってしまう恐れがあるのです。

上記のサイズ表をメモして、注文する際に間違わないように心掛けてホイールの注文や取り付けの予約を行うようにしましょう。

ただ、タイヤ&ホイール専門店で買う場合は、そのようなミスは防げるかと思います。理由は、タイヤ&ホイール専門店のスタッフは、あらゆる車のタイヤ&ホイールを交換していますし、サイズを間違うリスクは極めて少ないでしょう。

注意しないといけないのは、ネットで買って自分で取り付ける場合です。楽天やAmazonで買うと安く買えることもありますが、高価な鍛造ホイールの交換は、タイヤ&ホイール専門店でのネットショップにしておきましょう。

 

通販でのホイールの買い方や、取り付け予約のやり方

手順1:インターネットのサイトで愛車とホイールのマッチング&購入&取り付け予約

インターネットのサイトで、愛車とホイールのマッチングができます。愛車に気になるホイールを画像によって履かせてみる「フィッティングルーム」というのがあり、気になるホイールを履かせた愛車の画像を見て確認することができます。

気に入ったホイールがあれば、注文と取り付け予約をしましょう。

前述しましたが、サイズを間違えないよう注意して下さい。自分の任意のサイズをメモに残しておいても良いですね。また、ホイールやタイヤ以外にも作業工賃などの費用がかかります。クレジットカード決済の場合は、費用を確認できますが、それ以外の場合もいくら金額がかかるのかは把握しておきましょう。

インターネットでホイールが買えるタイヤ&ホイール専門店は、フジ・コーポレーションやカーポートマルゼンとかがありますが、当サイトでご紹介できるタイヤ&ホイール専門店はフジ・コーポレーションになります。

手順2:予約日、予約時間に店舗に愛車を入庫する

取付の予約日、予約時間に愛車を取り付け店舗に入庫しましょう。

手順3:鍛造ホイールに交換作業

取付の作業時間は、車種や取り付け内容(タイヤとセットで購入か、もしくは今現在付けているタイヤを流用するか)によって変わってきます。オプションで四輪ホイールアライメントを行う場合は、時間が倍ほどかかることがあります。

 

タイヤ&ホイール代金以外に必要な料金

作業内容 工賃
タイヤ廃棄代 1本:300~500円前後
ホイールバランス調整 1本:1,000円前後
エアバルブ交換 1本:1,500円前後

上記の料金以外にも、ロックナットを取り付ける場合や、センターキャップがオプションによって別売になっている場合もありますので、いくらかかるのか把握しておきましょう。

 

フジ・コーポ―レーションなら、ネットで注文~店舗で交換まで、ワンストップで対応可能!

「インターネットでホイールが買えるのはいいけど、交換はどうするの?」「自分で取り付けるなんて無理だよ!」と心配になるものです。

でも、フジ・コーポレーションなら大丈夫です!日本全国に47店舗ありますので、ネットで注文して最寄りの店舗で交換が可能なのです。

また、サイトで自分の愛車とお目当てのホイールの取り付けた画像が見れる「マッチング」機能があるから面白いですね!車好きには楽しくて便利な機能なのです。

 

ライター

実は、日本に存在する鍛造ホイールメーカーは、厳密にはBBS JAPAN、RAYS(レイズ)、TWSの3社しかありません。以外かもしれませんが、他のメーカーでも鍛造ホイールを販売はしていますが、上記の3社のいずれかからのOEM生産だったりするのが現状です。

今回は、BBS JAPANとRAYS(レイズ)の2社の19インチの鍛造ホイールをご紹介しました。TWSは19インチには該当のホイールが無い(18インチなら有り)ので、もし18インチをご希望であれば、サイト内で検索してみて下さい。

RAYS(レイズ)の鍛造ホイール

 

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RAYSは、大阪府東大阪市に本社を置く、自動車用アルミホイールの販売会社です。その中のグループ企業である「株式会社レイズエンジニアリング」は、鍛造ホイールの製造を行っています。

RAYSが取り扱うブランドは以下の通りです。

RAYSの主なブランド
VOLKRACING(ボルクレーシング):レーシング直系の技術を注いだ鍛造スポーツホイールの最高峰ブランド。

gramRIGHTS(グラムライツ):鋳造スポーツホイールブランド。

VERSUS(ヴェルサス):欧州テイストを込めた、最新のデザインを投入したブランド。

VMF(ヴェルサス・モード・フォージド):鍛造ホイールの新しいデザインを提案。リム幅の細い一部の車種にも対応している。

RAYSは、各自動車メーカーの純正オプション品や、NISMOや無限、TRDなど、各自動車メーカー系チューナーのホイールをOEM生産している実績もあり、各種モータースポーツにも製品を供給しています。

ぜひ、RAYSの鍛造ホイールのお気に入りを見つけて、あなただけのBNR34を作り上げて下さい。

それでは、どうぞ!

 

VOLKRACING G025 SZ EDITION

メーカー RAYS
ブランド VOLKRACING
商品名 G025 SZ EDITIOn
工法 鍛造1ピース
カラー シャイニングブロンズメタル
メーカー公式サイト RAYS VOLKRACING G025 SZ EDITION

 

VOLKRACING TE37 SAGA S-Plus

メーカー RAYS
ブランド VOLKRACING
商品名 TE37 SAGA S-Plus
工法 鍛造1ピース
カラー ダイヤモンドダークガンメタ、ブロンズアルマイト、他オプションカラー
メーカー公式サイト RAYS VOLKRACING TE37 SAGA S-Plus

 

VOLKRACING TE37 SAGA S-Plus Black Shadow LTD

メーカー RAYS
ブランド VOLKRACING
商品名 TE37 SAGA S-Plus Black Shadow LTD
工法 鍛造1ピース
カラー マットトランスルーセントブラック
メーカー公式サイト RAYS VOLKRACING TE37 SAGA S-Plus Black Shadow LTD

 

BBS JAPANの鍛造ホイール

 

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BBS JAPAN(ビービーエスジャパン)株式会社は、車両用軽合金ホイールの輸出および国内で製造・販売する自動車部品製造メーカーです。

僕が若い頃のひと昔前は、小野ホールディングスの子会社であったワシマイヤー株式会社で鍛造ホイールの製造を行ってきましたが、小野グループの経営破綻により、前田工繊の子会社となりました。

数々のモータースポーツシーンで、BBSのホイールは引っ張りだこであり、自動車レースのフォーミュラー1(F1)と、NASCARは、2022年シーズンよりBBSホイールを独占的に使用することとなっています。

鍛造ホイールとなる素材には、アルミ以外にマグネシウム、最近ではジュラルミンも素材として使用されています。

R31スカイラインGTS-RとR32、R33、R34のGT-Rや、第二世代の日産R35RT-Rの純正ホイールにも、BBSの鍛造ホイールが採用された話は、あまりにも有名ですね。

もともと、純正で鍛造ホイールが装着されたBNR34ではありますが、19インチへとインチアップされる方も、純正と同じサイズの社外品の鍛造ホイールに履き替えられる方も、お気に入りのBBS JAPAN製鍛造ホイールを見つけて戴いて、自分だけのBNR34を作り上げて下さい。

それでは、どうぞ!

 

BBS LM-R

メーカー BBS JAPAN
ブランド BBS
商品名 LM-R
工法 鍛造2ピース
カラー ダイヤモンドシルバー/シルバーダイヤカットリム、ダイヤモンドブラック/シルバーダイヤカットリム、ダイヤモンドシルバー/ブラックブライトダイヤカットリム
メーカー公式サイト BBS JAPAN BBS LM-R

 

BBS RE-V7

メーカー BBS JAPAN
ブランド BBS
商品名 RE-V7
工法 鍛造1ピース
カラー ブラック、ダイヤモンドブラック、ダイヤモンドシルバー
メーカー公式サイト BBS JAPAN BBS RE-V7

 

BBS RG-R

メーカー BBS JAPAN
ブランド BBS
商品名 RG-R
工法 鍛造1ピース
カラー ゴールドダイヤカット、ブラックダイヤカット、ダイヤモンドブラック
メーカー公式サイト BBS JAPAN BBS RG-R

 

BBS RI-D

メーカー BBS JAPAN
ブランド BBS
商品名 RI-D
工法 超超ジュラルミン鍛造1ピース
カラー ダイヤモンドブラック、ダイヤモンドシルバー、マットブラック
メーカー公式サイト BBS JAPAN BBS RI-D

 

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか?

今回のお話は、大まかに言って、

スカイライン GT-R(BNR34)に、鍛造ホイールを履かせたい理由とメリット
スカイライン GT-R(BNR34)に鍛造ホイールを履かせる際の注意点
スカイライン GT-R(BNR34)に、おすすめの鍛造ホイールのご紹介

でしたね。

車が古くなり、良い状態を維持するのが大変な車ではありますが、社外品のお気に入りの鍛造ホイールを履かせることで、一層愛着が湧くのではないでしょうか?

ぜひ、お気に入りの鍛造ホイールを見つけて戴いて、あなただけのオリジナルのBNR34を作り上げて下さい。

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