ABARTH(アバルト)F595に鍛造ホイールを履かせるメリットとフィットする鍛造ホイールをご紹介! 

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イタリア生まれの小さなかわいい暴れん坊は、とてもすばしっこくてやんちゃな車である。

そんなABARTH(アバルト)F595には、ぜひ鍛造ホイールを履かせてみたいもの。

ライター

鍛造ホイールを履かせると、見た目だけでなく走りが飛躍的に良くなります。鍛造ホイールのメリットや、ABARTH(アバルト)によく似合う鍛造ホイールをご紹介しました。

ABARTH(アバルト)F595に鍛造ホイールを履かせるメリット

ライター

ABARTH(アバルト)F595に鍛造ホイールを履かせるメリットはたくさんあります。鍛造ホイールを履かせることで、得られる変化をかいつまんで簡単に話してみました。

バネ下重量が軽くなる!

ホイールを鋳造ホイールから鍛造ホイールに交換することの一番のメリットと言えるのは、「バネ下重量」が軽くなることです。

バネ下重量とは、下記の図を参考にして戴ければご理解戴けると思います。

車の構造上、バネ下とバネ上の境目は、サスペンションの上部の付け根の部分である「アッパーマウント」と呼ばれるお皿のような形状をした板のことを言います。

厳密に言えば上か下かで言えば、ボンネット内に収まっているエンジンなどの部品も、このアッパーマウントよりも位置は下になりますが、エンジンなどの部品はバネ下とは呼ばず、アッパーマウントから垂れ下がっていて、つながっているタイヤ・ホイール、サスペンションなどの部品のことを指してバネ下と呼びます。

バネ上の部分がドッシリとして重くても、バネ下の重さが軽ければ、路面の凹凸に合わせてサスペンションがレスポンスよく動いてくれれば、ハンドリングや乗り心地は向上します。

バネ下重量が軽くなる理由は、鍛造ホイールは鋳造ホイールに比べて、ホイールの製造の工程上、同じかそれよりも軽い重量で、同等以上の強度のホイールを造ることができるからなのです。

同じ強度 鍛造ホイールの方が重量が軽い
同じ重量 鍛造ホイールの方が強度が強い

実は、2022年からF1のレギュレーションが変更され、タイヤとホイールが従来の13インチから18インチにサイズアップしています。そのことによって、バネ下重量が重くなることがレギュレーションの変更以前から懸念されていました。

でも、実際にF1に採用されるホイールは、あのBBSのワンメイクとなっており、全てのF1マシンまBBSのマグネシウム鍛造ホイールを履いて参戦しています。

鍛造ホイールへの交換は、特にタイヤ&ホイールのサイズを大きくする「インチアップ」する際に、とても有効だとされています。だからF1も、世界的にも鍛造ホイールでメジャーとなっているBBSに白羽の矢が立ったのでしょう。

 

足元が引き締まって見た目が良くなる!

鍛造ホイールに交換することのメリットは、足元が引き締まって見た目が良くなります。

鍛造ホイールの構造上、より軽く、より高剛性にという命題の元、日本の各鍛造ホイールメーカーは、しのぎを削ってきました。その結果、シェイプアップされた、より細いスポークで従来の同等以上の強度を持つことに成功しています。

また、以前はデザイン性で鍛造ホイールは鋳造ホイールにどうしても劣るというデメリットもありました。でも、近年の切削技術の向上により、鋳造ホイールに負けないデザイン性の高い鍛造ホイールを造れるようになっています。

 

ABARTH(アバルト)F595が履ける鍛造ホイールのご紹介

 

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ライター

ABARTH(アバルト)F595の純正ホイールは、鋳造ホイールです。これを鍛造ホイールに換えるだけで、走りがもっと良くなることが期待できるでしょう。

鍛造ホイールに換える際は、純正ホイールのサイズを理解した上で、ネット通販での鍛造ホイールの買い方や交換の仕方にをしっておいて下さい。

ホイールのサイズの見方とABARTH(アバルト)F595の純正ホイールサイズ

鍛造ホイールに交換する際に、必ず知っておきたいのは、ABARTH(アバルト)F5953の純正ホイールサイズです。これを知らずにいると、間違いに気づかずに注文してしまい、後々面倒なことになりかねません。

各サイズの意味もお話しますので、この機会に覚えておくと良いでしょう。

ホイールのサイズの見方

ホイール各部の名称 意味
リム径 タイヤを外したホイール単体の直径(外縁部分から外縁部分)のことを言います。インチ単位で表記され、1インチ=25.4㎜ですので、インチ数に25.4㎜をかけた数字になります。
リム幅 タイヤをはめる部分のホイールの幅のことを言います。ホイールに記載されているリム幅の表記は0.5インチ単位の設定になっています。装着できるタイヤの幅には許容適合表の設定があります。
フランジ部 ホイールとタイヤが接合する部分のことを言います。ホイールのリムのフランジ部の形状には種類があります。販売されているホイールのフランジ形状は、JまたはJJが一般的です。
J規格:フランジ部分の高さが17.5㎜
JJ規格:フランジ部分の高さが18.0㎜
ボルト穴数 ホイールを取り付けているハブボルトが入る穴の数です。軽自動車や普通自動車の場合は、4穴、5穴が一般的で、SUVの場合は6穴のものもあります。バスやトラックのような大型車は、8穴、10穴になります。
P.C.D Pitch Circle Diameterの略語で、ボルト穴の中心点を結んで描かれる円の直径を表しています。単位は㎜で表記されます。
インセット、ゼロセット、アウトセット ホイールのリム幅の中心線から取付面までの距離をミリ単位で表した数値のことを言います。
インセット:取付面がリム幅の中心線より外側
ゼロセット:取付面がリム幅の中心線と同じ
アウトセット:取付面がリム幅の中心戦より内側

 

ABARTH(アバルト)F595のホイールサイズ

ABARTH(アバルト)F595の純正ホイールサイズは、以下の通り。

ちなみに、タイヤサイズは以下の通りです。

河村ゆか

しっかり覚えておいてね。

 

ネット通販でのホイールの買い方、取付け方

 

手順1:インターネットのサイトで愛車とホイールのマッチング&購入&取り付け予約

インターネットのサイトで、愛車とホイールのマッチングができます。愛車に気になるホイールを画像によって履かせてみる「フィッティングルーム」というのがあり、気になるホイールを履かせた愛車の画像を見て確認することができます。

気に入ったホイールがあれば、注文と取り付け予約をしましょう。

前述しましたが、サイズを間違えないよう注意して下さい。自分の任意のサイズをメモに残しておいても良いですね。また、ホイールやタイヤ以外にも作業工賃などの費用がかかります。クレジットカード決済の場合は、費用を確認できますが、それ以外の場合もいくら金額がかかるのかは把握しておきましょう。

インターネットでホイールが買えるショップは、フジ・コーポレーションやカーポートマルゼンとかがありますが、当サイトでご紹介できるショップはフジ・コーポレーションになります。

手順2:予約日、予約時間に店舗に愛車を入庫する

取付の予約日、予約時間に愛車を取り付け店舗に入庫しましょう。

手順3:鍛造ホイールに交換作業

取付の作業時間は、車種や取り付け内容(タイヤとセットで購入か、もしくは今現在付けているタイヤを流用するか)によって変わってきます。オプションで四輪ホイールアライメントを行う場合は、時間が倍ほどかかることがあります。

 

ABARTH(アバルト)F595にマッチする鍛造ホイール(RAYS、TWS)

日本の純然たる鍛造ホイールメーカーは、BBS JAPAN、RAYS、TWSの3社だけです。

ただ、残念ながら、BBS JAPANはABARTH(アバルト)向けのホイールは現在では販売されていません。RAYSとTWSの鍛造ホイールのご紹介になります。ご了承下さい。

 

RAYS/VOLKRACING CE28N-Plus

 

メーカー RAYS
ブランド VOLKRACING
商品名 CE28N-Plus
工法 鍛造1ピース
カラー ダイヤモンドダークガンメタ、ブロンズアルマイト、シャイニングブロンズメタル
メーカー公式サイト VOLKRACING CE28N-Plus

 

RAYS/VOLKRACING TE37 SAGA SL

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メーカー RAYS
ブランド VOLKRACING
商品名 TE37 SAGA SL
工法 鍛造1ピース
カラー プレストグラファイト
メーカー公式サイト VOLKRACING TE37 SAGA SL

 

RAYS/VOLKRACING ZE40

メーカー RAYS
ブランド VOLKRACING
商品名 ZE40
工法 鍛造1ピース
カラー シャイニングブロンズメタル
メーカー公式サイト VOLKRACING ZE40

 

TWS EXLETE 107M MONOBLOCK

メーカー TWS
ブランド EXLETE
商品名 107M MONOBLOCK
工法 鍛造1ピース
カラー フラットハイパーガンメタ、フラットブラック、グロスブラック
メーカー公式サイト EXLETE 107M MONOBLOCK

 

TWS/MOTORSPORT RS317

メーカー TWS
ブランド MOTORSPORT
商品名 RS317
工法 鍛造1ピース
カラー グラファイトブラック、レーシングガンメタ、フラットレーシングガンメタ、フラットグラファイトブラック
メーカー公式サイト MOTORSPORT RS317

 

まとめ

ライター

いかがでしたでしょうか?

今回のお話は、大まかに言って、

ABARTH(アバルト)F595に鍛造ホイールを履かせるメリット
ABARTH(アバルト)F595が履ける鍛造ホイールのご紹介

でしたね。

イタリア生まれの小さくてかわいい暴れん坊には、鍛造ホイールがよく似合いますね。是非、ABARTH(アバルト)F595オーナーの方は、鍛造ホイールで大きく向上した走りを堪能してみて下さい。

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